用廃機ハンターが行く!

アジア各地に転がる用廃機を見に行くためのガイド(?)

Japan_JASDF(航空自衛隊機)

【特集】T-2ブルーインパルス塗装機

T-2展示機の現状については別稿にて記しているが、ここではブルーインパルス所属機の現状のみを抽出して紹介しよう。航空自衛隊のアクロバット飛行隊「ブルーインパルス」は1982年のシーズンから1995年12月8日に松島基地で行われた最終訓練飛行(一般公開)…

【特集】ブルーインパルス塗装のF-86F展示機

航空自衛隊戦技研究班(当時)「ブルーインパルス(以下、本BlogではB.I.と略す)」の塗装を施したF-86Fは全国に7機が存在している。このうち3機はB.I.に所属したことがない通常の機体にB.I.塗装を施したものだ。また1機はかつてB.I.に所属していたものの引退…

航空自衛隊 YS-11の展示機

航空自衛隊では戦後初めて国内開発した旅客機YS-11を1965年から13機を導入し、輸送、航法訓練、飛行点検、電子戦訓練および電波情報収集機として運用してきた。2021年4月1日の時点ではダートエンジンを搭載したオリジナルの機体は国内の民間エアライン、海上…

航空自衛隊 C-46の展示機

航空自衛隊では1955年から1978年まで48機のC-46D(うち9機はC-46Aからの改造。EC-46Dへの改造機を含む)を輸送、電子訓練、飛行点検、飛行実験のために使用していたが、これは国が定めた配備機数を上回る機数だったという逸話が残る。部品取り用として購入し…

先進技術実証機 X-2

大切な機体のことを忘れていた。防衛装備庁が製作した先進技術実証機(ATD : Advanced Technology Demonstrator) X-2だ。 本機は2016年4月22日に小牧空港で初飛行し、そのまま岐阜基地に着陸。三菱重工による社内飛行1回を行った後、6月13日に納入された。…

航空自衛隊 連絡機、救難機、その他の展示機

航空自衛隊機の連絡機、救難機、その他に分類される機体の展示機についてまとめてみよう。なおRF-86F、MU-2J、B-747-400の三機種については国内に現存する機体が無い。 【B-65】 航空自衛隊が計器飛行訓練用に5機を購入し、(当時B-65を訓練機として運用して…

航空自衛隊 回転翼機の展示機

航空自衛隊で使用していた回転翼機の展示機の状況についてまとめよう。 航空自衛隊と言えば「カッコいい戦闘機」が広報的にも魅力あるためか回転翼機の扱いはぞんざいなようで、各機種あわせても11機しか現存していない。 【展示機まとめ】(2021年4月1日時…

【まとめ】国内自衛隊機展示機の総数

自衛隊展示機の状況を機種別にまとめてきたが、ここで国内にある自衛隊機の展示機総数をまとめてみよう。その結果を一言で書けば約600機が国内各地に存在していることが判った。数え間違いを発見したら、どうか一報くださいませ! <計数に際してのルール> …

【指名手配】F-86D(04-8185)の展示場所はどこ?

昭和58年(1983年)5月30日に酣燈社より発行された航空情報別冊「JASDFSabre Special」のp.15には、どこかのグランドの脇にあるようなF-86D 04-8185の写真が掲載されています。 「これは一体、どこで撮影されたものでしょうか」、というのがお題です。 (写…

【指名手配】岩国基地に転がる謎のT-33A

上に掲げた写真は1993年5月5日の岩国祭で撮影したT-33A(601号機)の前部胴体と用廃となったUS-1Aの1号機(9071)です。 この601号機は本物の51-5601号機なのでしょうか?またどうして「海上自衛隊・米海兵隊基地」に航空自衛隊の機体の、それも前半分だけが…

航空自衛隊 川崎C-1の用廃機

1. 総製造機数 川崎重工(株)製C-1輸送機は1972年から1981年にかけて合計31機が納入された。なお胴体部の形状が良く似たSTOL実験機「飛鳥」(岐阜かがみがはら航空宇宙博物館収蔵)は通産省(当時)の別予算で作られた新造機であり、「32機目のC-1」との表…

航空自衛隊 CH-47JおよびCH-47J/LRの用廃機

航空自衛隊では1986年からCH-47Jを輸送業務のために運用している。納入初号機67-4471から87-4486号機までの16機を「在来型」と呼び、2002年に納入された27-4487号機からは燃料タンクを大型化した通称「LR型(LongRangeの略)」が納入されている。2018年度末…

航空自衛隊 UH-60Jの用廃機

航空自衛隊ではUH-60Jを1991年から救難用に使用しており、現在もなお調達継続中だ。2019年10月15日には名古屋空港で60機目となる98-4610のテストフライトが目撃されている。初期に導入された機体の中には用廃となったものがあるが、それでは何機が用廃になっ…

航空自衛隊 T-6の展示機

航空自衛隊では1955年1月20日から1957年11月12日までの間に米軍からT-6Dを10機、T-6Fを10機、T-6Gを160機の供与を受け、パイロット育成のための練習機および救難機として使用した。用途廃止後は供与機数の約三分の一に相当する55機程度が教育・広報用として…

