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【ソウル】国立ソウル顕忠院(撤去済、記録)

かつて国立ソウル顕忠院(国立墓地)にはF-86D、T-6、S-2Eや戦車などが展示されていたが、2010年ごろには全て撤去された。ここでは展示機の記録として当時の状況を紹介する。 

<場所 Place>    クンニッ ソウル ヒョンチュンウォン(国立ソウル顕忠院)

https://www.snmb.mil.kr/mbshome/mbs/snmb/

<座標 Location> 37.5009N, 26.9773E付近に展示機が置かれていた。

<機体 Aircraft>

1) F-86D S/N: 52-445(1989年5月には10-445と記載)、撤去後は済州航空宇宙博物館(別稿)に展示中。

2) T-6   S/N: 202(撤去後の動向は不明)

3) S-2E       S/N: 9258(2001年3月ごろから展示、撤去後は金浦艦上公園(別稿)で展示中)

<訪問日Visit> 02May.1989, 10Oct.1993, 24Nov.2001, 05May.2008ほか

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写真1 かつて展示されていたF-86D。(2008年5月5日撮影)

 

 <行き方 Access> 

(1) ソウル地下鉄4号線ドンジャク(銅雀)駅下車、4番出口から徒歩約400mで東門。

(2) ソウル地下鉄9号線ドンジャク(銅雀)駅下車、8番出口を出てすぐ。 

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 写真2 S-2E。(2008年5月5日撮影)

 

<解説General> 

(1) ソウル駅の南約4㎞、漢江を渡ってすぐの場所にある朝鮮戦争戦死者などが埋葬された国立墓地。開門は毎日6時から18時。敷地内の展示館(戦争資料館)は冬季(11月~2月)の土曜日と休日は休館。入場無料。ここは1955年に国軍墓地として作られ、1965年3月に国立墓地に昇格。1996年6月に国立顕忠院、2006年1月に国立ソウル顕忠院と名称を変えているため、過去の文献を参照する際には注意すること。

(2) 冒頭に記したとおり展示機は現存しないが顕忠院の見学はできる。

(3) F-86Dは1989年5月には展示されていた。2001年11月24日訪問時までは緑とタンの迷彩塗装であったが、のちに写真1のような銀塗装となった。

(4) T-6は1989年5月には展示されていた。

(5) S-2Eは3機の展示機の中では最も新しく2001年3月ごろに展示された。説明板によれば韓国海軍でのS-2E運用は1976年9月1日から2001年3月31日までとのこと。

(6) 航空機のほかにM47戦車やLVTも展示されていたが、いずれも撤去されている。

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写真3  F-86Dと並んで展示されていたT-6。(2008年5月5日撮影)

 

<参考>

航空ファン2019年6月号p.68-77

 

 以上

編集履歴】 

30Jul.2020 公開

04Aug.2020 見直し更新(第1回目、撤去後の機体動向を記載)