【慶尚南道】慶尚国立大学校の展示機 - 用廃機ハンターが行く！

<編集履歴>　16Nov.2023公開、17Nov.2023見直し更新（第1回目、見直し実施、写真追加）

<場所 Place>　慶尚南道晋州市晋州大路501　慶尚国立大学校加佐キャンパス

<訪問日Visit>　04 and 06Nov.2023

<行き方 Access>

(1) 晋州市内バスにてキョンサンククリプデハッキョ　カジュワ　キャンポス　ジョンムン（慶尚国立大学校加佐キャンパス正門／경상국립대학교가좌캠퍼스정문）で下車。正門は目前だが、F-5Eはここから約980m先の工学部棟の前にある。晋州市内から利用可能なバスはNo. 10, 120, 121, 123, 130, 132-134, 140, 145, 151, 152, 160, 161, 170, 171, 200あたりで、市外バスターミナルからの所要時間は早朝なら15分程度だが、平日通勤時間帯は30分程度はかかる。　

(2) 晋州市外バスターミナルもしくは晋州高速バスターミナルからサチョン・サンチョンボ（三千浦）行の都市間連絡バスに乗車し、上記バス停で下車。晋州市外ターミナルから15-25分程度。

【ジンジュまでのアクセス】

(1) ソウル南部ターミナルから晋州までの「市外バス」が一日。に20本程度運行されている。所要4時間程度。

(2) ソウルから晋州までの「高速バス」が1.5時間に一本程度ある。

(3) ソウルからKTXの便が一日数本ある。

(4) 釜山西部バスターミナル（沙上）とジンジュを結ぶ市外バスが一時間に1本程度ある。朝夕や日曜日夕方の行楽帰りの渋滞に巻き込まれなければ所要1.5時間程度で料金は8,500‐11,000W程度。渋滞にハマると2倍くらいの時間がかかることは覚悟しておく必要がある。

<解説General>

(1) 晋州市にある国立総合大学の加佐キャンパス敷地内にF-5Eと産官学連携開発の軽飛行機が展示されており、いつでも自由に見学できる。ただし正門からF-5Eまで約1kmの距離があるうえ、構内案内図が正門付近以外にはあまり設置されていないので、迷わないように気をつけよう。キャンパス内を（恐らく無料の）シャトルバスが1時間に1本程度の割合で巡回しており、正門からは4つ目のバス停に近い。F-5Eと軽飛行機の間は約200m離れている。

(2) 慶尚国立大学校は5か所にキャンパスを有しており、晋州市内には加佐キャンパス（機体のある、本記事で紹介しているキャンパス）と七岩キャンパスがある。タクシーを利用して訪問する際には間違えないように注意する。

【展示機 Aircrafts and their locations】

(1) F-5E (50583, 35.1547N / 128.0947E)　機首を南東に向け、工学5号館（405棟）前に2022年12月29日頃に設置された。2023年11月16日時点ではGE-Proの最新画像にも機影は写っていない。機体左側方から後方にかけては駐車場があるので引いて撮れるが、機体左前方から機体右側面にかけては植樹があるために下がることができない。こちらはフルサイズ24mm程度でかろうじて機体全景を画面に収めることができる。

写真1-1, 1-2　2022年末に展示されたF-5E。機体右側全景を撮影するにはフルサイズ24mm程度未満のレンズが必要だ。（2023年11月6日撮影）

(2) Comet 21 (S/Nなし、35.1556N / 128.0934E)　工学2号館（402棟）裏手、工学3号館（403棟）の前に置かれている。韓国軽飛行機（株）、韓国機械研究院、本学（ただし慶尚国立大学の以前の名称である慶尚大学校と記されている）の産官学共同開発の二人乗り軽飛行機。左右の主翼前縁端に書かれたハングルは「航空機部品技術研究所」で、本学の一部門だ。説明板に書かれた内容が現時点でのネット検索でみつけている唯一の機体情報だ。大学の関与した研究機なので、問い合わせれば経緯や飛行特性などを記した論文などが出てくることだろうが、そこまで調べようとは思っていない。GE-Proの2003年1月13日取得画像以降、機影を確認できるが、訪問時にはプロペラは付いていなかった。