<編集履歴> 04Sep.2021公開
<場所 Place> 千葉県旭市鎌数5146番地32
<座標 Location> 35.7297N, 140.6063E
<機体 Aircraft> SNJ-5 (6198)
<訪問日Visit> 09Sep.2018ほか
写真1 屋根の下にあるので状態は比較的良好。(2018年9月9日撮影)
<行き方 Access>
(1) JR総武本線干潟駅より北北東に直線で約1.3km、道なりに約1.6km、徒歩約20分。
<解説General>
(1) 旧日本海軍香取航空基地跡の一角に造られた小さな公園に元海上自衛隊のSNJ-5が展示されている。一年365日24時間いつでも撮影可能。機体は屋根の下に機首を西に向けて置かれており、その周囲は目の細かい網で囲われている。一眼レフカメラだと網目にレンズをくっつけて撮影しても、場所と角度によっては画面の隅に金網が入る。
(2) 機体は前述の通り屋根の下にあるので、基地や公園などで野ざらしになっている機体に比べればマシな状態にあるが、脚部などをよく見るとやはり腐食は進んでいる。2018年9月訪問時にはS/Nは記載されていなかった。
(3) 公園内にはこの地を飛立ち還って来なかった者(訓練と戦闘)と空襲の犠牲者に対する慰霊碑がある。軍人と一般市民犠牲者の合同慰霊碑というのは珍しいのではないだろうか。
(4) 周辺には有蓋掩体壕が数基残っている。いずれも民有地内だが、いくつかは見学可能だ。興味ある方はネットを検索し、正確な場所と見学条件を確認してください。
(5) 公園には管理事務所が無いので郵便番号は記しません。お問い合わせは旭市役所へどうぞ。
(6) ここは1990年代は「干潟緑地公園」と称していたようだ。現在は「旭緑地公園」となっており、また干潟駅の近くには「干潟公園」もあるので、古い雑誌や文献等を参照する場合には注意してほしい。
写真2 機体の右側ショット。柱の張線が画面右側に入る。(2018年9月9日撮影)
写真3 機体は西を向いて屋根の下に置かれている。その周囲は目の細かい金網で囲われている。(2018年9月9日撮影)
以上