<編集履歴> 21Feb.2021公開、12Mar.2023見直し更新(第2回目、見直し実施、機数確認)
本Blogで集計したところ、台湾における軍用機の展示機数は292機となった。「約300機の展示機がある」と覚えておこう。なお正確な集計に基づく考察ではなく、あくまで私自身の感覚でのハナシだが、日本人観光客が現地に行って見ることのできる機体はこのうちの2割程度(60機程度)であって、残る八割は軍事施設内にあるので通常は見ることができない機体だ。
それはそれとして日本国内での自衛隊機展示機数が約600機なので、機数でほぼ半数に相当する。面積比(日本の約9.6%しかない)とか人口比(日本の約18.6%)など様々な指標で比べてみると面白いことだろう。
【展示機数まとめ】
<戦闘機系>
F-51D(1機)、F-84G(2機)、F-86F(11機)、F-100(13機 = A(10)+F(3))、RF-101A(3機)、F-104(43機 = A(6)+D(1)+DJ(1)+G(11)+J(7)+TF(12)+RF(5))、F-5(71機= A(8)+B(7)+E(49)+F(6)+AT38(1))、F-CK-1(3機)、XA-3(2機)
戦闘機系展示機数 小計 149 機
※F-5系統が71機も展示されているのはスゴイ!
<練習機系>
AT-6(1機)、PL-1B(9機)、T-28A(1機)、中興号(9機 = T(7)+R(2))、T-33A(11機)、AT-3(2機)、T-34C(1機)
練習機系展示機数 小計 34 機
※戦闘機展示機数と比べて極端に少ないように思える。
<輸送機系>
C-46A(1機)、C-47(4機)、C-118(1機)、C-119(8機)、C-123K(1機)、B-720(1機)、B-727(2機)、XC-2(1機)
輸送機系展示機数 小計 19 機
※大型機も1機は保管しているところが高評価ポイント。
<回転翼機>
OH-6A(2機)、OH-13H(3機)、TH-55(10機)、UH-1H(36機)
回転翼機系展示機数 小計 51 機
※展示機の約7割がUH-1Hだ。小型機の展示機数が意外に少ないね。
<亡命機>
各機種合計 6機
※亡命してきた機体は全機が航空教育展示館で一般公開されている。
<その他>
S-2(11機 = A(3)+E(2)+T(6))、HU-16B(3機)、O-1(9機)、U-6A(5機)、MiG-21F (1機)、未分類(4機)
その他の展示機数 小計 33 機
上記の合計 292 機
写真1 Mirage2000-5が用廃機として展示されるのは相当先のことになるだろう。(2019年10月19日台南基地公開時に撮影)
以上