用廃機ハンターが行く!

アジア各地に転がる用廃機を見に行くためのガイド(?)

【Bangkok】サイエンスセンター(バンコクプラネタリウム)の展示機

<編集履歴> 02Jan.2022公開、09Jul.2023見直し更新(第2回目、見直し実施)

<場所 Place>     Science Center for Education, 928 Sukhumvit Rd. Khet Khlong Toei Bangkok 10110、スクムビット通りのバンコク東バスターミナル脇

<座標 Location>   13.7193N, 100.5832E

<訪問日  Visit> 12Jan.2008, 13Jan.2013 and 4 Mar.2019

 <行き方 Access>

(1) BTS Ekamai駅下車、南東部の出口(バンコク東バスターミナル前口)から約200m、徒歩約3分。

<解説General>

(1) Science Center for Educationが英語名。科学博物館、科学センターやサイエンスセンターという訳語が日本では使われているが、現地ではプラネタリウムという方が通じやすかもしれない。バンコク東バスターミナルの隣に立地しており、中庭に数機の展示機がある。開館は火~日の0930-1630。休館日は月曜日と祝日だが早朝でも休館日であっても中庭に入れることもある。また正門が閉まっていても東バスターミナル側から入れてしまうこともある。この辺りはタイらしく緩いので迷ったら行ってみよう。展示館やプラネタリウムに入らない限り入場料金は不要だ。

(2) 展示された機体は大部分が木陰にあるので、晴れた日よりも曇った日の方が影が強く出なくて写真を撮りやすい。ちなみに「子供の日」のオープンハウスのある1月上旬は乾季なので曇ることは少ないが、それでも午後の方が雲量が多くなる。午前中に温められた地表から水蒸気が上がり、雲になっていくのだな。

(3) 中庭の一角には2-3軒のブースが並ぶフードコートもある。バスターミナル周辺にも安い食堂があるが、移動にかける時間を節約するなら利用しよう。

【機体Aircrafts】

(1) C-47A (HS-TDF) HS-TDFとして使用されたのちに陸軍で使用されたというが、陸軍でのS/Nは未確認。偽のタイ空軍機塗装の”9414”号機となって展示されている。

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写真1-1, 1-2 中庭にあるメインの展示物C-47A。機体右側は一日中逆光だ。2008年には早朝に訪問したら入場できてしまった。(1-1: 2019年3月4日11時30分ごろ、1-2: 2008年1月12日7時30分ごろ撮影)

 

(2) F-86F (4482 / 1211) 米軍S/N.52-4482、タイ空軍のKh17-21/04というのが本当のようだ。機体左側のガンベイドアは透明なアクリル板になっているが、機銃は搭載されていない。

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写真2-1, 2-2 F-86Fの機体左側はC-47Aの脇にあり撮りづらい。機体右側は終日逆光だ。 (2-1: 2013年1月13日9時45分ごろ、2-2: 2019年3月4日11時30分ごろ撮影)

 

(3) Lake LA-4-200 Buccaneer (S/N ?)

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写真3-1, 3-2 左右の胴体に"LA-4-200"と書かれているが、S/Nは確認できなかった。(3-1: 2019年3月4日11時30分ごろ、3-2: 2013年1月13日9時30分ごろ撮影)

 

(4) Piper PA-23-250 Aztec (HS-TCZ)

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写真4-1, 4-2 パイパーPA-23。(4-1: 2013年1月13日9時30分ごろ、4-2: 2008年1月12日7時30分ごろ撮影)

 

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写真5 中庭には2~3軒分のフードコートがある。ブース数が多いように見えるが、デザート屋や飲料屋で腹に溜まるものは扱っていなかった。(2019年3月4日12時ごろ撮影)

以上