用廃機ハンターが行く!

アジア各地に転がる用廃機を見に行くためのガイド(?)

【広西壮族自治区】桂林市 七星公園のMiG-15

<編集履歴> 12Feb.2019公開、03Dec.2021見直し更新(第3回目、体裁見直し)

<場所 Place>          桂林市の街中

<座標 Location>      25.2779N, 110.3050E

<機体 Aircraft>   MiG-15 (80584)

<訪問日 Visit>   04May. 2015

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写真1 キャノピーが無くなり、機体はボロボロ。(2015年5月4日撮影)

 

<行き方 Access>

(1)  市内各所よりバスまたは徒歩にて行ける。入場門は公園の周囲数か所にあるので、自らの位置に応じて入場門と交通手段を選択しよう。公園脇を走るバスNo.は次の通り:No. 9, 10, 11, 18, 24, 30, 31, 52, 58, 204, 206

<解説General> 

(1) 奇岩怪石、風光明媚シーンが続く川下りで有名な桂林。七星公園はその宿泊拠点となる桂林市内にある大きな公園だ。開放時間は0600-2030、入門料は75元(2019年)とかなり高い。さぞかし立派な・・・と思ったが、貧弱な庭園や散策道で「金返せ~!」レベル。「機体を撮る」という明確な目的が無い場合の訪問はお薦めはしない。中国では無料の公園にすると多くの人が集まってしまうため、敢えて入場料金を高く設定した「憩いの場」とするケースがある。有料にして「景観の良い公園」ではなく、「静かな公園」を提供するのだ。

(2) 展示機は人気のない、かつての広場の跡地にある。ここに辿り着く道も草に覆われており、進むのに少しの勇気が必要だ。公園内に航空機展示場所の案内は無い(2015年訪問時)ので、衛星画像を持参し、自ら位置を確認しながら機体を見つける。

(3) 機体のキャノピーは無く、また腐食も激しいため撤去されるのは時間の問題。コクピットには入れるが、私はケガをすることを恐れて機体には登らなかった。機首は北東を向くので晴れている場合には午前中に訪問するのが良いだろう。周囲は雑草と背の低い柵で囲まれているため、あまり下がって撮ることはできない。機体全景を適切な大きさで撮影するには銀塩35mm程度以下、望ましくは24mm程度のレンズがあるとよい。

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 写真2 機体左側のS/Nは消えているが、その跡から数字を読み取ることができる。(2015年5月4日撮影)

 

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 写真3 正面から見た展示機。(2015年5月4日撮影)

 

以上