用廃機ハンターが行く!

アジア各地に転がる用廃機を見に行くためのガイド(?)

【京畿道】金浦国際彫刻公園のT-37C(情報のみ)

<編集履歴> 06May.2025公開、15May.2025見直し更新(第2回目、バス停情報見直し実施)

<場所 Place> 金浦国際彫刻公園

435-14 Gomak-ri, Wolgot-myeon, Gimpo-si, Gyeonggi-do

김포문화재단 - 김포국제조각공원

金浦国際彫刻公園 - 金浦

<座標 Location> 37.7211N / 126.5546E

<訪問日Visit>  未訪問

<行き方 Access>

(1) ソウル地下鉄5号線ソンジョン駅(松亭駅、金浦空港の外周駅)から江華ターミナル(37.7397N/126.4906E)行の88番バスで1.5時間程度、조각공원.청소년수련원(彫刻公園・青少年修練院)で下車、徒歩300m。88番バスの運行頻度は観光時間帯であれば1~1.5時間に1本程度。88番バスは地下鉄開花駅脇も通過するので、ここから乗車しても良い。

注1:ソンジョン駅付近の大通りでは、道路の中央部がバスレーン/バス停となっている。88番のバス停はNo.1またはNo.4の出入口を利用すると近い。

注2:조각공원.청소년수련원(彫刻公園・青少年修練院)のバス停はポールにバスマークと通過するバス番号が書かれているだけ(小さな電光表示板付き)だ。バス通りから公園に向かう道路の交差点の直ぐ脇にある。下車時はここで良いが、乗車時に不安な場合には、南に約550m行くと、ベンチや雨よけのある「明確なバス停」군하리.한우마을(グンファリ、ハンゥ マウル)がある。

(2) 江華ターミナル(37.7397N/126.4906E)から7,7-2, 11A, 11B, 88, 97, 101番バスに乗り、 조각공원입구バス停で下車、約500mを歩く。11A/B, 88,97番バスは次の조각공원.청소년수련원を通過するので、こちらで下車する。

注:江華ターミナル(37.7397N/126.4906E)へはソウル市内各地からのバスがある。所要時間は、それぞれ約1.5~2.0時間程度だ。

<解説General> 

(1) 30点ほどの彫刻作品が展示館も合わせて(?)展示されている公園。屋外展示の機体や彫刻作品は1年365日24時間、いつでも無料で見学できる。(駐車場利用の場合には若干の駐車料金が必要)

(2) ソウル市内からは88番バス1本で行けるが、1.5時間ほどかかる。

(3) 行きはよいよい。だが、帰りのバス停は「バスマークのあるポールだけ(ただし、小さな電光掲示板あり)」の停車場だ。雨風を避ける場所はないので注意。不安な場合には500mほど南にある군하리.한우마을(グンファリ、ハンゥ マウル)まで歩こう。こちらには屋根とベンチがある。なお、帰りのバスは88番のほかに97番も金浦空港の2~3km西側あたりまで行くので、これに乗ってソウル市内に戻り、適当なバスを乗り継いで戻っても良い。

(4) バスNo.やルートは時々変わるので、最新情報をもとに訪問すること。(一般論として、人口増加エリアへ行く/通過するバスは、アパート(団地群)が完成した時や新たな道路が開通/拡張された際などに頻繁に変更される。便数も増えることが多い)

(5) 例えば、東京羽田からPeachの深夜便で仁川に行った際、到着後、直ぐに金浦空港に移動して88番バスに乗れば、午前8時台には現地に到着できるハズ(バスで寝過ごさないように注意)。サラリと撮影してソウル市内に戻ってきても、まだお昼前だろう。

【展示機Displayed aircraft】

(1) T-37C (80933, cn.41223, 37.7211N / 126.5546E)

 ブラックイーグルス塗装にされたT-37Cが多いが、こちらはオリジナルの銀地にオレンジの警戒色のままで台座の上に機首を西に向けて置かれている。機体右側にはコクピット見学用の台座が設けられている。機体左側は常に順光だが、植樹があるため、太陽高度の低い時間帯や冬季には機体に影がかかる可能性がある。GE-Proの衛星画像によると2006年8月4日以降、2009年1月23日までの間に設置されている。しかし、”2009年1月23日取得画像”を見ると、周囲の木々が緑色に茂っている。この付近で1月にこのような植生状態はあり得ず、明らかに”画像取得日”が間違っているのだが、表現としては「2000年代後半に設置」ということで十分だろう。

 

【余談】

(1) 別記事で紹介した金浦艦上公園とは、直線で9km程度しか離れていないため、一般バスを乗り継いで、続けて訪問することは「不可能ではない」。しかし、それぞれ1時間に1本程度のバスを、周辺に何も無いような田舎のバス停で乗り継ぐようなコトにもなる。やってみようと思われた方は、バスルートを十分に検討すること。

・参考/本Blogでの関連記事;

【京畿道】金浦艦上公園(ソウル近郊) - 用廃機ハンターが行く!

以上