<編集履歴> 25Feb.2021公開、13Sep.2022見直し更新(第2回目、再訪による見直し実施)
<場所 Place> 〒033-8604 青森県三沢市大字三沢字後久保125-7
<訪問日Visit> 13Sep.2015, 08Sep.2019, 11Sep.2022ほか
<行き方 Access>
(1) 正門までは青い森鉄道三沢駅から約2.4km、展示機はさらに400m先だ。駅前(東口あるいは西口)から三沢中心部までバスの便があるが、運行本数は少ないので、事前によく調べてから利用しよう。タクシーなら正門まで1,000円程度。航空祭開催時にはシャトルバスが運行される。
<解説General>
(1) 第3航空団および在日米軍の基地。米軍は空軍が主体だが海軍も駐留する。例年9月初旬に航空祭が行われている。(新型コロナウイルス感染防止のため2020年度、2021年度は中止)
(2) 基地正門奥に航空自衛隊の三菱F-1と米空軍F-16Aのモニュメントがあり、基地公開時に撮影することができる。正門から約400m、航空祭会場まではさらに約1,200mある。航空祭開催時には正門以外のゲートからも入場することができるが、一度会場に行ってからでないとコチラには行けないので撮影計画を綿密に立てて無駄に歩き回らないようにしよう(歩く距離は半端じゃないぞ)。
(3) また基地内の一角(司令部前)には米空軍のF-4CとF-86Fが展示されている。この2機はかつては基地公開時に見ることができたが、2019年9月および2022年9月の航空祭の時には非公開エリアとなっていて近づくことができなかった。今後、撮影可能になるかどうかは不明だ。
【展示機 Displayed aircrafts】
1. F-16A (78-0053) Location: 40.6900N, 141.3649E. 三菱F-1と並べて展示されている。
写真1 三沢基地にあるF-16AとF-1のモニュメント。(2019年9月8日撮影)
2. F-1 (80-8223) Location: 40.6900N, 141.3649E. 1998年頃に設置された当時から垂直尾翼の右側には第3飛行隊の兜武者、左側には第8飛行隊の黒豹のマークを描いている。2020年6月10日頃に再塗装され、オリジナルとは異なる色調になってしまった。
写真2-1, 2-2 機体の左右で飛行隊マークが異なるF-1。(上:2019年9月8日撮影、下:2022年9月11日撮影)
3. F-4C (64-0679) Location: 40.6922N, 141.3610E. 本機は1986年7月に三沢に飛来した元オレゴンANG142FIG/123FISの機体で、1989年4月までBDR(Battle Damge Repair)訓練機として使用されていたが1992年9月頃に展示機となった。1965年7月10日にAIM-9でMiG-17を撃墜した”ミグキラー”だそうな(参考:航空ファン1986年12月号p.47および1992年12月号p.117) 。2019年度、2022年度の公開時にはこの場所は公開されなかった。今後、公開される可能は低いものと予想する。
写真3 BDR訓練機として使用されていたF-4C。(2015年9月13日撮影)
4. F-86F (62-7508) Location: 40.6922N, 141.3611E. 機体左右で塗装が異なっている。右側は自衛隊塗装で”55-7508”と記載され、左側は米空軍塗装で”3925”と記載されている。1981年9月10日の航空祭の際に展示除幕式が行われた。上述したF-4Cの近くにあり、2019年度、2022年度の公開時にはこの場所は公開されなかった。今後、公開される可能は低いものと予想する。
写真4-1, 4-2 機体左右で塗装の異なるF-86F。左側は米空軍塗装、右側は航空自衛隊塗装となっている。(2015年9月13日撮影)
以上