用廃機ハンターが行く!

アジア各地に転がる用廃機を見に行くためのガイド(?)

【撮影ガイド】オーサン基地Air Power Day

<編集履歴> 02Oct.2019公開、23Jul.2020見直し更新(第1回目、体裁見直し)

 

 在韓米軍オーサン(烏山)基地では9月中旬頃に”Air Power Day”と称する一般公開日を開催する。企画は毎年だが諸事情により開催されないことも多く、近年では2012、2016、2019年に公開されている。日本から週末だけの弾丸ツアーで行くことも可能なので、基本的な情報をまとめておこう。普段は撮れない韓国軍機をゲットできる貴重な機会をモノにしようじゃないか。

【注意】

1. 本Blogでは平均的な状況を記載しています。直近の公開情報を記したものではありません。一般公開の有無、開催日時やレギュレーションなどの詳細は都度、米空軍オーサン基地のサイト内の特設HPを参照してください。

2. 私自身は2004年9月19日(Thunderbirds公開時)と2019年9月21日に訪問しています。

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写真1 地上展示機に柵はない。人を入れずに撮影するためには朝一番に駆け込むか、最後まで粘るか。(2019年9月21日撮影)

 

1. 名称: Osan Air Base Air Power Day (英語が正式)

2. 開催時期、時間、入場料など

(1) 開催日は9月中旬の土日。年明けに発表される韓国空軍アクロチームBlack Eaglesの 予定表で開催予定の有無を確認する。ただし2018年は直前にキャンセルとなった。また2019年は二日間の展示予定が土曜日一日だけの公開となるなど、変更されることもある。冒頭で述べた通り”諸事情”の影響を受けやすいので、直前までオーサン基地のサイト内にある特設HPで開催日を確認する慎重さが必要だ。

(2) 開場時間は午前9時から15時まで。

(3) 入場料は無料。

(4) 日本人は有効なパスポートを見せることで入場できる。

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写真2 コクピット公開されていた機体を退場間際に撮る。(2019年9月21日撮影)

 

3. 開催場所とアクセス

(1) 会場は京畿道のオーサン基地の南側。ソウル地下鉄1号線ソンタン(松炭)駅(P162)から基地入口近くまではシャトルバスが運行される。 駅の西側が基地に行くバスの乗車場所、駅の東側が基地からのバスの下車場所となる。バスの運行時間は午前8時から。駅に戻る便は1620までは運行されていた(2019年訪問時)。この時の乗客は6名だったので、ほぼ最終便だろう。なおソンタン駅便の運行頻度が最も高く、10分間隔バスが来る。その他、近隣の数か所からもシャトルバスが20分間隔で運行されるが、日本人にとっては縁がなさそうなので省略する。

(2) ソンタン駅までは次のルートがある。

1) ソウル市内から1号線にずっと座っていく。最も安い(2,350W)が110分くらいかかる。2) ソウル駅からスウォン(水原)までKORAILムグンファ号で行き、1号線に乗換える。ムグンファ号は1時間に1~2本程度の間隔で運転されている。発車時刻を調べておかないとソウル駅で無駄に時間を費やし、結局は1)と同じ列車になる可能性がある。またムグンファ号は別料金体系なので、やや高くなる。

3) 仁川空港や金浦空港から、オーサン・ピョンタク(平沢)方面へのバスに乗り、烏山バスターミナルで下車する。バスターミナルから駅まで10分程度、そこからソンタンまで二駅だ。ソンタンを経由してピョンタク方面に行く便があればソンタンバスターミナルまで乗車する。ソンタンバスターミナルからソンタン駅までは約880mあるので歩く。タクシーを利用してゲート近くまで行く方が良いだろう。「バスを途中下車して駅に向かう」ことがハングルが解らないと意外に難しいかもしれない。

※ソウルNaviのサイトによると仁川空港からはオーサン、ソンタン、ピョンタクを経由してアンソン(安城)に行くA8834バスが20~30分毎に発車している。所要時間は2時間程度、料金14,000W。(2019年10月)f:id:Unikun:20191002235404j:plain

写真3 U-2や模擬爆弾搭載デモを行う機体などの一部は柵に囲われている。(2019年9月21日撮影)

 

 4. 内容(開催年により変更有り)

(1) 地上展示は在韓・在日米陸海空軍機が10~15機程度(2019年は空軍機のみ)。2016年はB-1Bも展示された。韓国陸海空軍機は5~8機程度(2019年は空軍機のみ)。

(2) 米軍の飛行展示はF-16A-10、U-2、CSARデモなど。韓国空軍からはFA-50、KT-1、Black Eaglesなどがデモを行う。

(3)   武器搭載デモ、軍用犬デモ、事業用車両デモ、コンサートなど各種のイベントがある。

(4)  土産物店、軽食や飲料の屋台が数多くある。

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写真4 奥の滑走路(09L-27R)を離陸するA-10C。これで5-600㎜程度。(70-200㎜+EOS70Dで撮影し、トリミング。2019年9月21日撮影)

 

5. 機体撮影状況

(1) R/W09-27の南側が会場なので一日中順光だ。(2019年は台風接近のため、朝から曇りで11時ごろから雨となった)

(2) 滑走路は二本あり、どちらを使用するかは分からない。F-16クラスの真横なら手前で銀塩3-400㎜、奥で800㎜程度。

(3) デモフライトの前後いずれか(風向きによる)には機体が会場前をタキシングする。このときF-16A-10の真横で銀塩100-135㎜程度。なおエンジンスタート・ランプインは会場から離れたところで行うので撮影は困難。

(4) 地上展示機の周囲に柵はなく、触り放題。コクピットを公開している機体もある。人のいない機体写真を撮るには朝一番で駆け込むか、最後まで会場に残るしかない。なおデモフライトの最中には機体周囲の人数が減るので撮影のチャンスだ。地上展示の機体とデモフライトのどちらを優先させるか考えよう。

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写真5  デモフライト後に目の前をタキシングするA-10C。(2019年9月21日撮影)

 

7. 宿泊

(1) スウォン、オーサン、ピョンタクには一泊6万W程度のモーテルがそれぞれ数軒程度はある。適当な宿が無ければソウル市内の宿を予約しよう。

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写真6 韓国空軍Black Eaglesも参加する。(2019年9月21日撮影)

 

8. その他(2019年のレギュレーションより) 

(1) 持込みレンズの長さ制限は無いが、大きなカメラバックは持込み不可。かなりアバウトな条件だ。荷物を厳選し、日常使用する布製買物袋(トートバッグ)などを活用しよう。ゲート脇では有料の荷物預かりコーナーが設けられることもある。ソンタン駅にコインロッカーはあるものの数は少ない。

(2) 会場にはペットボトルの水以外の飲食物持込み禁止。しかし屋台は混むので、おにぎりや菓子パンくらいはカバンに忍ばせておこう。 

以上