用廃機ハンターが行く!

アジア各地に転がる用廃機を見に行くためのガイド(?)

【沖縄県】在日米空軍/海軍 嘉手納基地の展示機

<編集履歴> 16Feb.2025公開

 

※記事の見直しをしていたところ、嘉手納基地の紹介記事を書いていなかったコトに気づいた。直ちに仕上げるつもりはないけれど、書くための下地という意味で作っておく。例によって1年くらいしたら、進捗状況を確認してみてください(投げやりモード)。

<場所 Place> 沖縄県嘉手納町 嘉手納空軍基地

Homepage of Kadena Air Base

<座標 Location> 26.3325N / 127.7577E

<訪問日Visit> 一般公開日へは何度も訪問しているが、展示機エリアに行ったことは無い。

<行き方 Access> 

(1) 基本は車で訪問する。

(2)  各ゲート近くまではバスの便があるが、本数は少ない。招待されて入場した場合でもゲートから内部への足がないので、車での訪問が必須となる。

(3) 一般公開日の歩行者ゲート(かでな道の駅近く)へは、那覇バスターミナルから嘉手納町役場まで約1時間ほどバスに乗り、下車後にゲートまで約2km、さらに航空機の展示されているエリアまで約0.6kmを歩く。車の場合、近年では水釜のNo.4ゲートを利用することが多い。いずれにせよ、訪問年の公式HPなどで当該イベント時の入場門を確認すること。

<解説General>

(1) 沖縄県中頭郡嘉手納町沖縄市北谷町にまたがる極東最大の基地。キチンと調べてはいないけれど、グアム島のアンダーセン基地からインド洋のディエゴ・ガルシア島までの間で最大の米軍基地ではないかしらん?

(2) No.1ゲート奥の基地内には1990年前後に用廃機展示場が設けられ、7機の展示機が置かれた。それぞれの機体の詳細は後述する。ここは一般公開エリアと滑走を挟んだ反対側にあり、通常は行くことができないが、1988年の基地公開の際に、駐車場をこちら側に設定した関係で公開されたことがある。(現在ではR/W05L-23Rを駐車場として使うため、R/W05R-23Lよりも南側には行くことはできない)

(3) 地元スポーツクラブの日米親善交流試合などの際に見学できることがあり、その際に撮影した写真がネット上に流れることがある。

【展示機 Displayed Aircrafts】

(1) F-86F (S/N?) Heymaker型のRF-86Fを通常型に改修して展示している。”52-4341”と記載。オリジナルは元航空自衛隊機という説と、韓国空軍機という説があるが、真相は不明。

(2) F-100A (52-5756) 展示するために本国から搬入した機体。

(3) F-105F (62-4418) 展示するために本国から搬入した機体。

(4) F-4C (64-0913)  "37433(63-7433)"と記入されているが、本当のS/Nは64-0913というのが定説。本物の63-7433は嘉手納基地でBDR訓練に使用されたあと、糸満でスクラップになった。 

(5) F-15A (74-0088) 展示するために本国から搬入した機体。

(6) T-33A (53-5612) 元航空自衛隊

(7) CT-39A (62-4484)

 

【一般公開日:アメリカフェスト】

(1)一年に一度、土日の1~2日に「アメリカフェスト」と銘打って公開日が設けられる。

 開催日時や詳細は、訪問前に公式イベントHPなどで確認すること(いつも同じとは限らない)。

(2) 入場に際しては所定の身分証明書の呈示が必要となる。毎回、「所定外の書類」しか持たずにやってきて、入場できずに引き返す人を見ている」ので、事前にしっかりと必要な書類を確認し、忘れずに持参しよう。

(3) 持ち込み禁止の物品があるので、これに抵触しないように気をつけよう。

(4) これまでのケースだと入場は無料。開場時間はだいたい11時ごろから19時ごろまでだ。

(5) 上述の通り、車で基地に来て、滑走路上に駐車するのが基本だ。当日、開門するゲートや駐車情報などは公式イベントHPなどで確認すること(近年では水釜のNo.4ゲートが車での入場門となっている。歩行者はここからでは入場できない)。車での入退場時にはかなり混雑するうえ、駐車場エリアから会場までは1.5km程度を歩くことになる。さらに、駐車エリアの目印が少ないので、目標物を数点確認して、戻ってきた際に車を見つけやすくしておこう。

(6) 会場では米陸海空軍機10数機のほか、自衛隊機も数機が参加する。半数近くの機体はロープも無く触り放題だ。

(7) 会場/駐車場からの航空機離発着は見えるが、大抵は300mm程度以上の望遠レンズの持ち込みが禁止されているので、撮影は諦めた方が良い。

以上