用廃機ハンターが行く!

アジア各地に転がる用廃機を見に行くためのガイド(?)

【全羅北道】ナムウォン(南原)市の南原航空宇宙展望台

<編集履歴> 28Sep.2019公開、08May.2022見直し更新(第4回目、写真追加)

 

<場所 Place>     ナムウォン ハンゴン ウチュ チョンマンデ(南原宇宙展望台)脇

<座標 Location> 35.3997N, 127.3876E

<訪問日Visit> 20Sep.2019 

写真1 F-4DとBlack EaglesのA-37Bが展示されている。(2019年9月20日撮影)

 

<行き方 Access>

(1) ナムウォン市外バスターミナルから南西に直線で約1.2km、道なりに1.9kmなので、歩いても30分程度。タクシーを利用すれば5分程度だろう。

(2) ナムウォンへは全州市外バスターミナルから15-20分毎にバスの便がある。直行便(所用60分、6,200W)と別稿で述べるイムシル経由便(所用90分、6,200W)があるのでチケット購入時・出発時に注意すること。

(3) 全州市外バスターミナルへはソウル南部ターミナルからバスが頻発している。ソウル高速バスターミナルから全州高速バスターミナルに行く便もある。高速バスターミナルから市外バスターミナルまでは徒歩約5分だ。

<解説General> 

(1) ナムウォンの春香テーマパーク近くにある天文台プラネタリウムの脇に展示機が設置されている。山道に入る前にはゲートがあるが、機体を見るだけなら日中はいつでも入れる。東南東を向いているので午前10時頃から光線状態は良くなる。

(2) ソウルからイムシル(と恐らく全州)を経由してナムウォンを結ぶバスの便があるが、一日に3本程度なので、これを利用することは困難だ。全州からのアクセスは良好なので、全州を拠点としてイムシルの報国院と同時に訪問する計画を立てるとよい。

【展示機 Aircrafts】

(1) F-4D (40-961) F-4Dの右側面は開けているので撮影しやすかったのだが、2020年にコクピット見学用の架台が設けられたため、作例のようなスッキリとした側面写真は撮影できなくなった。左側面はA-37Bと重なるため、全景を撮影しようとするとアングルが限られる。その左インテイク脇の機体識別の記述にはスペルミスが目立つ。

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写真2~4 F-4Dの機体右側は撮影しやすかったのだが、2020年にコクピット見学用の架台が設置されてしまい、綺麗な側面写真は撮れなくなってしまった。左インテイク脇のS/Nは"No.G-1-0961"と記されているほか、単語にスペルミスが目立つ。(2019年9月20日撮影)

 

(2) A-37B (440)   元ブラックイーグルス8番機だが、スモーク発生装置はついていない。再塗装により赤と青の帯の色調はオリジナルのものとは変わっている。

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写真5,6 元ブラックイーグルス8番機のA-37B。(2019年9月20日撮影)

以上