<編集履歴> 14Apr.2021公開、19Sep.2021見直し更新(第2回目、見直し実施)
<場所 Place> 〒923-8586 石川県小松市向本折町戊267番地 航空自衛隊小松基地
<訪問日Visit> 23Sep.2012, 17 Sep.2018ほか
<行き方 Access>
(1) JR北陸線小松駅から正門までは基地北東部を走る国道360号線沿いに歩いて約4.9km、駅から小松市営墓地の脇を抜けるコースで約4.6km。航空祭の時にはシャトルバスに乗るために約90分程度は余裕で並ぶので、通常ならば往復とも歩いた方がやや早い。タクシーなら10分程度か。
(2) 空港から正門までは約3.3km。徒歩約40分。
<解説General>
(1) 第6航空団の基地でメインは第303飛行隊と第306飛行隊のF-15J/DJ。国内最大の訓練空域Gエリアに近いためにミサイル実射訓練(支援含む)も多いが、一般的に話題に上がるのは実弾やターゲット装着機よりも同居している飛行教導群(アグレッサー)のカラフルなF-15J/DJだ。例年9月中旬ごろに航空祭が行われている。(ただし2020年および2021年は新型コロナウイルス感染防止のために中止)
(2) 基地正門入って直ぐにF-4EJ改、正門から道なりに350mほど北東に5機、合計6機の展示機がある。
【展示機】
(1) F-4EJ改 (87-8404) 2020年4月21日に百里基地第301飛行隊からフェリーされた後に用廃となった。6月29日には垂直尾翼右側に306飛行隊マーク、左側に303飛行隊のマークを入れた姿でトーイングされている様子がTwitter上に投稿された。10月6日に本機を用いて擱座機撤去訓練が行われ、翌10月7日にゲート脇の展示場所に設置された。 小松基地公式Twitterにて設置作業の様子が2021年4月12日から動画で配信されている。Twitterの投稿を見る限りでは本機は正門で一言断れば門から(入場しないで)撮らせてもらえるようだ。コロナウイルス感染予防対策のために基地祭が行われなかったため、一般人へのお披露目は2022年9月19日の航空祭となった。
(2) F-86D (14-8217)
(3) F-86F-25 (52-7408) 主翼上面に境界層板がある初期のタイプだ。
(4) F-104J (46-8646)
(5) T-33A (81-5379)
(6) T-34A (61-0402)
【展示後廃棄】
(1) T-6G (52-0082) 基地内南西部の掩体エリアに行く途中に旧軍の掩体壕があり、この中に旧軍迷彩風の塗装が施されて置かれていたが、2021年4月1日付のTwitter情報によると本機は無くなっていたとのこと。また2020年3月には「2年前(編注:2018年)に脚の折れたテキサンが掩体壕の中にあった、捨てられたという話もある」とのTweetも存在する。基地内に保管されているのか廃棄されてしまったのかは不明だが、本Blogでは存在が確認されるまでは廃棄されたものとして扱う。
【余談】
(1) 小松基地祭には何度か訪れており、展示機の写真をポジやネガでは撮影しているがデジカメでは撮影していない。当初の予定では2020年秋に行くハズだったのだが、コロナ感染予防対策のため中止となってしまった。2022年9月19日の航空祭は事前応募制となり、当選していたのだが台風14号が接近。帰宅時間帯と台風接近時間が重なると思われたために訪問を中止した。2023年以降の基地祭を訪問した際にデジタルで展示機を撮影し本Blogに貼り付けることにしたい。なお家庭内インフラの不備により、当面はポジやネガからのデジタル化は行わないつもりです。
(2) 第6航空団の広報発信は伝統的に他航空団に比べて「上手い」と感じてます。そう、1980年代ごろから。広報担当幹部なんて2年程度で代わるハズなのに面白いものだと思っています。
(3) 2018年9月17日には新型標的を見たいがために小松基地祭を訪問したが、この年は新旧ターゲットの展示は行われなかった。もぉ~!ガッカリ!!2022年9月19日の基地祭では新型ターゲットは展示されたが、旧型ターゲット(J/AQM-1B)は展示されていなかったようだ。(私にとってはアグレッサーなんてど~でもイイのだっ!)
・参考(新型標的):https://www.khi.co.jp/rd/magazine/pdf/179/n17905.pdf
以上