用廃機ハンターが行く!

アジア各地に転がる用廃機を見に行くためのガイド(?)

【三重県】鈴鹿市横山商店のCV240(JA5130)

<編集履歴> 10Mar.2021公開、11Jan,2024見直し更新(第4回目、再訪により見直し実施)

<場所 Place>   〒513-0008 三重県鈴鹿市西冨田町956 横山商店

<座標 Location>  34.8773N, 136.4982E

<機体 Aircraft> コンベアCV240 (JA5130) 

<訪問日Visit> 07May.2021, 23Mar.2021, 10Jan.2024

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 写真1 国道から見えるCV240を中望遠ズームレンズにて。(2021年3月23日午前8時頃撮影)

 

<行き方 Access> 

(1) JR関西本線井田川駅北口から北東に直線で約1.2km、道なりに約1.3km徒歩約17分。

<解説General> 

(1) 安楽川左岸の国道25号線の脇にある中古建設機械買取販売業、横山商店の資材置場に機首を南西に向け、架台の上に展示されている国内唯一のコンベアライナー。24時間いつでも周囲から撮影可能だ(ただしライトアップはない模様)。国道から中望遠レンズで機体を撮影できる。近づいて標準ズームレンズでも撮影できる。JR関西本線の土手あたりから400mm程度のレンズで撮影すると背景に山が写り込むハズなので挑戦してみて欲しい。

(2) 機体は1971年に登録抹消となったあと各地を転々としている。その経緯についてはインターネット航空雑誌ヒコーキ雲さんに詳しいのでこちらを参照ください(100%他力本願モード)。東亜航空コンベアCV240 JA5130の生涯

(3) JR井田川駅から現地に向かう場合には、国道25号線に出たら直ぐに道を渡ること。駅から向かう場合には途中のコンビニより機体側に道路を渡る場所はない。訪問日時や時間によるが、国道の交通量は多いため、信号のない場所で国道を渡ることはお薦めしない。機体とは反対側(鉄道側)の歩道を進んできた場合には、安楽川土手を降り、国道に沿って田んぼ脇の農道を150mほど進むと国道の下を抜ける農道があるので、これを利用する。安楽川側の橋脚下を抜ける道もあるが、雑草で覆われている場合が多いように思う。

(4) 名古屋から井田川駅まではJRで約1時間。列車の運行頻度は1時間に1本程度。小牧基地祭や岐阜基地祭訪問の前後に訪問すると良いだろう。私自身は青春18きっぷ利用して、中部エリアの博物館巡りと絡めて訪問している。

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写真2 機体右側を撮影するなら夏の夕方か曇天日に。安楽川の土手から標準ズームレンズにて。(2021年3月7日撮影)

 

【余談】

(1) 訪問時には道路わきに元JRの車掌車が3両(ヨ8342、8694、18031)置かれていた。鉄道系用廃車両マニアの方もどうぞ!

(2) 三重県は東海か?中部か?近畿か?と大変に悩むところだ(笑)。7地方区分(北海道・東北・関東・中部・近畿・中四国・九州沖縄)によると近畿地方となり、9地方区分(北海道・東北・関東甲信越・北陸・東海・近畿・中国・四国・九州沖縄)の場合には東海地方となるそうな。なお9地方区分の東海と北陸を併せて「中部地方」という区分になるため、8地方区分では「中部地方」とも言えるとか・・・。

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写真3 道端に置かれていた3両の車掌車。(2021年3月7日撮影)

以上