用廃機ハンターが行く!

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【短報】UH-1Jの解体

<編集履歴> 26Feb.2023公開

 

UH-1J の解体公告(入札は3月3日)がでています。

https://www.mod.go.jp/gsdf/eae/eadep/tyokai/honsyo/koukoku05.54.pdf

公告の探し方が分からない場合には次のように進んでください。

関東補給処調達会計部のHP(検索して探す)のTopページ>入札公告はこちら>入札公告の概要>令和4年度公告番号54>関係書類を読む。

 

 今回は7機分を処理するようですね。

通常の解体処分公告は特にフォローしていませんのでAH-1S*5機、CH-47J*3機、OH-6D*2機の解体も同時に行われるなんてことはど~でもイイのですが、もしかして「UH-1Jの解体」は初めてではないかしらん?

 さてUH-1Jは130機調達して昨年度末までに15機が用廃となってます(うち事故抹消2機)。1機が今津駐屯地にありましたので残りは12機。このうちの7機を処分するということで”在庫”は5機ですね。駐屯地で整備実習に使われている機体が数機程度ありそうな気がするけれど、これを除くと「行先の無い」機体は2~3機程度しか残らないような気がするなぁ。一気に”在庫処分”する感じですね。

 フィリピンに譲渡するという話はどうなったのだろう?あくまで個人的な考え方ですけれど、世界中で使用されている汎用型のUH-1Hならともかく、日本独自の規格だったUH-1Jは輸出するとサポートも日本でしなくてはいけないので、話が立切れになっているのではないか、なんて思ってます(民間型ベル205Bのサポートでいけるのかしらん?)。シロート考えなのでコメントは不要ですが、Twitterあたりで何かしら独り言をつぶやいていただけるとウレシイかなっと・・・。

・参考記事

陸上自衛隊 UH-1Jの用廃機 - 用廃機ハンターが行く!

写真1 初期のUH-1J用廃機は駐屯地で整備訓練機や北宇都宮などで初期訓練機として使ったり、古くなった展示機を更新するかと思っていたのだけれどなぁ。(2023年1月8日習志野演習場にて)

以上