用廃機ハンターが行く!

アジア各地に転がる用廃機を見に行くためのガイド(?)

【鳥取県】陸自 米子駐屯地の展示機

<編集履歴> 03Apr.2021公開、14Dec.2023見直し更新(第5回目、内容見直し)

 

<場所 Place> 〒683-0853 鳥取県米子市両三柳2603 陸上自衛隊米子駐屯地

米子駐屯地-トップページ-

<座標 Location>  35.4583N, 133.3273E

<訪問日Visit>  31Mar.2021, 08Jan.2022, 01 Apr.2023

<行き方 Access> 

(1) JR境港線三本松口駅から道なりに約2.1km、徒歩約27分。

<解説General> 

(1) 米子駐屯地内には国道431号線に沿って3機のヘリコプターと2両の戦闘車両が北北西を向いて展示されている(状況から搭乗訓練機として使われているものと思われる)。国道側から木立の間を縫って標準ズームレンズで金網ごしに撮影可能だが、晴天時の午後には作例のように見事なまでに逆光となる。夏の早朝に限り、かろうじて光が回る程度の配置だ。木立によって撮影アングルが限られることから撮影時間は10~15分程度もあれば十分だろう。曇天時や駐屯地公開行事の時を狙って出かけることをお薦めする。

(2) 車で行く場合、国道431号線脇には駐車できない。約500m離れたところにある弓ヶ浜公園の駐車場を利用させてもらおう。

(3) 春の観桜、夏まつり(盆踊り)、秋の創立記念祭と年に3回ほど公開行事があるが、2023年度の公開で用廃機に近づくことが出来たのは10月15日に開催された創立記念祭のみであった。

(4) 私自身は2023年4月1日の駐屯地公開を訪問した。この時には道路沿いの展示機・展示車両周辺エリアは公開されなかったが、「体験搭乗」を行う高機動車の車窓より、証拠写真レベルではあるが3機のヘリコプターを撮影することができた。

【展示機 Aircrafts】 

(1) OH-6D (31149) エンジンマウント部とテイルブームのS/Nは消されており、機首の"49"のみ確認できる。

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写真1 米子駐屯地のOH-6Dを国道431号線側から撮影。(2021年3月31日午後2時30分ごろ撮影)

 

(2) UH-1H (41676) 

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写真2 UH-1H。道路沿いにある展示機は標準ズームレンズで撮影できる。(2021年3月31日午後2時30分ごろ撮影)

 

(3)V-107A(51742, KV-107II-4) 後部の"JG-1742"は消されている。 

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写真3 (2021年3月31日午後2時30分ごろ撮影)

 

写真4 基地公開行事で行われた高機動車の体験搭乗時に車窓より。(2023年4月1日撮影)

 

【その他】

 道路脇にはヘリコプターのほかに74式戦車と75式自走155mm榴弾砲が展示されている。また敷地内のグランドの隅には61式戦車が置かれている。

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写真4 75式自走155mm榴弾砲。すでに全てが退役した装備だ。(2021年03月31日午後2時30分ごろ撮影)

 

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写真5 各地に展示されている74式戦車。(2021年03月31日午後2時30分ごろ撮影)

 

写真6 駐屯地公開行事の際に撮影した61式戦車。(2023年4月1日撮影)

 

【展示後廃棄】

(1) OH-6J (31032, 35.4580N, 133.3243E) 2016年8月11日以降、2017年2月8日までの間に撤去された。

(2) UH-1B (41528, 35.4579N,  133.3246E) 2016年8月11日以降、2017年2月8日までの間に撤去された。

以上