用廃機ハンターが行く!

アジア各地に転がる用廃機を見に行くためのガイド(?)

【ソウル】陸軍士官学校

<編集履歴> 22Jul.2020公開、03Mar.2022見直し更新(第2回目、写真追加)

 

<場所 Place>     ユックン サカン ハッキョ(陸軍士官学校

https://www.kma.ac.kr:461/kma/427/subview.do

<座標 Location> 37.6237N, 127.0970E

<訪問日Visit> 14Oct.2006

 <行き方 Access>

(1) ソウル地下鉄6号線ファランデ(花郎台)駅下車、出口No.4から大通りを北東に真っ直ぐ約900m進むと陸軍士官学校のゲートとなる。ここで見学手続きを行う。 

<解説General> 

(1) ソウル中心部より北東に約13㎞付近にある士官学校。ソウル駅からファランデ駅までは乗換時間を含めて45分程度だ。火~日の1000-1200と1400-1600の2回、無料の見学ツアーが行われる。1月1日、旧正月、秋夕、連休時はツアーは行われない。ツアー参加を希望する場合には3か月前から3日前までにサイトにて見学申請を行う。(ただし現在はコロナ対策のためツアー中止)

詳細(ハングル):https://www.kma.ac.kr:461/kma/2153/subview.do

予約(ハングル):https://www.kma.ac.kr:461/kma/2154/subview.do

(2) 見学コースはおおむね次の通り:博物館(学校広報および安保映像15分視聴後、遺物観覧)ー清憲堂ー花郎練兵場ー野外武器展示場ー陸士記念館ー生徒会館ー第2正門(終了・解散)。ゆるゆると歩きながらの見学なので、武器展示場での撮影時間はあまり多くない。

(3) ツアーは基本的には韓国語のみ。カタコトの英語くらいなら通じる。人によってはペラペラの日本語も通じるようだ。

(4) 「ソウル」と「士官学校」の単語で検索すると日本語で書かれた韓国旅行サイトがいくつか出てくる。一読しておこう。 

(5) H500MDは2006年訪問時には存在していない。月刊航空ファン誌2019年6月号あたりに大路聡氏による最新の訪問レポートがあった。当該記事は切抜いて別途保管していあるハズなのだが、管理が悪くて見つからず、氏の報告内容が確認できないでいます。近々、新橋に行った際にでも航空図書館でコピーしてこよう。

【展示機 Aircrafts】

(1) O-1 (11679)

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写真1 展示場にあるO-1(2006年10月14日撮影)

 

(2) OH-23G (64-15145)

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写真2 OH-23Gはキャノピーが壊れ、プラ板で補修されていた。(2006年10月14日撮影)

 

(3) H-500MD(S/N ?) 私の訪問後に展示された機体のため写真は無い。

 

【その他】

戦車、ミサイル、火砲、車両などが展示されている。

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写真4 T-34戦車はなぜか後ろ向きに置かれている。(2006年10月14日撮影)

 

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写真5 展示車両。(2006年10月14日撮影)

 

【余談】

 2006年に訪問した際には脇を鉄道が走っていた。その後、地上線は廃止され、しばらくしてから地下鉄が同じようなコースを走るようになった、士官学校のゲート脇には旧ファランデ駅の跡地があり、そこにSLと客車が展示されている。

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写真6  訪問した当時は士官学校の脇の”地上”を鉄道が走っていた。(2006年10月14日撮影)