用廃機ハンターが行く!

アジア各地に転がる用廃機を見に行くためのガイド(?)

Japan_JASDF(航空自衛隊機)

用廃機の話題二つ

1. 2020年6月2日、鹿児島県の観音滝公園にあったT-33Aは現地で解体され、廃棄処分されました。2020年06月 : ja6jswkojのblog 2.2020年10月9日、石川県小松基地にF-4EJ改404号機が展示されました。 取り急ぎお知らせまで。 以上 【編集履歴】 12Oct.2020 …

C-1 20号機は用廃か?/C-1の用廃予測

<C-1の68-1020号機は用廃か?> 突然ですが、入間基地で運用していたC-1の68-1020号機はこの夏、7月30日以降に用廃になったのではないかと思っている。根拠は私自身が個人的に作成している運用計画表と、皆さんが撮影してTwitterやFlyteamさんに投稿した写…

”シシマル”はどこに行く?

”シシマル”とは航空自衛隊の「F-4EJ改」戦闘機17-8440号機の愛称だ。 本機は航空自衛隊が1981年に140番目かつ最後のF-4EJ(当時は”改”ではない)として領収した機体だが、それよりも「5,195機が製造されたファントムの中で一番最後に作られた機体」として世…

C-1の解体

入間基地の調達情報を見ると、2機分のC-1の解体に関する入札が近日中に行われる旨が公開されています。正式には「用途廃止航空機の解体及び売払いの部外委託」というようですね。詳細は次のリンク先の文書を読んでくださいナ。 https://www.mod.go.jp/asdf/i…

【秋田県】三種町 惣三郎沼公園のT-33A

<場所 Place> 惣三郎沼公園、山本郡三種町森岳東堤沢63 <座標 Location> 40.0857N, 140.0875E <機体 Aircraft> T-33A S/N: 51-5637 写真1 S/Nは消され、ご当地キャラクターが描かれている。(2020年9月1日撮影) <行き方 Access> (1) JR奥羽線森岳駅から約3…

【静岡県】浜松市の喫茶飛行場

<場所 Place> 喫茶飛行場、浜松市西区入野町4702-16 <座標 Location> 34.7023N, 137.6876E <機体 Aircraft> 1) F-86D S/N: 04-8164 機首部のみ。もと高蔵寺分屯基地展示機 2) F-104J S/N: 46-8604 機首部のみ。もと浜松基地展示機 3) T-1B S/N: 25-5852 機首…

【静岡県】磐田市竜洋袖浦公園のF-86F

<場所 Place> 竜洋袖浦公園、磐田市飛平松125-1 https://kanko-iwata.jp/tanoshimu/tanoshimu-677/ <座標 Location> 34.6692N, 137.8270E <機体 Aircraft> F-86F S/N: 72-7749 <訪問日Visit> 12 Mar.2016、27Aug.2020ほか 写真1 夏の夕方、日没前のみ機体右…

【愛知県】幸田町郷土資料館のF-86FとBell47G

<場所 Place> 幸田町郷土資料館、愛知県額田郡幸田町大字深溝字清水36-1 https://www.town.kota.lg.jp/index.cfm/12,39086,220,html <座標 Location> 34.8389N, 137.1800E <機体 Aircraft> 1) F-86F S/N: 92-7910(ただし72-7743と記載) 2) H-13H / Bell47G…

【愛知県】(有)伊藤電機工作所のT-1A

<場所 Place> (有)伊藤電機工作所、愛知県豊川市小坂井町宮下42-1(注、後述) <座標 Location> 34.7972N, 137.3673E <機体 Aircraft> T-1A S/N: 95-5803(ただし後部胴体は82-5802) <訪問日Visit> 24Aug.2020 写真1 機体は国道1号線沿いにあり、いつでも…

【静岡県】(株)ハセガワのF-104JとT-3

<場所 Place> (株)ハセガワ 本社・工場、静岡県焼津市八楠3-1-2 http://www.hasegawa-model.co.jp/ <座標 Location> 34.8775N, 138.3112E <機体 Aircraft> 1) F-104J S/N: 76-8706 2) T-3 S/N: 91-5514 <訪問日Visit> 24Aug.2020 写真1 瀬戸川の対岸から中…

【静岡県】菅野医院分院 屋上のF-86F

<場所 Place> 菅野医院分院、静岡県葵区瀬名1-7-3 http://www.sugano-iin-bunin.com/greeting <座標 Location> 35.0129N, 138.4193E <機体 Aircraft> F-86F S/N: 62-7516 <訪問日Visit> 24Aug.2020 写真1 病院の屋上にあるB.I.塗装のF-86F。(2020年8月24日…

【基地訪問】松島基地2020年8月6日

2020年8月6日には午前と午後の2回、基地上空でブルーインパルス(以下B.I.と略す)の訓練が行われるというので行ってみた。とは言うものの、本命はF-2Bの訓練飛行隊である第21飛行隊(以下21sqn.)の活動状況を確認することでした。 さて当日は午前中は高曇…

【備忘録】2機目のNP2000装着E-2C

現役機のハナシで申し訳ありません! 防衛装備庁の契約情報を眺めていたら、令和2年2月20日付で一機のE-2CのプロペラをNP2000に改装する契約が川崎重工との間で締結されていましたね。契約金額は282,997,000円也。今年度中くらいには納入されることでしょう…

自衛隊の救難ヘリ

自衛隊の航空救難体制は航空自衛隊に統合するものと思っていましたが、硫黄島分遣隊の3機だけは海上自衛隊が維持するようですね。添付の予算執行調査結果(総括調査票)の2/3ページ最下段参照願います。https://www.mof.go.jp/budget/topics/budget_executio…

