用廃機ハンターが行く!

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【広西壮族自治区】柳州市軍事博物園(新博物園、情報のみ)

<編集履歴> 28Jan.2020公開、04Dec.2021見直し更新(第2回目、体裁見直し。情報更新)

<場所 Place>          柳州市柳南区航五路与航银路交叉口、柳州军事博物园

<座標 Location>      24.2675N, 109.3928E

<訪問日 Visit> 未訪問、ネット情報のみ 

<柳州までの行き方 Access>

(1) 香港到着後に羅湖から中国に入国。羅湖バスターミナル発の夜行バスに乗車し、翌朝に柳州バスターミナル着。所要約13時間、250~350元程度。

(2) 桂林からバスで2時間30分程度。60元程度。

(3) 柳州バスターミナルから現地までは市バスを乗り継ぎ、最終的にはバス25路、32路あるいは62路の「柳州市动物园(柳州市動物園)」下車後、約500mを歩く。各バスは10~20分に一本程度の頻度で走っており、運賃は1元だ。なお「柳州市动物园」 ではなく「帽合公园」というバス停名称になっているかもしれない。現地で確認すること。

<解説General> 

(1) 柳州市内を流れる柳江の川岸にあった軍事博物園(別稿参照)は2016年10月20日に閉鎖したが、その展示機は市の南部にある龍潭公園の仰獅山の西側付近の航銀路と航四路の交わるあたりにある「柳州飞虎队抗战遗址(抗日戦争中に"飛虎隊"のあった場所で24.2675N, 109.3928E付近だ。飛虎隊の詳細はググれ!)」に2017年5月5日までに移設された。旧軍事博物園にあった機体は全て移設されたようだ。新たな軍事博物園の開館時間は火曜日から日曜日の0900-1700(2100までとするサイトもある)、月曜日休館で入場料は無料。ほぼ半数の機体は木陰となり、写真はやや撮りにくい。ちなみに中国南西エリアで最大の軍事展示場と言われている。

(2) GE-Pro画像によると2016年10月12日取得画像に機影は無い(閉館直前の旧博物館に機影を確認できる)が、2017年5月5日取得画像では全機が移転されたことが分かる。また2017年9月2日までに再配置が行われている。

(3) 2021年12月4日時点では中国の検索エンジン百度」の中でも旧博物館情報と移転後の新博物館情報が入り乱れているので注意すること。基本的には2019年以降の情報を参照していただきたいが、いくつかの「旅游指南(旅行ガイド)」サイトでは「2021年攻略」版であっても旧博物館の情報を掲載している。また新博物園の映像を掲げながらも旧博物園への交通案内を掲げているサイトもある。皆さんが訪問される頃には情報混乱も収まっていることだろうが、よくよく確認して訪問していただきたい。動画は新博物園のものが多数存在する。

【展示機 Aircraft】(全て旧博物館から移設)

(1) UTI-MiG-15 (6373)

(2) J-5 (1013)

(3) J-6 (S/N ?) 銀色塗装機

(4) J-6 (32591) 白色塗装機

(5) J-7 (11242)

(6) J-8I (30556)

(7) J-11 (11137) レプリカ

(8) Q-5 (332)

(9) HB-5 (71520) 中国国内では比較的珍しいH-5(Il-28)の練習機型だ。

(10) CJ-6 (61618)

 

【その他の展示物】

戦車、対空砲、ミサイル、小火器類など。

以上