用廃機ハンターが行く!

アジア各地に転がる用廃機を見に行くためのガイド(?)

このBlogの使い方 (How to use)

【目的】

 このBlogは主に東南アジアから極東の各国に展示されたり放置されている「飛べないヒコーキ」を訪ねる際のヒントを提供する場所として作成しました。なお一部の国・地域では航空ショーの様子やスポッティングガイドも記載し、皆様のご訪問時の一助となるようにしました。

 読者の皆様が現地に辿り着くための情報を提供することに主眼を置いていますので、展示機の由来や背景、機種解説や当該国での運用実績・エピソードなどは基本的には記載していません。これらの詳細は別途ネット検索を行って、そのスジのリサーチャーのHPなどを参照してください。

 

【ご紹介する範囲】

 ご紹介できる展示場所は10数か国・地域、200ヶ所程度ありますが、なかなか書く方が追い付きません(汗)。

<私自身が訪問した場所の紹介はひとまず終了し、今後は記載情報の見直し更新と、次

 に私自身が訪問したい場所を紹介する予定の国>

Abu Dhabi、Australia、Cambodia、India(デリーのみ)、Indonesia、Laos、Phillipines、

Malaysia、Singapore、香港、Vietnam

<訪問済でネタがあり、今後気合いを入れてコンテンツを増やそうとしている国>

中国、台湾、韓国、Thailand

<番外編として東南アジア・極東以外で訪問した場所の紹介>

ヨーロッパ各地、アメリカ2~3ヶ所、ロシアのモニノ博物館など

 

【本Blog作成の予定】

1.当初2019年6月末頃までに東南アジアの既訪問場所をサラリと紹介することを目標と

 していましたが、韓国・台湾の展示機についてはほとんど紹介できていません。

 また中国・タイについては訪問した場所のうちの半数程度しか紹介していないように

 思えます。そこで2019年末までにこれらの情報を掲載することを目標とします。  

2. 一通りの紹介を終えるまでは、多少の誤記や誤認識は気にせず、とにかく書き進めま

 す。間違った情報を提供することになるかもしれませんので、記事を見て「行ってみ

 よう!」と考えた方は、地名や位置座標を元によ~く現地状況を確認してください

 ね。 

3.その後は記事を増やしながら、アクセス情報や展示機情報(機体番号など)を主体

 に見直しを行い、またエピソードを紹介するなどして内容を充実させていこうと考え

 ています。

 

【使い方 How to use】

1.訪ねてみたい国をカテゴリーで選択してください。

       Select  country from the "Cateory"

2.まずは国別の「概要(Summary)」の記事を一読ください。

 国ごとの状況を簡潔にまとめたつもりです。

       Read "Summary" at first.

3.各展示場所の情報をご確認ください。

  各記事に記載した緯度、経度情報からGoogle Map/Earthで最新の様子を確認してく

  ださい。なお緯度経度情報は小数点以下第四位までとしています。

  (誤差はせいぜい機体の大きさ程度のため)

  機体が屋内や樹木の下などにあって衛星写真で確認できない場合には、その旨を記

  事中に記載してある・・・ハズです。それにも関わらず、なお機体が確認できない場

  合には、すでに撤去されたか移転された可能性があります。

      Check the location.

 

【注意事項】

1.アクセス方法は原則として私が訪問した時の情報を元に記載しています。

 私は現地での触れ合いの旅を基本としているため、移動手段は「徒歩、バイクタ

 クシー、トゥクトゥクなどの三輪車、バス、ソンテウなどの乗合車やピックアップト

 ラック」レベルを中心に記載しています。

  しかし、これらの移動手段を用いた場合にはスリ・置引きなどに遭う確率も高くな

 ります。けっしてベストな方法ではありませんので、お急ぎの方、荷物の多い方、安

 全性を高めたい方は、どうぞレンタカーやタクシーをご利用ください。 

 

2.本Blogに記載している以下の情報は、現地の状況によって頻繁に変わるものだと考

 えて読んでください。

 これらは適宜見直して記載情報を更新をするつもりでおりますが、それでも皆さんが

 訪問される際には、ご自身で最新情報を確認してくださいね。

 <交通に関する可変情報>

  駅・港・バスターミナルやバス停の位置や名称、運行経路や路線番号、運賃や料

  金、チケットの予約・発券システム、発着時間や発着頻度、所用時間、運行会社や

  その名称、使用される車両の大きさや数、座席の優劣など。

<展示に関する可変情報>

  展示場所の名称、開館時間、閉館時間、閉館日、入場料金、展示位置、展示方法、

  機体に描かれた番号やマーキング、展示機そのものや展示機数、周辺にある展示物

  など

 

