用廃機ハンターが行く!

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【雑談】SH-60Lの製造番号

<編集履歴> 26Juk.2024公開

 

 2024年7月21日に開催された海上自衛隊館山航空基地祭「ヘリコプターフェスティバル in TATEYAMA」ではSH-60Lの2号機(S/N 8502)が展示された。

 SH-60Lの一般初公開は2024年4月20日厚木基地スプリングフェスティバルだった。この時には初号機(S/N 8501)が展示されていたが、周囲にはロープが張られ、ドアは閉じられていました。今回はSH-60Lとしては2回目の一般公開であり、2号機としては初公開となりますね。コクピット脇のドアも、側面ドアもオープン、撮り放題!!・・・というコトで、銘板も確認できました(写真)。

 本機の納入時の名称は「回転翼哨戒機(能力向上型)飛行試験機」だったのですね。製造番号(Construction Number、略して cn.)は6002でした。

写真1 SH-60L(8502号機)の銘板。(2024年7月21日撮影)

 

・・・さて、ここからが本題だが、多くの方が参加/参照しているFlyteamさんでは、本機製造番号を"5002"にしているのだな(2024年7月26日11時参照)。

・参照先URL:https://flyteam.jp/registration/8502

 

 私自身はFlyteamさんには登録も投稿もしておらず、参考として眺めているだけですが、もし製造番号の記載が間違いであるならば、早急に(3機目がエプロンに引き出されて写真が投稿される前に)修正することを希望しますね。

 なんらかの情報を元に「いいや、間違いなく製造番号は"5002"だ」というのであれば、そのままで構いませんが、銘板記載の番号とは異なっているということを、どこかで一筆記述しておいていただければ幸いに思います。(この辺は運営スタッフ陣の仕事でしょう)

 

 そして、次号の雑誌等への館山航空祭関連の記事を執筆中のライターな皆様には、実際の銘板に記された製造番号”6002”を記事中に記載するか、それともFlyteamさんの情報を正として記載するか、今一度、確認していただければと思う次第です。次号で製造番号”6002”説と”5002”説が生じませんように。

写真2 館山航空基地祭で展示されたSH-60Lの2号機。(2024年7月21日撮影)

 

「新鋭機のハナシなんざ、どうだってイイ!」というのが本Blogの基本姿勢ですが、後で混乱されても困るので、「悪い芽」は早めに摘んでおこうと考えた次第です。

 最後になりましたが、本件についてお教えいただいたJ.A.R.G.の佐藤正孝様に御礼申し上げます。

 

以上