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【江原道】春川地区戦績記念館(チュンチョン(春川))

<編集履歴> 29Sep.2019公開、21Feb.2022見直し更新(第4回目、体裁見直し)

 

<場所 Place>     チュンチョンチク チョンチョクキニョンガン(春川地区戦績記念館)

<座標 Location>    37.8743N, 127.7047E

<訪問日Visit>       11Oct.1993 and 23Sep.2019 

<行き方 Access>

(1) 春川市外バスターミナルから約2.5km。徒歩約30分、もしくはタクシー利用。タクシーの場合には「MBC」と告げた方が理解されるかもしれない。

(2) 春川市外バスターミナルへは東ソウルバスターミナルからバスが頻発している。所要約70分。

(3) 京春線南春川駅から春川市外バスターミナルまでは徒歩7-8分程度だが、ソウルの 清涼里駅から春川行きの列車は一時間に一本未満程度(所要約60分)なので、あまりお奨めしない。利用する場合には事前に出発時間を確認してから清涼里駅(あるいはサンボン(上鳳)駅など京春線の駅に向かうこと。なお時間によっては各駅停車の直後に快速列車(所用約45分)が発車することがある。一日に数本しかないうえ、駅の乗換え案内が日本国内ほど十分ではないので、利用する場合(途中駅から乗換える場合を含む)には十分に時間を確認して欲しい。2019年9月訪問時には清涼里駅07:13発の各駅停車のあと、07:19に快速電車が出発していた。 

<解説General> 

(1) 1990年以前よりある戦争記念館。入場無料だが記念館は火曜日休館。休館日でも屋外展示の機体(東南東を向く)と駐車場展示の戦車等(日中は丘の影となる)はいつでも見学可能だ。

【展示機 Aircrafts】 

(1) RF-86F (24-863)    RF-86Fは大田の国立墓地や任実の国立墓地にも展示されているが、韓国国内ではレアな機種だ。日本国内には現存していない航空自衛隊のRF-86Fとほぼ同じ構造なので、ジックリと観察しておきたい。1993年訪問時は緑とタンの迷彩塗装だったが、2000年代半ば頃には銀塗装に変更されている。

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写真1 2000年代ころから銀塗装となったRF-86F。(2019年9月23日撮影)

 

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写真2 かつての迷彩塗装。(1993年10月11日撮影)

 

(2) O-1 (504727) O-1の車輪はなくなってしまったため、直径の小さな車輪が代わりに取り付けられている。

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写真3 主車輪が無くなり小さな物で代用しているO-1。(2019年9月23日撮影)

 

【展示後撤去】

(1) OH-23G (S/N ?) 1993年訪問時にはRF-86とO-1の間にOH-23G(S/N不明)が展示されていたが、2000年代半ば頃までに撤去された。

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写真4 撤去されてしまったOH-23G。(1993年10月11日撮影)

 

【その他】

駐車場わきに戦車などが展示されている。

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写真5 駐車場の戦車(M48A2C)。(2019年9月23日撮影)

 以上