<編集履歴> 26Nov.2021公開、28 Nov.2021見直し更新(第1回目、字句等修正)
<場所 Place> 四川省成都市青羊区成飛公園の北西部の一部
参考URL:
<座標 Location> 30.7033N, 103.9546E
<訪問日 Visit> 未訪問 Not visited
<行き方 Access>
1. 成都バス229路「緯二路西」(終点)下車徒歩約400m
2. 成都バス226B路、229路「経一路緯二路口」下車徒歩約900m
<解説General>
(1) 航空工業成都飛机工業(集団)有限責任公司(成飛、英語略CAC)の成都工場(J10やJ20などを製造)滑走路脇に2021年10月28日に開園した3.5万平米の面積を有するガーデン型式の航空機展示場。入場直後に「成飛航空主題教育基地」の表示があるが、「成都戦闘機博物館」とどちらが本当の名称で、どちらが通称なのかは2021年11月26日時点では不明だ。屋外には航空機の実機およびレプリカが9機、無人機が3機展示されている。屋内には模型、エンジン、シミュレーターがある。なお入場無料だが入退出門にはゲートバーがあり、外国人は入場できない可能性が高い。
(2) ここは成飛公園の一角であり、かつてはJ-7IIA(CAC-1577)と小型機(USA,Tiger aircraft co Ltd.のAG-5B Tiger, N931TE)の2機が展示されていた。J-7は移設されて展示されているがAG-5Bは30.7026N, 103.9536Eに置かれたままになっている。
(3) 参考までに記しておくが成飛の正門奥にはJ-10のレプリカと思われる機体が展示されており、外部からチラ見することができる。30.7026N, 103.9628Eを見てみよう。
<機体 Aircraftと座標 Location>(特記した機体以外はS/Nは記入されていない)
(1) J-5甲 ノーズにレーダーを装備した中国製MiG-17。
(2) JJ-5 J-5の複座型。1980-1995年ごろの赤と白の八一表演隊塗装。
(3) J-7EB 白と青の八一表演隊塗装。
(4) J-7MG 灰色塗装で機首に"J-7MG"と描いている。
(5) J-7IIA もともと成飛公園に展示されてた機体を移設して展示。機首に"CAC-1577"と描いている。
(6) J-10SY 現代の八一表演隊複座機。ちなみにJ-10Aは単座機、J-10Sは複座機であり、八一表演隊の機体は非武装仕様で型式末尾に"Y"が付く。
(7) J-10C ターゲティングポッドやミサイル等を翼下に搭載。動画などを観たが外板のつなぎ目が実機と異なるようで、レプリカである可能性が高い。
(8) J-20 2007年に造られた全金属製実物大の概念機。
(9) 梟龍(JF-17 or FC-1) 翼下にミサイル等を搭載。垂直尾翼には中国とパキスタンの国旗が描かれている。この機体もレプリカである可能性が高い。
(10) UAV 翼龍1(Yì lóng1、英名Wing Loong I) 機首に"翼龙-1" 、尾翼には”4001”と描く。2021年11月26日に確認した機体の中で唯一機体番号を描いた展示物だ。
(11) UAV 天翅1(Tian-Yi 1、英名Sky Wing 1) 屋内展示。機首に”SW-1”と描く。
(12) UAV 天翅3(Tian-Yi 3、英名Sky Wing 3) 機首に”SW-3”と描く。
以上