<更新履歴> 15Jan.2024公開
<場所 Place> 〒989-2421 宮城県岩沼市下野郷字菱沼84番地 東日本航空専門学校
<座標 Location> 35.8805N, 140.0721E
<訪問日Visit> 未訪問
<行き方 Access>
(1) JR東北本線・常磐線「館腰(たてこし)駅」から約5km、車で10分。
(2) 仙台空港アクセス線「仙台空港駅」から約2.5km、車で5分。
<解説General>
(1) 仙台国際空港から直線で約1kmほど南に離れた場所にある航空専門学校。航空機整備科の教材用として固定翼機12機、ヘリコプター2機を保有している。またこれらとは別に2機が展示機となっている。
(2) 本校は2011年3月11日に発生した東日本大震災に伴う津波被害を受けた。この際に多数の教材機が損傷したため、破棄された機体も発生している(その機種や機数、番号などは未確認)。その後、多くの機体を揃え、現在は見事に復興を果たしている。
(3) 以下に紹介する機体リストは特記が無い限りは、佐藤正孝氏により2018年4月16日に確認されたものです。
【展示機 Aircrafts for display】
(1) ビーチクラフトC90A (JA55HA c/n LJ-1198) 仙台空港にて被災し、2011年9月1日に抹消され同校へ。正門脇に展示されている。
(2) セスナ172M (JA3695 c/n 17262184) 2012年5月22日抹消。玄関ロビーに機首部を展示。コクピットを見ることができる。
【教材機 Fixed wing aircrafts for training】
(1) セスナ172K (JA3560 c/n 17259192) 2021年8月3日抹消。
(2) セスナ172M (JA3709 c/n 17262210) 2008年5月9日抹消。同校教材機として被災。前面風防にヒビ。
(3) セスナ172M (JA3894 c/n 17263820) 1994年5月31日抹消。同校教材機として被災。主翼、垂直尾翼を含めた尾部、エンジン周り、ドアなし。前面風防にヒビ。
(4) セスナ172Mラム (JA3697 c/n 17262758) 2012年5月22日抹消。
(5) セスナ172P (JA3883 c/n 17274609) 仙台空港にて被災し2011年4月8日抹消され同校教材機。主翼先端、垂直尾翼上部、ドアなし。
(6) セスナ172P (JA3905 c/n 17275106) 仙台空港にて被災し同校教材機。主翼先端なし。
(7) セスナ172P (JA3935 c/n 17276245) 2011年7月13日抹消。
(8) セスナ172P (JA3936 c/n 17276246) 2011年7月13日抹消。
(9) セスナ172P (JA3937 c/n 17276248) 2011年7月13日抹消。
(10) セスナ172P (JA3938 c/n 17276249) 2012年10月24日抹消。
(11) ビーチクラフト95-B55 (JA5206 c/n TC-1480) 2012年12月10日抹消。
(12) ビーチクラフト95-B55 (JA5212 c/n TC-1734) 1987年8月20日抹消。同校教材機として被災。エンジンがなくなっている。グーグルマップの上空画像では写っているが、ストーリービューイングでは写っていないので、すでに廃棄された可能性がある。
【教材機 Helicopters for training】
(1) 川崎ベル47G3B-KH-4 (JA7529 c/n 2156) 1990年4月5日抹消。同校教材機として震災。エンジンとローターがなし。現在、廃棄された可能性がある。
(2) OH-6D (31204 c/n 6510)
【教材後に譲渡/移転/廃棄】
(1) 富士FA-200-160 (JA3548, cn. FA-200-76) 教材として使用したのち、仙台空港の3階に展示されている。(X等への投稿などで確認)
以上