用廃機ハンターが行く!

アジア各地に転がる用廃機を見に行くためのガイド(?)

【東京都】調布飛行場 プロペラカフェの展示機

<編集履歴> 28Jan.2024公開、24Feb.2024見直し更新(第1回目、見直し実施)

 

<場所 Place> 〒182-0032 東京都調布市西町290-3 調布飛行場内 プロペラカフェ

プロペラカフェ

<座標 Location>  35.6695N / 139.5302E

<訪問日Visit>  未訪問 

<行き方 Access> 

(1) 京王線調布駅北口より武蔵小金井行き京王バス(武91)、武蔵境駅南口行き小田急バス(境91)三鷹駅行き小田急バス(鷹51)のいずれかに乗車し、「大沢コミュニティ・センター」で下車して徒歩約15分。各駅からの逆ルートも利用可。

<解説General>

(1) 調布空港内にある日本エアロテック株式会社の社員食堂を兼ねた(一般にも開放している)カフェで、格納庫内の機体を眺めながら軽食やドリンクを楽しめる。開店時間は11:00~16:00(ラストオーダー15:30)、年中無休。調布空港内にあるため、空港ゲートでプロペラカフェに行く旨を告げ、名前と連絡先を登録(記帳)する必要があるが、誰でも利用できる。

(2) 隣接した格納庫に格納中の現役機数機をいつでも見られるが、このうち2機だけは展示用の「飛ばすことの無い」機体だ。

【展示機Displayed Aircrafts】

(1) セスナ150B(JA3171, cn.15059398) 登録抹消はされていない機体。左主翼下面には”JA418”と記され、垂直時翼前の胴体側面にはJA4_ 8_)と記されている(”_”は空白)。JA4182もしくはJA4184のセスナ170Pかと思いきや、コクピット左側の計器盤には”JA3171”というラジオコールが残っている。どうやらかつて主翼と尾翼を外されて、透明シートに包まれていたセスナ150B(JA3171、2015年5月25日確認/ひこーき雲さん)を塗り替えて展示したようだ。後述するセスナ150C(JA3187)をザ ヒロサワ シティに譲渡したあとの穴埋め用に本機を再度組み立て、塗装を変更して展示機にしたものだろう。

(2) レット・ナドニー・ポドニク・クノビーチェL-13 (JA2146, cn. 174327) 2016年1月19日登録抹消。

 

【展示後撤去/移転】

(1) セスナ150C (JA3187, cn. 15059873) 2014年4月18日付登録抹消。ネット上にある2014年6月1日に撮影されたコクピット写真より、当時は隣接する格納庫内にあって、

”JA3187”のラジオコールが左側操縦席前に張られていたことが判る。本機は2016年3月21日には茨城県印西市のザ ヒロサワ シティに展示されていた。

【茨城県】筑西市 ザ ヒロサワ シティの”ユメノバ” - 用廃機ハンターが行く!

 

【余談】

 近隣のJAXA調布航空宇宙センターの展示室は随時見学可能だ(10:00~17:00、休館日は第2・第4金曜、第2・第4を除く土曜、日曜、祝日、12/29-1/3)。また例年4月中旬頃と9月中旬頃の2回に施設一般公開イベントを行い、JAXA保有機などが公開される。この時に合わせて行くと良いのだろうが、公開イベント当日にはおそらく満席・入場待ちとなり、なかなか店内に入れないものと想像する。天気の良い日にブラリと訪問してみよう。

写真 JAXAの施設公開イベント時にはJAXA保有機を間近に見ることができる。(2015年4月19日撮影)

以上