<場所 Place> 〒252-1105 神奈川県綾瀬市蓼川
海上自衛隊厚木航空基地 海上自衛隊 厚木航空基地 オフィシャルサイト
米海軍厚木航空施設 https://www.cnic.navy.mil/regions/cnrj/installations/naf_atsugi.html
<行き方 Access>
(1) 正門までは相模鉄道相模大塚駅から約1.8㎞、バスもしくは徒歩で25分程度。さがみ野駅からは若干近く約1.6km、徒歩で20分程度だ。
<解説General>
(1) 海上自衛隊および在日米海軍の基地。基地正門付近にSNJ、A-4E、F-4Sがある。また少し入ったグラウンド周辺にSH-3、EA-6B、SH-60B、F-14Aが展示されている。SNJを除く6機はいずれも「国内唯一の展示機」だ。
(2) 例年4月中-下旬の日米友好祭(基地公開)と7-8月頃の盆踊り大会の時が撮影のチャンスだ。(ただし2020年、21年は新型コロナウイルス感染防止のために友好祭は中止)。
(3) 展示機の塗色は厚木基地に所属していたCVW-5の部隊が変わるごとに担当する航空部隊ごとのカラーに塗り替えられていた。航空部隊が岩国に移転した現在、どのような塗装になるのか楽しみにしていたのだが、コロナの影響で2年続けて基地公開が中止となってしまい確認できずにいる。
<機体と座標 aircraft and location>
1. A-4E(Bu.151074、35.4579N, 139.4333E)
元VC-5所属機(UE-12か?)で1992年4月上旬ごろには厚木基地で用廃となっていた機体。1967年に抹消されたBu.No.である”150122'と記載されている。
写真1 A-4E(2017年04月29日撮影)
2. SNJ-6(Bu.112068、35.4579N, 139.4338E)
海上自衛隊供与後は”6196”として運用され、下総基地第3術科校で教材となっていた機体。1985年5月19日の厚木基地祭にて再塗装された機体がエプロンにて展示された後にゲート脇のマッカーサーガーデンに設置された。当初は機体半分は海上自衛隊塗装、半分が米海軍塗装であったが、いつの間にか米海軍塗装となった。ヒコーキ雲では本機を”SNJ-5”とするが、アメリカ系のマニアサイトの多くはSNJ-6としている。Bu.やcn.が正しのであればSNJ-6とするのが正解だ。
写真2 近年ではキャノピーも黒く塗りつぶされているSNJ。(2017年04月29日撮影)
3. F-4S(Bu.155807、35.4577N, 139.4333E)
在日米海軍最後のF-4Sが本国に向けて厚木基地を飛び立ったのは1986年4月26日のこと。VF-161所属のNF-101/Bu.153881が見せた超低空離陸は伝説となった。この展示機はその前後に設置されたのだが、設置年月日は不明だ。1991年の基地公開時には存在していた。
写真3 F-4S。(2018年04月21日撮影)
4. EA-6B(Bu.160786、35.4567N, 139.4343E)
2009年3月13~15日にかけて設置作業が行われた(ポール上への据付けは3月15日)。
写真4 EA-6B。(2017年04月29日撮影)
5. UH-3H(Bu.152704、35.4562N, 139.4341E)
2007年に設置。8月18日の盆踊り大会が初公開となったが、この時には周囲にまだ芝生は植え付けられておらず「設置したて」だった。
写真5 UH-3H(2017年04月29日撮影)
6. F-14A(Bu.161141、35.4562N, 139.4352E)
設置時期不明だが2002年には存在していた。機体が大きいことと人気機種のために公開時には常に見学者が周囲にいるので「人を入れない機体だけの写真」を撮るにはかなりの強運と人がいなくなるまで待つ忍耐力が必要だ。
写真6 人を入れずに撮るのはかなり大変。(2019年04月27日撮影)
7. SH-60B(Bu.161564、35.4567N, 139.4349E)
こちらも正確な設置年月日は不明だが、2014年5月6日の基地公開時が一般初公開となった。
写真7 SH-60B。(2017年04月29日撮影)
以上
【編集履歴】
25Feb.2021 公開
26Feb.2021 見直し更新(第1回目、体裁変更、情報追加)