用廃機ハンターが行く!

アジア各地に転がる用廃機を見に行くためのガイド(?)

【北海道】真駒内駐屯地のUH-1H

<編集履歴> 31.Oct.2021公開、25Jun.2023見直し更新(第1回目、記載内容更新)

 

<場所 Place> 〒005-0861 北海道札幌市南区真駒内17

真駒内駐屯地

<訪問日Visit>   27Oct.2021

<行き方 Access> 

(1) 正門へ行くには札幌地下鉄南北線自衛隊前駅より駐屯地正門まで約200m。

(2) 駐屯地北部のUH-1H置き場に行くには札幌地下鉄南北線澄川駅より道なりに約1.2km、徒歩15分程度。

<解説General> 

(1) 真駒内駐屯地は札幌駅の南約7kmにあり、第11旅団司令部などが駐屯している。例年6~9月頃に行われる駐屯地開放行事の際に史料館脇に置かれた機体を見ることができる。また駐屯地北部の国道453号線脇にもUH-1Hが置かれており、柵越しにいつでも見ることができる。

【機体と座標Aircrafts and Location】

(1) UH-1H (41712, 43.0056N / 141.3560E)

 2011年6月2日の公開時に史料館脇にて機首を東に向けて展示されている姿が初めて確認された。駐屯地公開時に見ることができるが、私自身は公開行事に行ったことが無いので写真はない。

(2) UH-1H (41658, 43.0141N / 141.3563E)

 訓練機。国道453号線脇の敷地内に機首を東南東に向けて置かれており、柵越しにいつでも見ることができる。手前に車両などが置かれていなければフルサイズ70~135mm程度のレンズで全景(ただし斜め後ろからのショットのみ)を撮影できる。機体左側はショッピングモールの脇から小さな川を挟んで眺めることができるが、終日逆光のうえ手前に鉄柵が入るため絵にならない。Jウイング誌2021年8月号別冊付録p.4では本機の機番を不明と記載したが、上記の通り41658号機であることを確認した。

 なお本機は2004年9月26日(開庁50周年記念行事/一般公開日)にはロータを外した状態で駐屯地内にあったことが確認されている。またGE-Pro画像によると2009年5月29日から2011年7月29日の間は43.0062N, 141.3602Eに置かれていたが、その後は整地のため現在の場所に移設されたようだ(機体番号はヒコーキ雲さんへの投稿写真で確認)。2013年2月13日以降のGE-Pro画像では現在の位置に存在が確認できる。

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写真1 駐屯地北部の鉄塔脇にあるUH-1H。退色が進んでいる。(2021年10月27日13時頃に撮影)

 

【展示後撤去】

(1) F-86D (84-8123)

 1970年9月21日に展示とヒコーキ雲さんに記載されている。2004年9月26日(開庁50周年記念行事/一般公開日)には存在していたが翌年2005年7月24日の公開日にはすでに撤去され無くなっていた。なお2005年の公開時には隣にあった61戦車や軽装甲機動車の試作車も無くなっていたとのことだ。

(2) V-107A (51728)

 西門付近に1996年ごろに置かれていたが、2001年公開時にはすでに無くなっていた。

 以上