用廃機ハンターが行く!

アジア各地に転がる用廃機を見に行くためのガイド(?)

【青森県】五所川原市立芦野公園のT-2

<場所 Place> 〒037-0202 青森県五所川原市金木町芦野84-170 市立芦野公園

芦野公園 - 五所川原市

<座標 Location> 40.9113N, 140.4529E

<機体 Aircraft>  T-2 (69-5125) 空自の無償貸付機

<訪問日Visit>   24Jan.2010, 27Aug.2021ほか

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写真1 雪の中のT-2。(2010年1月24日撮影)

 

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写真2 写真1を撮影してから11年を経た機体は退色が進み、年中日の当たる機体右側はほぼ真っ白けの状態だ。機体下面の汚れ(腐食)も目立つようになってきた。(2021年8月27日撮影)

 

<行き方 Access> 

(1) 津軽鉄道芦屋公園駅より直線で約150m、道なりに約250mの市立公園内。

(2) 基本は車(二輪車を含む)で訪問する場所だ。車(二輪車を含む)の場合、青森から北西に道なりで約31㎞。最短ルートは県道2号線を走るつづら折りの山越えコースで所要約1時間。時間と距離は少々かさむが国道7号線五所川原市を経由する平地ルートの方が楽かもしれない。

<解説General> 

(1) 桜のトンネルで有名な芦野公園駅だが、その近くにT-2が機首を南東に向けて展示されている。1年365日いつでも撮影可能。午前10時ごろから終日、機体右側面を順光で撮影できる。

(2) 「芦野公園」と通常言っているが、有名なのは「芦野池沼群県立自然公園」のことだ。しかし県の公園指定区域を示した文書(以下にURL貼付)を確認したところ、津軽鉄道線の南側のT-2のある一角は公園の指定地域”外”となっていた。すなわち「広大な面積を有する芦野池沼群県立自然公園に隣接している五所川原”市立”の小さな芦野公園(遊具のある児童公園)」という位置づけが正式な展示場所ということになる。訪問する際には「芦野公園」で何ら問題はないのだが、行政上の設置場所はどこだとか、貸付場所(登録場所)はどこだ、などという一般の人が気にしない部分を追求する際には注意していただきたい。なお2021年8月に訪問した際には自分自身もこのことを忘れており、現地の表示などを確認してこなかった。まぁ、その程度のモンである。

・参考:青森県の公園区域指定に関する文書;https://www.pref.aomori.lg.jp/soshiki/kankyo/shizen/files/ashino.pdf

(3) 機体右側にはコクピット見学用の台座が設けられているが、コクピットを覗くとほとんど全ての計器が取り除かれた、穴のあいた計器盤しか見えない。なんだか騙されたというか、はぐらかされたような気分になる。一般大衆はどう感じるだろうか?穴だらけの計器盤を見て、こういう機体を操縦したいと思うかな?広報展示機としての在り方としては極めてふさわしくない状態だと私は思う。

 なお2021年8月時点ではコロナ対策のためかそれとも台座の老朽化のためかは判らないが、台座に上がれないようになっていた。

(4) 本機は1994年(平成6年)4月ごろに設置された。ヒコーキ雲さんには以前の説明版に記載された日(機体設置日か、当時の町長の展示宣言日か、あるいは説明版の設置日かは不明)である平成6年4月27日を展示日にしてあるが、実際に設置された年月日は不明だ。

(5) 年中陽の当たる機体右側は退色が進み、ほぼ真っ白け(地色のライトグレイがさらにライトになっている)。陰となる左側はまだましだが、そう大差はない。写真3と4を見比べるとインテイク下側やエンジン部下部の汚れ(腐食)が進んでいることが見て判る。雪の多い地域では屋外展示(屋外放置)では機体保存も厳しいことだろう。

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写真3 機体左側はほぼ終日逆光となるので、こちら側を撮るなら曇天や雪の降ったあとが狙い目だ。雪レフ効果で一見綺麗に見えるが、胴体下面の腐食が進んでいる。(2010年1月24日撮影)

 

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写真4 夏の14時ごろに撮影した機体左側。完全な逆光だ。写真3と見比べると機体下面の汚れが広がっていることが判る。(2021年8月27日撮影)

 

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写真6 機体右側にはコクピット見学用の台座が設けられているが、機内を覗くとほぼ全ての計器が取り除かれて穴だらけとなった計器盤が見える。ガッカリだ。2021年8月訪問時にはこの台座に上がることは出来なくなっていた。(2010年1月24日撮影)

  

以上

編集履歴

21Aug.2021 公開

18Oct.2021 見直し改訂(第2回目、空自の無償貸付機であることを追記)