用廃機ハンターが行く!

アジア各地に転がる用廃機を見に行くためのガイド(?)

【慶尚南道】サチョン(泗川)市サチョン基地前のT-37C

<編集履歴> 17Jul.2019サチョン周辺の機体紹介記事として公開、25Feb.2022見直し更新(第4回目、サチョン基地前の展示機のみ記事として独立分離)

 

<場所 Place>  サチョン基地正門前/サチョン空港脇

<座標 Location>  35.0719N, 128.0633E

<訪問日Visit>  3May.2008, 13Aug.2010 and 28Oct.2018

<行き方 Access> 

(1) 空港からは徒歩5分。

(2) 晋州市外バスターミナルもしくは晋州高速バスターミナルからサチョン・サンチョンボ(三千浦)行の路線バスに乗車し約30分。空港前のバス停で下車するか、あるいは機体が見えたら次のバス停で下車して歩いて戻る。

(3) サチョン市外バスターミナルから晋州市外バスターミナル行路線バスあるいはタクシーで数分。空港下車。

【サチョンまでのアクセス】

(1) ソウル南部ターミナルからサチョンを経由してサンチョンボに行く市外バスが一時間に一本程度、一日に20数本運行されている、所用4~4.5時間程度だ。

(2) ソウル南部ターミナルから晋州までの市外バスが一日。に20本程度運行されている。所要4時間程度。到着後にターミナル脇(屋外)よりサチョン方面(サンチョンポ行)の普通バスに乗り40分程度。なおサンチョンボ行のバスは晋州市街バスターミナルが始発で、晋州高速バスターミナルを経由する。

(3) ソウルから晋州までの高速バスが1.5時間に一本程度ある。晋州高速バスターミナル到着後にターミナル前を通過するサチョン方面(サンチョンポ行)の普通バスに乗り、30分程度。

(3) 釜山西部バスターミナル(沙上)とサチョンを結ぶ市外バスが一日に22本程度。サチョン下車。所要1.5時間程度で料金は8,500‐11,000W程度 。

<解説General> 

(1) サチョン基地で初等訓練に使われていたT-37Cが退役した後、2007年頃に設置された。設置当初からBlackEagles塗装となっている。機体は交通量の多い一般道路脇にあるためいつでも撮影は可能だが、基地正門前であり、背景に基地が写るため、注意を受けることもあり得る。注意されたら大人しく従おう。

【展示機 Aircrafts】

(1) T-37C×3機(Black Eagles塗装)

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写真1 サチョン基地正門前のT-37Cを中望遠レンズで狙う。(2008年5月3日撮影) 

 

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写真2 道路の反対側から見た基地前の展示機。中央の機体の背景が基地正門。基地も撮影できてしまう微妙な位置にあるので注意されたら従おう。(2008年5月3日撮影)

 

【余談:サチョン市周辺の紹介】

 釜山の西約90kmの街サチョン(泗川)にはサチョン基地があり、KAIの工場と民間空港が隣接している。サチョン基地は韓国空軍の訓練基地であり、かつてはT-33AやT-37Cが飛び回っていたが、現在ではKT-1部隊が所属している。空港脇(基地正門前)にはブラックイーグルス塗装を施された3機のT-37Cが並んでいるほか、隣の晋州市との間にはT-37Cが1機展示されている。KAI工場敷地の一角には航空宇宙博物館があり、アジアで唯一のB-29が展示されている。民間航空便ソウル金浦空港との間に一日3往復ほどの定期便がある。毎年10月末にはサチョンエアショーが開催されている。

以上