<編集履歴> 09Jun.2024公開、30Aug.2024見直し更新(第1回目、契約情報の一部を再公開へ)
5月下旬ごろから防衛装備庁の「調達・公募情報」の契約関連情報(中央調達→公表情報→契約に係る情報→契約に係る情報の公表(中央調達分))が読めなくなっている。昨年度末頃まで読むことができた令和5年度分も削除されている。
関係する情報はナナメ読みなのだが、防衛産業サイバーセキュリティ基準の整備が行われたことで、「公表されたことが何らかの不利益を生ずる」と判断されたのだろうか?
防衛装備庁 : 防衛産業サイバーセキュリティ基準の整備について
情報公開はマニアレベルでは大変ありがたいものであったが、防衛関連の動きを他国にも知られてしまうというデメリットもあった。一般非公開であっても、国会議員による適切な監視があるならば問題はないのだけれど、個人的には野党議員の国防問題に関する知識と意識レベルは、期待に沿うような状況にはなく、あまりアテにはならないと思っている。
何かねー、防衛省・自衛隊は管理文書の廃棄や情報公開の制限などが増えて、「何をやっているのか後日(歴史的にみて)検証できない組織」になっていくような気がしている(用廃機の廃棄云々どころのハナシではナイのだがな)。
(何事も全て反対ということではなく、野党国会議員はしっかり監視の仕事をしろよ、という方向でハナシを進めたいと考えている。)
【追記:2024年8月30日】
2024年8月30日20時過ぎに防衛装備庁のHPを確認したところ、令和6年6月度分までの契約情報をみることができるようになっていました。いくつかをナナメ読みしたところ、機体などの大型装備品や使用する武器関連の情報が削除されているように思います(注:全ての契約情報を確認したわけではなく、ナナメ読みした感想です)。
詳細は各自にて確認をお願いいたします。お知らせまで。
・本件に関する本Blogでの関連記事;
【雑談】防衛装備庁、中央調達の契約情報一部公開へ - 用廃機ハンターが行く!
以上