<編集履歴> 10Mar.2021公開、14Aug,2024見直し更新(第5回目、再訪により見直し実施)
<場所 Place> 〒513-0008 三重県鈴鹿市西冨田町956 横山商店
<座標 Location> 34.8773N, 136.4982E
<機体 Aircraft> コンベアCV240 (JA5130)
<訪問日Visit> 07May.2021, 23Mar.2021, 10Jan.2024, 07Aug.2024
写真1 国道から見えるCV240を中望遠ズームレンズにて。(2021年3月23日午前8時頃撮影)
<行き方 Access>
(1) JR関西本線井田川駅北口から北東に直線で約1.2km、道なりに約1.3km、徒歩で約17分だ。
<解説General>
(1) 安楽川左岸の国道25号線の脇にある中古建設機械買取販売業、横山商店の資材置場に機首を南西に向け、架台の上に展示されている国内唯一のコンベアライナー。24時間いつでも周囲から撮影可能だ(ただしライトアップはない模様)。国道から中望遠レンズで機体を撮影できる。また土手に沿って近づいて標準ズームレンズでも撮影できる。JR関西本線の土手あたりから400mm程度のレンズで撮影すると背景に山が写り込むハズなので挑戦してみて欲しい。
(2) 機体は1971年に登録抹消となったあと各地を転々としている。その経緯についてはインターネット航空雑誌ヒコーキ雲さんに詳しいのでこちらを参照ください(100%他力本願モード)。東亜航空コンベアCV240 JA5130の生涯
(3) JR井田川駅から現地に向かう場合には、国道25号線に出たら直ぐに道を渡ること。駅から向かう場合には途中のコンビニより機体側に道路を渡る場所はない。訪問日時や時間によるが、国道の交通量は多いため、信号の無い場所で国道を渡ることはお薦めしない。機体とは反対側(鉄道側)の歩道を進んできた場合には、安楽川土手を降り、国道に沿って田んぼ脇の農道を150mほど進むと国道の下を抜ける農道があるので、これを利用する。安楽川側の橋脚下を抜ける道もあるが、雑草で覆われている場合が多いように思う。
(4) 名古屋から井田川駅まではJRで約1時間。列車の運行頻度は1時間に1本程度。小牧基地祭や岐阜基地祭訪問の前後に訪問すると良いだろう。私自身は青春18きっぷ利用して、中部エリアの博物館巡りと絡めて訪問している。
写真2 機体右側を撮るなら、5月頃から10月頃までの夕方付近が狙い目だ。作例は土手から中望遠ズームレンズにて撮影したもの(2024年8月7日17時15分ごろ撮影)
写真3 土手の下側から見上げるように標準ズームレンズで撮影。垂直尾翼やその前縁部には多数の鳩が休んでいるのだが、気にします?(2024年8月7日17時15分ごろ撮影)
【余談】
(1) 三重県は東海か?中部か?近畿か?と大変に悩むところだ(笑)。7地方区分(北海道・東北・関東・中部・近畿・中四国・九州沖縄)によると近畿地方となり、9地方区分(北海道・東北・関東甲信越・北陸・東海・近畿・中国・四国・九州沖縄)の場合には東海地方となるそうな。なお9地方区分の東海と北陸を併せて「中部地方」という区分になるため、8地方区分では「中部地方」とも言えるとか・・・。
(2) 2021年の訪問時には道路わきに元JRの車掌車が3両(ヨ8342、8694、18031)置かれていた。鉄道系用廃車両マニアの方もどうぞ!
写真4 道端に置かれていた3両の車掌車。2024訪問時にはこちらまで足を延ばしていないので、現存していたかどうかは確認していない。(2021年3月7日撮影)
(3) 本機は多数の鳩の巣となっているようだ。早朝に訪問し、機体左側面を撮影しようとすると機体の上面(特に垂直尾翼上端)に多数の鳩が止まっている。ジャマだなぁと思いつつも撮影し、次の列車に乗るべく、少しばかり歩き始めたころ(太陽が上がってきた頃)、一斉に飛び立って、どこかへ行ってしまった。次の列車に間に合うかと、ギリギリだったが、戻って「キレイな姿」の機体を数枚写すことができた。2024年夏には機体右側面を撮るべく日没間際に再訪した。機体から離れたところから撮影を始め、見上げるような位置まできたころ、鳩の群れが帰ってきてしまった。おかげで近づいて撮影した絵の垂直尾翼や翼の端などには鳩の姿が写りこんでしまった。ホントに綺麗な機体だけの写真を望む方は、鳩の活動時間にも十分に留意しよう。
以上