用廃機ハンターが行く!

アジア各地に転がる用廃機を見に行くためのガイド(?)

このBlogについて

【このBlogについて】

 このBlogは主として東南アジアから極東の各国に展示されたり放置されている「飛べないヒコーキ」を訪ねる際のヒントを提供する場所として作成しました。

 また一部の国・地域では航空ショーの様子やスポッティングガイドも記載し、皆様が現地を訪問される際の一助となるようにしています。

紹介するのは「私自身が行ったコトのある場所」と「私自身が行って見たいと思う場所」です。ただし欧米の航空先進国のように整備され、ネット上に正規のHPを有するような博物館は「行くことができて当然」なので、あまり触れません。現地の人しか知らないような公園や店先など「おや、こんなトコロにも機体があった!」という場所の紹介が多いのは「ワタシの好み」ですね。

 自分自身や読者の皆様が現地に辿り着くための情報(あくまでヒント)を提供することに主眼を置いていますので、展示されている機体の由来や背景、機種解説や当該国での運用実績・エピソードなどは基本的には記載していません。これらの事項について、もっと詳しく知りたい方・訪問してからウンチクを語りたい方は別途ネットで検索を行って、そのスジのリサーチャーのHPなどを参照してください。 

 本Blogを読んだ皆様が「旅の途中でチョイと寄り道して見てみようか」という気が起きたら大成功だと思っています。 

  以上

<編集履歴>

30Jan.2019 公開

18Mar.2020 見直し更新(第5回目、字句修正・表現変更)

 

【千葉県】海自 下総航空基地

<場所 Place> 〒277-0931 千葉県柏市藤ケ谷1641

下総航空基地

<訪問日Visit> 26sep.2015ほか

<行き方 Access> 

(1) 東武鉄道野田線「高柳」駅より正門まで約3km、徒歩約40分。

航空祭時には新鎌ヶ谷駅脇(イオン前のロータリ)よりシャトルバスが運行される。 

<解説General>

(1) 海上自衛隊P-3Cの訓練基地。2023年度ごろにはP-1も配備される予定。例年9~10月頃に開庁記念が行われている。7~8月にサマーフェスタなどの名称で小規模の開放行事を行うこともある。(ただしいずれも2020年はに新型コロナウイルス感染防止のために中止、2021年の開催は未定)

(2) 基地正門から約250m入ったところに4機の展示機がある。

(3) 基地北部にスクラップヤードがあり、基地公開時に用廃機が見られる時がある。

(4) タキシーウエィ北東部のP-3C定置場に用廃となったP-3Cが 置かれている時がある。

(5) 航空機関係の機体や機器の教育を行う第3術科学校があるため、用廃機を教材として保有している。これらは夏の小規模公開の際に展示されることがある。(秋の開庁記念行事の際に展示されたことは恐らくない。)

【展示機】

(1) KV-107IIA-3 (8607) 陸海空三自衛隊で使われたV-107だが、海上自衛隊では第111航空隊(当時は下総基地)で掃海任務に使用された。国内に残るのは本機と鹿屋航空基地史料館の2機のみ。

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写真1 再塗装された後のKV-107IIA-3。(2009年10月11日撮影)

 

(2) B-65 (6718) 徳島航空基地で操縦訓練に使われていた。

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写真2 B-65。(2008年7月19日撮影)

 

(3) SNJ-5 (6175) 自衛隊発足時に米軍から供与され、操縦訓練に使われていた。

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写真3 SNJ-5。(2013年7月20日撮影)

 

(4) JRB-4 (6428) 米軍から35機(注:一部タイプが異なる)が供与され操縦訓練に使われていた機体。国内には本機を含めて3機が残る。

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写真4 JRB-4。(2009年10月11日撮影)

 

【第三術科学校教材機】

(1) P-3C (5020) 2013年ごろに用廃となり、3術科校(3MSS)のマークを付けて基地北部に置かれていたが、一般に公開されたのは恐らく2015年9月26日が初めてだ。ラダーは外されている。

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写真5 3MSSのP-3C。(2015年9月26日撮影)

 

(2) SH-60J (8205) 2機保有するSH-60J教材機のうちの1機。これまでの公開ではロータを付けたままで展示されていた。

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写真6 SH-60J (8205)はローター付きで使用。(2012年7月21日撮影)

 

(3) SH-60J (8206) 2機保有するSH-60J教材機のうちの1機。これまでの公開ではロータを外したままで展示されていた。

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写真7 SH-60J (8206)はローターを外して使用されていた。(2013年7月20日撮影)

 

【展示後撤去・教材使用廃棄ほか】

 用廃となった機体や周辺各地に展示されていた機体が搬送され、ここでスクラップとされることが多い。ここでは下総基地内で展示機や教材として使用されたのちに廃棄された機体のみを紹介する。(スクラップ化のために一時的に搬入された機体は含まない) 

(1) P-2J (4774) 格納庫の高さ制限のためか垂直尾翼先端をカットし、また翼端タンクは外して使用していた。用廃P-3C (5020)の教材機導入と入替えで廃棄されたものものと考えている。

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写真8 本機は垂直尾翼先端をカットされていたが、作例ではそれをあえて隠したショットを選んでみた。(2008年7月19日撮影)

 

以上

編集履歴

17May.2021 公開