用廃機ハンターが行く!

アジア各地に転がる用廃機を見に行くためのガイド(?)

【福岡県】うきは市スポーツアイランドのT-33A

<編集履歴> 27Jun.2021公開、23見直し更新(第4回目、見直し実施)

<場所 Place>〒839-1304 福岡県うきは市吉井町千年1166 うきは市スポーツアイランド

<座標 Location>  33.3631N / 130.7669E

<機体 Aircraft>  T-33A (71-5279) 空自の無償貸付機

<訪問日Visit>   28Aug.2010, 25Jun.2021 and 03Sep.2022

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写真1 機体左前方は開けているので、中望遠レンズで狙うこともできる。(2021年6月25日撮影)

 

<行き方 Access> 

(1) JR九大本線筑後吉井駅から道なりに北へと約4㎞進む。徒歩約1時間。

<解説General> 

(1) 筑後川の中州に設けられた運動場の一角にT-33Aが一機、機首を南南東に向けて置かれている。24時間365日いつでも撮影できる。

(2) 本機は元那覇基地所属機だったようで、以前からガルグレイの防塩塗装となっている。キャノピーのみは”91-5408”号機のもので、その番号がキャノピーフレームの左前側に残っている。垂直尾翼に描かれた部隊マークは、訪問時には左側が第6飛行隊、右側が第304飛行隊(天狗)のものだった。今後、再塗装が行われると、第304飛行隊マークの代わりに第8飛行隊マークが描かれることになるかもしれない。

(3) 2017年ごろまでは機体左側から左前側にかけて木製の遊具があった。これに登ると機体を見下ろすアングルで撮影できたが、2017年前後に撤去されてしまった。その代わりに中望遠レンズを使って遠距離からのショットを撮影できるようになった。

(4) 機体の周囲は桜の樹で囲まれており、桜が満開となった際には、大変見ごたえのある場所だ。

(5) JR駅から徒歩で行けないことはないが、車を利用して大刀洗平和記念館や八面山のF-86Fも一度に訪問することをお薦めする。なお八面山までは山越えで3時間近くかかることもあるので、ルートと所要時間をよく検討しよう。

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写真2 かつては遊具の上から見下ろすショットが撮れたが、その遊具は2017年ごろに撤去されてしまった。(2010年8月28日撮影)

 

写真3 機体の周囲は桜の樹に囲まれている。桜が見ごろになった時にぜひとも訪問したい場所だ。(2022年9月2日撮影)

 

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写真4 キャノピーフレームの左前側には”91-5408”と記されていた。(2021年6月25日撮影)

 

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写真5 写真4の番号の30㎝程下の胴体にはほとんど消えかけているが本機の本当のシリアルNo.である"71-5279"が英語で表記されている。(2021年6月25日撮影)

以上