用廃機ハンターが行く!

アジア各地に転がる用廃機を見に行くためのガイド(?)

【福島県】陸自 郡山駐屯地の展示装備品

 <編集履歴> 15Apr.2024公開

 

<場所 Place> 〒963-0201福島県郡山市大槻町字長右ヱ門林1 陸上自衛隊郡山駐屯地

https://www.mod.go.jp/gsdf/neae/6a/index/index.html

<訪問日Visit> 14Apr.2024

<行き方 Access> 

(1) JR東北本線郡山駅前9番バス停より、「19-1新池下団地行き( 市役所経由)」又は「20-1大槻行き( 市役所経由)」バスに乗車し、「自衛隊前」で下車、目前。所要時間は25~30分程度、料金450円程度。

※桜のシーズンには駅と駐屯地の間にある開成山公園への花見渋滞があり、バスは20~60分程度遅れることがある。

<解説General>

(1) 第6高射特科大隊、東北方面特科連隊(第1特科大隊、第3特科大隊)、郡山駐屯地業務隊が駐留している駐屯地だ。大雑把にいえば近SAMとFH-70を装備する部隊の駐屯地。詳細は例によってWikipedia参照のコト。

(2) 例年4月上旬~中旬ごろに創立記念行事を行い、駐屯地が開放される。OH-6Dの用廃機や74式戦車などの用廃装備は、正門を入って左手すぐにある防衛館の周辺に置かれている。正門脇であるため、早い時間に人だかりができてしまう。朝一番に人を入れずに撮影したら、お昼ごろに再訪しよう。訓練展示終了直後には、周囲に人はいないゾ。

(3) 郡山駅からのバスは30~60分に1本程度の頻度で走っている。ただし、上述の通り、駅と駐屯地の間には桜の木が数多く植えられている開成山公園があり、ここへの花見渋滞が発生する。2024年4月14日の昼過ぎに駐屯地から駅に向かうバスは、自衛隊前バス停への到着が20分遅れ、駅に到着した時には53分遅れとなっていた。花見シーズンに訪問する場合には、タイトな行動計画は立てないように注意しよう。

【装備品等の展示物】

(1) OH-6D (31146, 37.3994N/140.3252E) 2024年4月14日訪問時点では右側エンジンマウント部のS/N以外のS/N(ノーズの二桁番号、テイルブームの4桁番号)は消されていたが、銘板にてS/N31146が確認できた。特記すべきことは無いようなOH-6Dだ。計器の一部が無くなっているのはデフォルトか。

写真1 展示されたOH-6Dにはエンジンマウント右側のみにS/Nが残されている。(2024年4月14日撮影)

 

(2) 93式近距離地対空誘導弾(発射機)。93式近距離地対空誘導弾(発射機)。現役装備だが、用廃展示品はこの車両と青野原駐屯地にあるものしか、みつけていない。

写真2 93式近距離地対空誘導弾(発射機)と道路際の桜を絡めてみる。(2024年4月14日撮影)

 

(3) 155mmりゅう弾砲FH70。本駐屯地所属部隊の主力火力装備。

写真3 子どもが来るとジャングルジム状態となります。(2024年4月14日撮影)

 

(4) 74式戦車(赤外投光器付)

写真4 2024年3月末をもって全車(?)が引退した74式戦車。(2024年4月14日撮影)

 

(5) 35mm二連装高射機関砲(L-90)国内約10か所で見られる装備。

写真5 35mm二連装高射機関砲(L-90)(2024年4月14日撮影)

 

(6) 105mmりゅう弾砲M2A1

写真6 各地に展示されている105mmりゅう弾砲M2A1。(2024年4月14日撮影)

 

以上