航空自衛隊 三菱F-2A/Bの展示機

航空自衛隊では単座のF-2Aを64機(うち2機は試作機)、複座のF-2Bを34機(うち2機は試作機)、合計98機(うち試作機4機)を導入して現在も運用している。これまでに2機のF-2Bを事故で失ったほか、2011年の東日本大震災で生じた津波により松島基地に所属して…

航空自衛隊 T-34の展示機

ビーチ製(富士重工にてライセンス生産)T-34練習機は陸海空三自衛隊で使用されたが、ここでは航空自衛隊使用機のみについて記載する。航空自衛隊ではT-34を1954年から1982年まで100機余りを使用した。一部は海上自衛隊からの移管を受け、また一部は陸上自衛…

航空自衛隊 川崎T-4の展示機

川崎重工(株)が製造した中等練習機T-4は1985年に初号機が納入され、2003年末までに212機が生産された。 <事故等による抹消機> 1) これまでに4機を事故で失っている。機番は次の通り:653, 654, 720(BI), 727(BI) 2) また2011年3月11日の東日本大震災におい…

航空自衛隊 富士T-3の展示機

富士重工製T-3練習機は50機が生産され、2007年4月23日までに損耗することなく全機が退役した。現在は自衛隊基地・施設に7機、公共施設や民間等に11機の合計18機が残されており、残存率は36%だ。 (残存率(%) = 18機/50機 × 100 = 36.0(%)) なお原型機とな…

航空自衛隊 三菱T-2の展示機

三菱重工(株)製の高等練習機T-2はプロトタイプ4機(101-104)、F-1プロトタイプことT-2特別仕様機が2機(106、107)、前期型28機(105、108-124、147-156)、後期型62機(125-146、157-196)の合計96機が生産された。このうち現存するのは自衛隊基地等に8機、…

航空自衛隊 富士T-1A/Bの展示機

航空自衛隊の初等練習機、富士T-1A/Bは戦後の日本初のジェット練習機でA型46機(801~846)、B型20機(851~870)の計66機が生産された。なおA型の801、804、810はのちにB型に改修されている。生産機に対して19機(機首部のみの4機分を含む)が現存しているので…

航空自衛隊 T-33Aの展示機

T-33Aは供与機68機、国産機210機の合計278機が使用された。このうち自衛隊関連施設に16機、博物館や公園、民間施設などに27機の計43機が現存しているので、現存率は43/278×100= 15.5%となる。(註:前部胴体のみでも1機として計算した) 展示機をおおむね北…

航空自衛隊 F-15J/DJの展示機

航空自衛隊は1980年以降に単座のF-15Jを165機、複座のF-15DJを48機、合計213機を導入して現在も運用している。これまでに事故等によって10数機を失っているが、退役機は無く(注:2021年5月26日付Twitterで中央胴体部のスクラップが確認されているが、機体番…

航空自衛隊 F-4ファントムIIの展示機

【一般】 航空自衛隊第7航空団第301飛行隊では2020年12月10日(木)にF-4EJ改(07-8436、”青蛙塗装機”)による最終フライトを行い、14日(月)に第301飛行隊の移動に伴う部隊改編行事を実施した。これにより戦闘部隊としてのファントム飛行隊は幕を閉じたこと…

航空自衛隊 三菱F-1の展示機

三菱F-1は1977年6月16日に初飛行した戦後初の国産ジェット戦闘機で77機が生産された(プロトタイプであるFS-T2改を含まず)。三沢基地第3飛行隊、第8飛行隊、築城基地第6飛行隊で運用された(注:F-2に機種更新され、しばらくしてから第3飛行隊は百里基地へ、…

航空自衛隊 F-104J/DJ、公園・民間施設の展示機

自衛隊基地以外の場所、すなわち公園や民間施設等(個人所有を含む)に展示されているF-104J/DJは機体のほぼ全てがそろっている全機展示が19機、機首や胴体部分等でS/Nが判明できるものが8機分、合計27機分が現存している。 このうち複座型のF-104DJは4機分…

航空自衛隊 F-104Jの自衛隊基地内展示機

航空自衛隊はF-104Jを210機、複座のDJを20機導入し、1962年から1986年3月までの24年間に渡り使用した。いかにも「超音速」の戦闘機というフォルムが気に入られたのか、J/DJ型合わせて60機が展示された。40機以上を事故で失っているため、残存機の約三分の一…

航空自衛隊 F-86Dの展示機

航空自衛隊におけるF-86Dの運用は1968年10月1日に第101飛行隊と第103飛行隊が解散されたことで終了し、機体は用途廃止となった。供与された122機のうち半数近い59機が各地に展示された。多くの機体が各地に展示された理由として、当時は自衛隊の認知度が低く…

航空自衛隊 F-86Fの展示機

【概要】 航空自衛隊では1955(注1)-1982年3月15日までF-86F昼間戦闘機を使用していた。その数はMAP供与機135機(401-535)と国産機299機(701-000)の合計434機だ。なおMAP供与機の総数は401-580の180機だが、536-580の45機は供与されたのちは使うことなく…