用廃機ハンターが行く!

アジア各地に転がる用廃機を見に行くためのガイド(?)

このBlogについて

 このBlogでは主として日本国内や主に東南アジア諸国の基地、空港、公園などに置かれている「飛べないヒコーキ」を訪問する際のヒントを提供する場所として作成しました。

 紹介するのは「私が訪問した場所」と、「私が訪問してみたい場所」がメインです。ただし航空大国(欧米)の博物館などはネット情報も充実していて「チョイと調べれば答えが出てきて当然」、「ネット情報に従えば行くことができて当然」なのであまり触れません。現地の人しか知らないような公園や店先など「おや、こんなトコロにも機体があった!」という場所の紹介が多いのは「ワタシの好み」かな。

 また一部の国・地域では航空ショーの様子やスポッティングガイドも記載し、皆様が現地を訪問される際の一助となるようにしています。

 自分自身や読者の皆様が実際に現地を訪問して機体を撮影することを主眼に書いてますので、展示機の機種解説や運用実績、展示機の経歴やエピソードなどの背景やウンチクについては原則として書いていません。このためもっと詳しく知りたい方や現地の紹介記事や旅行記などを書こうとする方は別途調べてくださいね。

 パソコンでアクセスされた方は右にあるカテゴリーからお好みの場所(国名)を選んで読んでください。スマホの場合にはカテゴリ欄が読めないようなので「用廃機ハンター」プラス「国名」あるいは「展示場所」や「機種」で検索してみてください。

 

 最後に、本Blogを読んだ皆様が「旅の途中でチョイと寄り道して見てみようか」と思われましたら大成功だと思っています。

 

以上

編集履歴

30Jan.2019 公開

29Nov.2021 見直し更新(第3回目、全文見直し実施)

【韓国】BAe Hawk Mk.67(韓国名T-59)の展示機

<編集履歴> 19May.2022公開

 

 韓国空軍で使用されていたBAe Hawk Mk.67(韓国名T-59)の展示状況を紹介しよう。

【概要】

 韓国空軍は1991年に20機のHawk Mk.67を発注した。これらは1992年9月から1993年11月にかけて納入され、S/N. 67-496~67-515が与えられて 醴泉基地の216FTSで2013年まで使用された。韓国での運用中に4機が墜落抹消、1機が事故で飛行不能となった。引退後は韓国内展示用に3機を残し、残る12機はアメリカに輸出されて民間企業Air USA Inc.で使われていたが2機が2014年と2015年にそれぞれ離陸時に事故を起こしている(N506XXは全損)。その後、事故を起こした1機(N509XX)のパーツを含む全機が売りに出されている。

・参考URL:Air USAの機体紹介のページはこちら。

Aircraft - Air USA

・参考URL:8機プラス2機分のスペアパーツが売りに出ている。飛行可能な機体は一機2百万ドルとのこと。安いっ!

1992 BAe Hawk in Utah for Sale-$2,000,000

写真1 ソウルエアショー2007に展示された現役時代のT-59。(2007年10月20日撮影)

 

【展示機】

 引退後に展示用に残された3機のほか、事故で飛行不能となった1機の合計4機が展示されている。

(1) T-59 (67-497, cn. 367/6K002)    醴泉空軍基地 のゲート前(36.6260 / 128.3573)に台座の上に据え付けられて展示されており、その状況から撮影は可能(Airliners.netに画像あり)。GE-Pro画像では2018年10月19日以降確認できる。


(2) T-59 (67-498, cn. 368/6K003)    空軍士官学校の屋外展示場 (36.5783 / 127.5243)に2014年10月19日以降確認できる。空軍博物館見学ツアーに参加すると撮影できる。


(3) T-59 (67-501, cn. 371/6K006)    済州航空宇宙博物館 (33.3043 / 126.2997)に展示。航空ファン誌2014年7月号p.73-79「韓国の展示機ガイド・済州航空宇宙博物館とその周辺施設」には「T-59の第1号機であり・・・」という記述があるが、前述の通り第1号機は67-496 (cn. 366/ 6K001, 1994年7月2日に事故抹消)であり、本機はcn.から第6号機となる。なおS/Nの頭二桁はMk.67の”67”だが、どうして”496”という中途半端な数字から付与されていったのか、その理由はまだ見つけていない。

 

(4) T-59 (67-502 cn. 374/6K007)    醴泉基地で着陸事故を起こしたのちにゲートガードとなったと言われる機体。GE-Pro画像ではどこにあるのか確認することができない。Bob Ogdenの著書では67-505号機(cn. 381/6K010)とされているが、67-505号機はアメリカでN507XXとして登録されているため、こちらは誤記と判断する。

写真2 済州航空宇宙博物館のT-59。(2016年3月26日撮影)

以上