用廃機ハンターが行く!

アジア各地に転がる用廃機を見に行くためのガイド(?)

【Delhi】Vayu Bhavanのナットとアジート

<編集履歴> 24Apr.2019公開、20Jan.2024見直し更新(第3回目、見直し実施)

<場所 Place>          Vayu Bhavan(空軍司令部のある国防省ビル)前

<座標 Location>      28.6111N, 77.2116E

<機体 Aircraft>

(1) ナット (IE1205) 3機編隊で設置されているリーダー機

(2) ナット (IE1246) 3機編隊で設置されている左翼機。後部胴体には”IE246”と書かれている。

(3) アジート (E1975) 3機編隊で設置されている右翼機。後部胴体には”IE975”と書かれている。

<訪問日 Visit> 22Nov.2014

f:id:Unikun:20190424154920j:plain

写真1 標準ズームで撮れるが、やや離れて中望遠レンズで撮影した方が良い絵が得られそうだ。作例はAPS-C機に70-200mmにて。写真の左端の機体がアジートと言われている。(2014年11月22日撮影)

 

<行き方 Access>

1.  メトロ Yellow LineのUdyog Bhawan駅下車、地表に出ると目の前に機体が見える。

<解説General> 

(1)  Vayu Bhavanは空軍司令部あるいは司令部のある国防省ビル全体を指すようだ(アメリ国防省のことをその建物の形状から”ペンタゴン”と称するのと同様)。そのロータリー側にはナットとアジートの3機混成編隊が上昇する形で南東を向いて展示されている。ジロジロと長時間眺めているとゲートの警備兵に追い払われるので、カメラの準備をして一撃離脱を目指そう。機体は標準ズームレンズで撮れるが、機体に近い場所では手前の柵が少々邪魔となる。好みによるが中望遠ズームレンズを使い、ロータリーの反対側から機体を狙う方がベターだと思う。

(2) 3機編隊のうち、右翼機がアジートだと言われている。ナットとアジートの違いはアジートの水平尾翼はsLab tail(全翼遊動)になっていると言われるが、ネット上のAjeetといわれる機体の水平尾翼を見るとエレベータ(もしくは大きなトリムタブか?)が付いており、私には違いが判らない。自分自身はサッサと追い払われてしまったので、水平尾翼の詳細写真を撮ってくることができなかったのが悔やまれる。なお機首レドーム下の出っ張り(レーダー受信部?)はリーダー機  (IE1205)のみがやや大きく、両翼の2機のものはやや小さい。

f:id:Unikun:20190424155003j:plain

写真2 側方から70-200mmレンズにて。この写真を撮った場所の右手にゲートがあり、長時間いると警備兵に追い払われる。(2014年11月22日撮影)

以上