<編集履歴> 21Dec.2023公開、22Dec.2023見直し更新（第1回目、メロドン、人気投票で第一位獲得）
<場所 Place> 〒437-1621 静岡県御前崎市御前崎2825-1 航空自衛隊御前崎分屯基地
<座標 Location> 34.6015N / 138.2185E
<訪問日Visit> 20Dec.2023
<行き方 Access>
(2) 御前崎市自主運行バスが近くを通過するが、近隣のJR駅からストレートに連絡はしておらず、「タクシー以外の公共交通のみ」で訪問／撮影することは不可能に近い。基本は車で訪問するところだ。なお、分屯基地正門側を走る道路脇は駐車困難であることから「撮影はお控えください」との張り紙が機体脇の金網に張られている。
<解説General>
(1) 静岡県御前崎にあるレーダーサイト（第22警戒隊）だ。分屯基地の東端の一角にT-3が機首を西に向けて置かれている。基地公開イベントはコロナ前も含めて、あまり行われていないが、その代わりに近隣のイベントにて車両等を出張展示している。基地見学を受け付けているが、申請までしてしてT-3の撮影をするかなぁ？という位置に機体がある（ホントに基地の端にあり、両脇を道路が走っている）。
(2) 2023年春に発表した御前崎分屯基地公式キャラクター14体の一つ、「おまねこ（※）」が大ヒット。このため「聖地巡礼」をする人が増えているのではないかと思う。「おまねこ」は二次元モデルを含めて、分屯基地外周から見えるところには「いない」。実物のある「無敵警戒 オブンキオーZ」の合体前の姿を見に来る人は、恐らくはごく少数だと思う。アクセスの項に記載したが、分屯基地正門側を走る道路脇は駐車困難なため、「”近所迷惑になるので（意訳）”撮影はお控えください」との張り紙が機体脇の金網に張られている。なおこの張り紙は、訪問時には基地南側（機体を順光で撮影可能な側）では確認できなかった。
・参考／御前崎駐屯地公式キャラクター（私の推しはメロドンです♪ブクツギキュ（手塚治虫）の変種のような気がしてならないw）：
※おまねこ：第22警戒隊が2023年3月23日付公式Xで公式キャラクターを選定中である旨を発信した際にはメロドンのインパクトが強いためかコメント数はおまねこよりも多かったように思う。その後、「おまねこ」の人気が高まり、2023年10月末発売のMAMOR(12月号）の表紙を飾るまでになってしまった。なお、「おまねこ」はオスである。要注意！
後日談：上記MAMOR12月号の全国基地キャラ人気投票の結果（2024年2月号、2023年12月末発売号）、なんとメロドンがTopとなってしまった！きっと、みんなが「こいつは絶対に枠外になるだろう」と考えて、”遊びで”投票したに違いないと強く思っている。
【展示機 Displayed Aircraft】
(1) T-3 (11-5539) 静浜基地第11教育教育団所属機であったが、訪問時にはノーマークとなっていた。機体左側は終日順光だが、太陽高度の低い冬季の日中には電信柱の影が機体にかかる。ごく早朝か、太陽高度が高くなる夏場か、日没近くに訪問するベターだろう。「撮影はお控えください」との張り紙があるのに撮影するのはどうなのよ？という件については「張り紙があるのは機体右側道路脇のみで、こちら側には無かった」という屁理屈をつけておく（後述する余談を参照。よって機体右側ショットは掲載しない）。
・参考／再塗装の様子：
写真1 太陽高度の低い冬季のお昼ごろには、順光となる機体左側に電柱の影がかかる。（2023年12月21日12時ごろ撮影）
【余談】
分屯基地の南側から機体を見ると、特に撮影禁止等の張り紙も無い。そこで南側から撮影しつつ北側に回り、（逆光だが）機体の後部から撮影していくと、最後に機首部に辿り着いたところまできて、はじめて「近隣の方のご迷惑になりますので、撮影はお控えください」という張り紙に出くわすことになる。防秘だからではなく、「おまねこ」ブームとなって訪問者が増えたための処置だろう。「撮影ご遠慮」の張り紙は、もう少し枚数を増やして、機体周囲（機体の見える位置）に張った方が良いと思う。また公式Xなどで「駐車／撮影ご遠慮」という話を発信しておくと良いと思う。
恐らく元旦の初日の出を御前崎灯台周辺で見る方の中には「ついでに聖地巡礼」する方もあり、そこそこ周辺に迷惑をかける事態が生ずるものと予想する。
なお公共交通手段が無い場所であることから分かるように、通常の平日にはほとんど車の走っていない場所だ。いろいろな意味で、勤務されている隊員の皆様は大変だろうと思う。
以上