3. 本Blogが全ての情報を網羅しているワケではありません。

 いきなり”逃げ”の発言となりますが、実際に目的地のすぐ近くや通過地点にも展示機

 があったにも関わらず、調査漏れのためにコレに気づかず通り過ぎてしまい、帰国後

 に知って地団太を踏んだことは何度もあります。

  本Blog以外の情報も貪欲に収集して現地を訪問してください。

 

 4.ネットで十分に最新情報を調べたつもりで訪問しても、実際には次のような事例に

 遭遇しています。

   1) 直前にバスターミナルが移転しており、現地は空のビルになっていた。

   2) 従来のバス路線の変更や廃止により、事前調査した交通手段では目的地に行

     けなくなっていた。(原因:道路工事や新たな道路の開通など)

   3) 現地の展示機は既に解体・撤去されて無くなっていた。

     もしくは展示場所が閉館されていた。

   4) 機体は存在するも工事やイベント開催等による「一時的な理由」により見る

    ことが出来なかった。

   5) 途中の交通事情(工事渋滞、通勤渋滞、増水による道路水没、大雪による航

    空便の欠航など)により、現地に辿りつけなかった。

 

 まぁ、これらも旅の楽しみと現実を受け入れ、機転を利かせて対応してください。

 そういうことで本Blogの情報を元に現地を訪問し、そこで生じたいかなる損害・損失

 も当方は関知いたしません。あしからず。

 

5.一方でネット上に情報のない機体が新たに設置されていたり、新しい道路やバス路

 線が整備されていて、より行き易くなっていることもあります。

  訪問された皆様が「世界初のレポーター」となる可能性は常に存在します。   

 

 最後に「ご安全に!」とは敢えて言いません。

 なぜなら用廃機は必ずしも「安全」とは言いきれない場所にも存在しますので。

 現地での状況を見極め、諦めて引き返す勇気も時には必要です。

 それでは、「よいご旅行を!」。

 

 以上

<編集履歴>

31Jan.2019   公開

03Jul.2019  見直し

 

 #用廃  #展示機  #博物館  #海外旅行

 

KAI 航空宇宙博物館とサチョン周辺の展示機(サチョン、慶尚南道)

 釜山の西約90kmの街サチョン(泗川)にはサチョン基地があり、KAIの工場が隣接している。基地の一角は民間空港となり、ソウル金浦空港との間に一日3往復ほどの定期便がある。

 サチョン基地は韓国空軍の訓練基地であり、かつてはT-33AやT-37Cが飛び回っていたが、現在ではKT-1部隊が所属している。空港脇(基地正門前)に3機のT-37Cがブラックイーグルス塗装で並び、隣の晋州市との間にはT-37Cが展示されている。

 KAI工場敷地の一角には航空宇宙博物館があり、アジアで唯一のB-29が展示されている。これらの様子を紹介しよう。

 なお毎年10月にはエアエキスポと称するエアショーが開催されているが、こちらの詳細は別稿を参照願う。 

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写真1 サチョン基地正門前のT-37Cを中望遠レンズで狙う。(2008年5月3日撮影)

 

【共通・サチョンまでの交通】

(2) サチョンまでのアクセスは次の通り;

  1) ソウルからサンチョンボ(三千浦)行の市外バスが一日数本、サチョン市外バス

   ターミナルで下車。

  2) ソウルから晋州までの市外バスもしくは高速バスが1.5時間に一本程度。

     晋州市外バスターミナルあるいは晋州高速バスターミナルからサチョン方面

        (三千浦行)普通バスで30分程度。

       3) 釜山西部バスターミナル(沙上)より三千浦行の市外バスが1時間に1本程度。

   サチョン下車。所要1.5時間程度  

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写真2 道路の反対側から見た基地前の展示機。中央の機体の背景が基地正門。

   微妙な位置にあるので注意されたら従おう。(2008年5月3日撮影)

 

【展示機情報】 

1. 基地前のT-37C

<場所 Place>        サチョン基地正門前/サチョン空港脇

<座標 Location>      35.0719N, 128.0633E

<機体 Aircraft>  T-37C × 3機(Black Eagles塗装)

