用廃機ハンターが行く!

アジア各地に転がる用廃機を見に行くためのガイド(?)

【熊本県】崇城大学 空港南キャンパスの教材機

<編集履歴> 20Jan.2024公開、****2024見直し更新(第0回目、見直し)

〒869-1104 熊本県菊池郡菊陽町戸次1592 崇城大学空港南キャンパス

航空整備学専攻 | 崇城大学

<座標 Location>  32.8386N, 130.8691E

<訪問日Visit>  未訪問 

<行き方 Access> 

(1) 熊本空港から道なりに約1.2km、徒歩約15分

<解説General>

(1) かつての名称は熊本工業大学であったが、2000年に崇城大学へと改称した。工学部宇宙航空システム工学科航空整備学専攻のコースでは航空整備士の養成を行っている。学生は初年次にはJR鹿児島本線崇城大学前」目前の池田キャンパスにて基礎教養課程を学んだ後、熊本空港に隣接する空港南キャンパス(早い話が整備格納庫)で実習を兼ねた各種教育を受講することになる。教材には6機の固定翼機が用いられている。

(2) 崇城大学にはパイロットを養成する航空操縦学専攻コースがあり、空港北キャンパス(早い話が格納庫)に14機の訓練機を保有しているが、これらの現用機は本Blogの取り扱い範囲を外れるので記載しない。

(3) かつては多種の教材機を保有してたが、2006年に5機のSOCATA TB9 Tampicoを輸入して、一挙に更新した模様。なお以前から教材として用いているPiper PA-34-200のみは引き続き教材として使用されている。

【教材機Aircrafts for training】

(1) パイパーPA-34-200 (JA5199, cn. 34-7350134) 1989年から訓練機(飛行可能機)として用いていたが、2018年11月27日付で登録抹消。整備専用訓練機となった。

(2) SOCATA TB9 Tampico (N108ER, cn. 1331) 2006年10月10日付でNナンバー抹消。

(3) SOCATA TB9C Tampico (N25279, cn. 1002) 2006年12月08日付でNナンバー抹消。

(4) SOCATA TB9 Tampico (N2802H, cn. 1030) 2006年08月16日付でNナンバー抹消。

(5) SOCATA TB9 Tampico (SN?, cn. ?) 2006年*月*日付でNナンバー抹消。

(6) SOCATA TB9 Tampico (SN?, cn. ?) 2006年*月*日付でNナンバー抹消。

※TB9には、それぞれ”SOJO-01”~”SOJO-05”の番号が記入されているが、SNとの組合せは確認していない。

 

【余談】

(1) 崇城大学(熊本工業大学)池田キャンパスの校舎屋上には、1984年頃からF-104DJ(36-5014)が置かれていた。この機体は2010年3月18日に撤去され、新田原基地に運ばれたのちに解体された。

写真1 池田キャンパスの校舎屋上にあったF-104DJ。(2008年4月12日撮影)

以上