用廃機ハンターが行く!

アジア各地に転がる用廃機を見に行くためのガイド(?)

【宮城県】仙台空港の展示機

<編集履歴> 24Apr.2024公開

 

<場所 Place> 〒989-2401 宮城県名取市下増田字南原無番地 仙台空港

仙台空港

<座標 Location> 38.1380N/140.9294E

<訪問日Visit> 04Apr.2024

<行き方 Access> 

(1) JR東北本線「仙台」駅より、仙台空港アクセス線を利用して「仙台空港」駅まで快速17分、普通で25分。下車後、展示機のある場所まで徒歩約5分程度。

(2) 全国各地から航空便にて。

<解説General>

(1) 仙台空港ターミナルビル3階、エスカレーター脇にFA-200が置かれており、空港が開いている時間帯(0610-2200)なら、いつでも見学できる。仙台駅からは1時間半あれば、なんとか撮影して戻ってくることができるので、松島基地祭や仙台近郊の陸自駐屯地祭のついでに立ち寄ると良いだろう。

(2) 仙台駅から空港行の列車一本(通し切符一枚、あるいは交通ICカードのタッチのみ)で空港に行くことができるが、仙台-名取駅間はJR、名取-仙台空港駅間は仙台空港アクセス線という別な運営団体の路線だ。青春18きっぷなど「JRの企画券」を利用している場合には名取ー仙台空港間の料金は別途支払うことになる(改札口で清算)。

【展示機】

(1) 富士FA-200-160 (JA3548, cn. FA-200-76) 1989年6月21日付で登録抹消。東日本航空専門学校にて教材機となっていたが、2010年12月には仙台空港に展示されていた。機体説明板には「寄贈」とも「貸与」とも書かれていないが、今さら東日本航空専門学校に「返却」することもないと考えるので「寄贈(所有権は空港管理会社)」だろう(ホントのトコロは知らないヨ)。フルサイズ24mm程度のレンズがあれば、そこそこ納得できる絵が撮れるが、機体左側撮影時には、もう少し短めのレンズがあると良い。外部からの光が当たる場所なので、快晴時だと変な影が機体にかかることがある。

日没後は照明下での撮影となる。下手に外光に照らされるより、落ち着いた雰囲気の絵が撮れるかもしれない。

写真1-1, 1-2 上は24mm程度、下は16mm程度で撮影。(2024年4月4日撮影) 

 

【空港見学デッキ】

 見学デッキはから駐機場の仕切りは横張ワイヤー線(間隔10cm程度)なので、比較的撮影しやすい。目の前の駐機場や滑走路09-27を利用する機体は(機体の大きさにもよるが)フルサイズ70-200mm程度でそこそこ撮影できる。滑走路12-30を利用する小型機はビルの裏手になるため、あまり見えないうえ、逆光かつ機体が小さいので超望遠レンズが必要だ。

写真2 見学デッキから200mm程度でR/W27に入る機体を撮影した例。(2024年4月4日)

 

【その他】

 空港南側エリアには海上保安庁や防災ヘリ拠点、事業航空会社、東日本航空専門学校などがある。しかし、屋外に機体が常時置かれていて、外周から覗き見ることができるものは東日本航空専門学校のビーチ機しかない。南側エリアは仙台空港駅から道なりに約1.5~3km程度は離れているうえ、フラリと訪れて見ることのできる機体は少ないので、徒歩での訪問はお薦めしない。離着陸する機体の撮影は空港周辺各所から、そこそこに撮れる。

以上