<編集履歴> 04Oct.2019公開、05Mar.2022見直し更新(第5回目、写真追加)
<場所 Place> ボラメ公園内
<座標 Location> 37.4943N, 126.9200E
<訪問日Visit>
13Mar2006, 5-6May2008, 5May2009, 26Oct2009, 5May2013 and 29Oct2018
<行き方 Access>
(1) ソウル地下鉄7号線ボラメ駅(742)から約900m、あるいは地下鉄2号線シンデバン駅(231)から約1,000m。いずれも徒歩で15分程度。
<解説General>
(1) 元空軍士官学校の跡地を整備した入場無料の市民公園。2007年頃まではF-86FとF-86Dの2機が展示されていたが、2008年ごろに大規模な改修工事が行われて8機の展示機が置かれた現在の飛行機公園となった。公園には早朝から夜間まで入場できるので、ソウル観光の合間に立ち寄って展示機を撮ることが可能。しかし土日休日の日中は子供が機体周辺で遊びまわるので、機体だけの撮影は困難だ。2018年ごろから多くの機体に鳥が止まらないようにするための棘が張り付けられた。
(2) 隣接する消防博物館(消防体験館?)にはMD500が展示されている。
【展示機 Aircrafts】
(1) F-4D (Tail: 40-948、左Intake脇: 64-0948) 早朝に訪れると機体右側を順光で撮影できるが植樹の影が機体にかかることがある。機体左側にはコクピット見学用の台座が設けられている。
写真1,2 早朝に訪問すると機体右側を順光で撮影できるが植樹の影がかかる。午後に訪問すると機体の左側を順光で撮れるがコクピット見学用の台座が邪魔になる。どちらのショットがお好みかな?(上:2018年10月29日15時10分ごろ、下:2008年5月6日8時10分ごろ撮影)
(2) F-5B (42-117) 展示当初はきれいな機体であったが、塗り直された後は垂直尾翼のS/Nも傾き、つやの無い灰色一色になってしまった。2018年頃からは鳥防止の棘を機体上面にびっしりと張り付けたので、いよいよ見た目が悪くなってしまった。
写真3,4 現在は鳥防止用の棘を機体上部にビッシリと張付けたF-5B。(上:2008年5月6日8時10分ごろ、下:2018年10月29日14時45分ごろ撮影)
(3) F-86F (525483) 2008年頃に行われた公園改修前に展示されていた時には翼下に爆弾を2発装着していたが、公園改修後には取り外され、機体は台座の上に据え付けられた。2018年頃からはF-5Bの写真に見える鳥よけの棘をびっしりと機体上面に張り付けている。
写真5,6,7 F-86Fの今昔。かつては爆弾2発を翼下に吊るしていた。2006年撮影の機体にはハングルで「大韓民国空軍」と書かれていた、公園改修後には英語となった。(上:2006年3月13日13時40分ごろ、下:2008年5月5日14時50分ごろ撮影)
(4) T-33A (70606 / TR-606)
写真8,9 背景には高層ビルが立ち並ぶ。(上:2009年10月26日10時30分ごろ、下:2018年10月29日15時10分ごろ撮影)
(5) T-37C (31687) 展示された当初からBlack Eagles塗装となっている。
写真10,11 Black Eagles塗装のT-37C。A-37Bと比べるとT-37Cのインテイク径は一回り小さく、また機首上面に機銃が無いことが識別点となる。(2008年5月6日8時20分ごろ撮影)
(6) O-2 (10834)
写真12,13 O-2。(上:2013年5月5日18時10分ごろ、下:2008年5月6日8時30分ごろ撮影)
(7) C-123 (40622) 機内見学用に機体前後に手すりがあるが、扉を開けているのは見たことがない。特定日だけ開放しているのだろうか。
写真14,15 C-123。(上:2008年5月6日7時50分ごろ撮影、下:2018年10月29日14時ごろ撮影)
(8) UH-1B (38734) 2013年5月から2018年10月までの間に機首左前下の透明窓は割られてしまったようで銀色の金属板で整形されていた。
写真16,17 機首左前下は割られてしまったようで、金属板で整形されていた。(上:2009年10月26日10時50分ごろ、下:2018年10月28日14時40分ごろ撮影)
【展示後撤去】
(1) F-86D (524022) 公園大改修の際に撤去された。キャノピーが壊れていたからだろう。
写真18,19 2008年の公園大改修の際に撤去されてしまったF-86D。(2006年3月13日13時45分ごろ撮影)
【その他】
(1) 5月5日は韓国でも子供の日。隣接するグランドではUH-60による救難訓練が実施される。時間帯は11時頃と13時半頃。年によってイベント内容は異なるが、ミサイル・弾薬等の武器や消防・警察の車両が展示されることがある。
写真20 5月5日にはグランドでUH-60による救難訓練が行われる。(2009年5月5日撮影)
以上