<編集履歴> 16Nov.2019公開、16Feb.2022見直し更新(第3回目、潭雅神緑園道のF-5Eと漢翔園の記事を分離し、内容を見直した)
台中の清泉崗基地(中国語の読みChing Chuan Kangの頭文字より通常"CCK"と略して表記される)は台湾最大の空軍基地であり、台湾の航空機メーカー漢翔(AIDC)の工場や台中空港がその一角にある。ゲートガード、スポッティングガイドおよびエアショーガイドをまとめて紹介しよう。
【ゲートガードのTF-104G】
<座標 Location> 24.2414N, 120.6307E
<訪問日Visit> 14Aug.2009
<行き方 Access>
(1) 台中の駅前から1ブロック離れた緑川站よりバスで50分程度。バスNo.6, 9, 123, 128, 237, 238, 239, 500。「六張犁」で下車し、バス進行方向に約160m進む。
<展示機 Aircraft>
(1) TF-104G (4147 / 61-12236) CCK基地正門前に飾られたTF-104Gのモニュメント。「軍事基地は撮影禁止」と言いながらも、ここは半ば観光名所化しており日中であれば土日でもまず問題なく撮影できる。
写真1,2 CCK基地正門前にあるTF-104Gモニュメント。(2009年8月14日10時40分ごろ撮影)
【スポッティングガイド】
台湾では軍用施設の撮影は法律で禁止されている。ただし「空」を撮っている分には「お目こぼし」がある。100%安全ではないが、”そこそこに”活動しよう。
2-1. 滑走路北端付近
(1) ゴルフ場近くより撮影可能。
(2) 交通アクセスはあまり良くない。レンタカーあるいはレンタバイクがあると良い。
2-2. 滑走路南端付近
(1) 中清路五段と信義路の交差点付近で撮影可能。
(2) CCK基地正門より徒歩10-15分程度。
【エアショーガイド】
(1) 開催時期は国防部の発表による。おおむね3~5年に一回程度の頻度で開催される。外国人は事前申請が必要なので、国防部の発表をよく読んでその年ごとの対応方法を行うこと。
(2) 入場門は上述のTF-104Gのある正門(24.2414N, 120.6307E)。
(3) 行き方は台中緑川站よりバスで50分程度。バスNo.6, 9, 123, 128, 237, 238, 239, 500。「六張犁」で下車し、バス進行方向に約160m進む。早く行きたい方はタクシーを利用する。
(4) 正門前から展示場となるエプロンまでは約2.5kmあり、基地公開時にはシャトルバスが運行されるが長蛇の列となる。またシャトルバスを使うと途中にある用廃展示機の写真を撮ることができないので状況に応じて徒歩と使い分けよう。なお用廃機展示エリアが公開されないこともあるので注意したい。
(5) 会場からの離着陸は非常に遠い。F-CK-1が600mmでも半分程度だ。
(6) Google Map/Earthで位置関係を見れば判るが、会場から滑走路方向は午後には完全に逆光となる。
(7) 会場に出入りする機体のタキシングは会場配置によって異なる経路を辿るので、訪問時に確認しよう。
以上