<訪問日Visit>   3May., 2008, 13Aug., 2010,  28Oct., 2018

<行き方 Access> 

 (1) 空港から徒歩5分。

 (2) 晋州市外バスターミナルもしくは晋州高速バスターミナルからサチョン・三千浦

  行路線バスに乗車し、約30分。空港前で機体が見えたら下車。

 (3) サチョン市外バスターミナルから晋州市外バスターミナル行路線バスあるいはタ

   クシーで数分。

<解説General> 

 (1) サチョン基地で初等訓練に使われていたT-37Cが退役した後、2007年頃に設置さ

  れた。

 (2) 機体は道路脇にあるため撮影は可能だが、基地正門前でもあるので撮影アングル

  によっては注意を受けることもありうる。注意されたら大人しく従おう。 

 

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写真3 サチョンー晋州を結ぶ道路脇に設置されているT-37C。

   機体はメタリックシルバーに塗られている。(2018年10月28日撮影)

 

2.サチョンー晋州を結ぶ道路脇にあるT-37C

<場所 Place>        サチョンー晋州間の道路脇

<座標 Location>      35.1447N, 128.1017E

<機体 Aircraft>        T-37C

<訪問日Visit>         28Oct., 2018

<行き方 Access>

(1) 晋州市内バスNo.110, 111, 121, 123, 132, 133, 140, 160が目の前のバス停に停車す

 る。№.121と123は晋州市外バスターミナル前を通過する。所要30-40分程度。 

(2) 晋州市外バスターミナルもしくは晋州高速バスターミナルからサチョン・三チョ

   ンボ(三千浦)行路線バスに乗車し、約25分。機体が見えたら下車。

   高速道路との交差が見えたら下車と考えても良い。

(3) サチョン市外バスターミナルから晋州市外バスターミナル行路線バスあるいはタ

  クシーで数分。高速道路との交差あたりが目印。

<解説General> 

 

 

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写真4 サチョンに向かうバスの車窓より。(2018年10月28日撮影)

 

3. KAI航空宇宙博物館

<場所 Place>        サチョン基地南側、KAI工場エリア内

         http://kaimuseum.co.kr/kor/

<座標 Location>      35.0719N, 128.0633E

<機体 Aircraft>  B-29, TF-9F, F-4E, F-5E. F-86D/Fなど25機ほど

<訪問日Visit>   03 May., 2001(開館前)、 03 May., 2008

<行き方 Access>

 (1) サチョン(泗川)市外バスターミナルからタクシーで10分程度。

  道なりに約4.5km、徒歩で約1時間。

 (2) 市外ターミナルから市内バスNo.80に乗れば1ブロックほど離れたところを通るの

  で、これを利用しても良い。発車間隔は40-60分程度だ。GoogleMap やDaumで時

  刻表やルート、バス停の位置を確認して利用しよう。

<解説General> 

 (1) 2002年8月28日に開館した博物館。1995年頃までソウル・ヨイドに存在した安保

  展示場(1994年秋には存在したが1995年9月29日訪問時には既に更地になってい

  た)に展示されていた機体と新たな機体が展示されている。

   開館は0900-1700(3月から10月は1800まで)。

   正月と秋夕を除く毎日開館、入場料3,000ウォン。 

 (2)  展示機数は25機程度で、ほぼ全てが屋外展示。B-29やTF-9Fなど朝鮮戦争で使用

  された貴重な機体が数多く展示されている。 

 (3) サチョン市外バスターミナルからはタクシー以外の交通手段は事実上存在しない

  ので、現地でタクシーを降りる際に運転手に時間を指定して迎えに来てもらおう。

  市バスが一ブロック離れたところを40-60分間隔で走るが、ハングルを読めないと

  利用するのはハードルが高いぞ。

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写真5 太平洋戦争中、日本中に焼夷弾を投下したB-29爆撃機

   アジアで唯一の展示機だ。  (2008年5月3日撮影)

 

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写真6 朝鮮戦争中に活躍したグラマンTF-9J(2008年5月3日撮影)  

 

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写真7 米空軍サンダーバーズのような塗装を施したF-4E。

   現在では韓国空軍仕様に塗り直されているようだ。(2008年5月3日撮影) 

 以上 

<編集履歴>

17Jul2019 KAI航空宇宙博物館のみの記事を公開

18Jul2019  サチョン周辺の情報を加えて見直し実施。