用廃機ハンターが行く!

アジア各地に転がる用廃機を見に行くためのガイド(?)

シンガポールにおける展示機の概要

<編集履歴> 30Jan.2019公開、16Jan.2021見直し更新(第5回目、見直し実施)

 

【概要と特徴】

 日本の東京23区や琵琶湖、あるいは淡路島と同じ程度の面積の国だが、大きな軍事力を保有している国。

【主な展示場】

1. 一般公開の施設

シンガポール国内で機体が見学のために公開されているのは次の二か所のみだ。

(1) パヤレバー空軍基地の一角にある空軍博物館(国内最大の航空機展示場所)。

(2) シンガポールディスカバリーせンター(SDC)周辺。具体的にはSDC建物脇のA-4、同じ敷地内にあるArmy Museum内のUH-1、SDCからの見学ツアーで訪問するSAFTIMI内のTA-4S。ただしArmyMuseumは2020年2月時点で休館中、SAFTIMIのTA-4Sはツアーバス内から遠方にチラリと見えるだけだ。

 

2. 教育訓練施設

 いくつかの教育訓練施設に教育実習用の機体が存在する。これらは比較的容易に見学することができる。(コロナ対応後は入場時のチェックが厳しくなっているため、アポなしで入れるかどうかは不明。2021年12月26日追記)

(1) Singapore PolytechnicのA-4SU

(2) TEMASEC PolytechnicのA-4SU

(3) Ngee Ann Polytechnic のA-4SU

(4) Institute of Technical EducationのAng Mo KioキャンパスのB-737、A-4SUなど

(5) その他、数ヶ所の工学系専門学校の航空部門に整備実習用の小型機が存在する。

※2005年に空軍から引退したA-4SUのうち4機が上記1)~3)の教育機関南洋理工大学の4か所に貸与されたが、南洋理工大学の機体は2014年以前に空軍に返却された。この機体は現在上記4)にて教材機となっている。

 

3. 次の場所にも用廃機があるが、通常は撮影不可。

(1) Tengah 基地ゲートガードのA-4 (1.3743N, 103.7131E)

(2) Changi基地のHU-16 アルバトロス (1.3703N, 103.9824E)

(3) Paya Lebar基地整備訓練棟内の各種の保存機(基地公開日のみ撮影可)

(4) Seleter基地およびSembawang基地のどこかにUH-1があったが、現存するかどうか不明。また近くまで行けるかどうかも不明。

 

4. 次の場所にはかつて用廃機が存在したが、現存しない。

(1) Changi基地内空軍博物館はパヤレバー基地に移設後に閉鎖された。

(2) 南洋理工大学のA-4SUは空軍に返却後、ITE Central Collegeにて教材機となる。(前述)

(3) Singapore Science Centerの小型機とヘリコプタ―は2010年頃に撤去された。2020年2月19日の時点で代替機展示の有無不明。 

 

【航空ショー】

(1) 2年に一度、西暦偶数年の2月中旬ごろに国際空港脇でSingapore Airshowが開催される。一般公開は土日の二日間だ。(2022年2月のショーはコロナ対応のため一般公開日は設定されていない)

(2) 数年に一度、不定期にPayaLebar空軍基地が一般公開される。ただしSingapore Airshowへの統合がウワサされており、今後は開催されない可能性が高い。

(3) National Day Parade。建国記念日およびその予行日にはマリーナ上空を軍用機の編隊が通過する。

 

【スポッティング】

原則禁止。ネット上に外撮り写真もあるが周辺国に比べて掲載頻度は低く、撮影は困難なものと思われる。

 

【参考文献(日本語)】

シンガポールの展示機2010」大路聡、航空ファン2010年9月号p.86-89

「スーパースカイホークが展示」山本晋介、Jウイング、2014年7月号p.81

シンガポールの展示機 スカイホークの現状」山本晋介、航空情報2015年9月号p.67

 

【参考サイト】

(1) 各展示場所や教育施設についてHPあり。

(2) その他はairliners.netおよびSpottingmode.comを参照する。

 

【その他】

(1) 海軍Changi基地内にはNavy Museumがあり、ゲートで申請すると入れてもらえるが、館内にヘリコプタの模型があるだけだ。

以上