シートに包まれた岐阜のE-2C

航空ファン誌2020年8月号(No.812)p.109下段に岐阜基地外周から撮影されたシートに包まれたE-2Cの写真が掲載されています(注:本稿公開時には「コクーン(樹脂製被膜)に包まれた」と表現していましたが、改めて写真を見るとシートですね。よって表現を変更…

先進技術実証機 X-2

大切な機体のことを忘れていた。防衛装備庁が製作した先進技術実証機(ATD : Advanced Technology Demonstrator) X-2だ。 本機は2016年4月22日に小牧空港で初飛行し、そのまま岐阜基地に着陸。三菱重工による社内飛行1回を行った後、6月13日に納入された。…

おかしいぞ?防衛白書のファントム保有機数

毎年7月ごろに発行される防衛白書。 この資料編には主要航空機の保有数・性能諸元が掲載されているのはご存じだろうか?原則として発行年の3月31日現在の「国有財産台帳」記載の数値が記載されているのだけれど、ファントムに関してはこの数値がおかしいのだ…

航空自衛隊 保存指定航空機

航空自衛隊には装備品等を保存し、後世に伝えるための制度が存在する。 平成 10 年 (1998年)6 月 4 日 航空自衛隊達第 13 号「航空自衛隊における装備品等の保存業務に関する達」というものだ。その原文はネットで読むことができる; http://www.clearing.…

航空自衛隊 連絡機、救難機、その他の展示機

航空自衛隊機の連絡機、救難機、その他に分類される機体の展示機についてまとめてみよう。なおRF-86F、MU-2J、B-747-400の三機種については国内に現存する機体が無い。 【B-65】 航空自衛隊が計器飛行訓練用に5機を購入し、(当時B-65を訓練機として運用して…

航空自衛隊 回転翼機の展示機

航空自衛隊で使用していた回転翼機の展示機の状況についてまとめよう。航空自衛隊と言えば「カッコいい戦闘機」が広報的にも魅力あるためか回転翼機の扱いはぞんざいなようで、各機種あわせても11機しか現存していない。各機種ごとに屋内展示機・屋内保存機…

【まとめ】国内自衛隊機展示機の総数

自衛隊展示機の状況を機種別にまとめてきたが、ここで国内にある自衛隊機の展示機総数をまとめてみよう。その結果を一言で書けば約600機が国内各地に存在していることが判った。数え間違いを発見したら、どうか一報くださいませ! <計数に際してのルール> …

【指名手配】F-86D(04-8185)の展示場所はどこ?

昭和58年(1983年)5月30日に酣燈社より発行された航空情報別冊「JASDFSabre Special」のp.15には、どこかのグランドの脇にあるようなF-86D 04-8185の写真が掲載されています。 「これは一体、どこで撮影されたものでしょうか」、というのがお題です。 (写…

【指名手配】岩国基地に転がる謎のT-33A

上に掲げた写真は1993年5月5日の岩国祭で撮影したT-33A(601号機)の前部胴体と用廃となったUS-1Aの1号機(9071)です。 この601号機は本物の51-5601号機なのでしょうか?またどうして「海上自衛隊・米海兵隊基地」に航空自衛隊の機体の、それも前半分だけが…

【特集】用廃機のうまれるところ

何だか変なタイトルですね(汗)。 要はどこで用廃機が発生するかというお話です。「今までその機体を使っていた基地に決まってんじゃん!」という方は少々間違ってます(陸上自衛隊の場合)。私自身は防衛関係者ではないので、外から見たコト、聞いたコト、資…

航空自衛隊 川崎C-1の用廃機

【総製造機数】 川崎重工(株)製C-1輸送機は1972年から1981年にかけて合計31機が納入された。なお胴体部の形状が良く似たSTOL実験機「飛鳥」(岐阜かがみがはら航空宇宙博物館収蔵)は通産省(当時)の別予算で作られた新造機であり、「32機目のC-1」との表…

航空自衛隊 CH-47JおよびCH-47J/LRの用廃機

航空自衛隊では1986年からCH-47Jを輸送業務のために運用している。納入初号機67-4471から87-4486号機までの16機を「在来型」と呼び、2002年に納入された27-4487号機からは燃料タンクを大型化した通称「LR型(LongRangeの略)」が納入されている。2018年度末…

航空自衛隊 UH-60Jの用廃機

航空自衛隊ではUH-60Jを1991年から救難用に使用しており、現在もなお調達継続中だ。2019年10月15日には名古屋空港で60機目となる98-4610のテストフライトが目撃されている。初期に導入された機体の中には用廃となったものがあるが、それでは何機が用廃になっ…

航空自衛隊 T-6の展示機

航空自衛隊では1955年1月20日から1957年11月12日までの間に米軍からT-6Dを10機、T-6Fを10機、T-6Gを160機の供与を受け、パイロット育成のための練習機および救難機として使用した。用途廃止後は供与機数の約三分の一に相当する55機程度が教育・広報用として…

航空自衛隊 三菱F-2A/Bの展示機

航空自衛隊では単座のF-2Aを64機(うち2機は試作機)、複座のF-2Bを34機(うち2機は試作機)、合計98機(うち試作機4機)を導入して現在も運用している。これまでに2機のF-2Bを事故で失ったほか、2011年の東日本大震災で生じた津波により松島基地に所属して…

【特集】ブルーインパルス塗装のF-86F

航空自衛隊戦技研究班(当時)「ブルーインパルス(以下、本BlogではB.I.と略す)」の塗装を施したF-86Fは全国に7機が存在している。このうち3機はB.I.に所属したことがない通常の機体にB.I.塗装を施したものだ。また1機はかつてB.I.に所属していたものの引退…