<編集履歴> 19Nov.2020公開、02Jan.2023見直し更新(第2回目、再塗装工事の話を追加)
<場所 Place> 国土地理院の「地図と測量の科学館」前
国土地理院HP:GSI HOME PAGE - 国土地理院ホーム
<座標 Location> 36.1039N, 140.0862E
<機体 Aircraft> B-65P (9101) 旧JA5061
<訪問日Visit> 08Nov.2020 and 06Feb.2022
写真1 国土地理院のB-65P、”くにかぜ”。「地図と測量の科学館」のテラスから中望遠ズームレンズにて撮影。(2020年11月8日16時ごろ撮影)
<行き方 Access>
(1) つくばエクスプレスの研究学園都市駅あるいはつくば駅よりバスの便あり。
アクセスに関する参照URL: 国土地理院への案内 | 国土地理院
<解説General>
(1) 機体はつくば市の国土地理院敷地内、「地図と測量の科学館」前の広場に機首を西に向けて展示されている。「地図と測量の科学館」の開館時間は0900~1600(入場は1530まで)、入場無料、駐車料金無料。月曜日は休館だが、本機の撮影だけなら年末年始を除いていつでも可能だ。
参考URL:「地図と測量の科学館」ご利用案内 | 国土地理院
(2) ビーチクラフト・クイーンエアB-65P、初代「くにかぜ」は測量用航空機として1960年に導入され、1983年度に二代目「くにかぜII」に引き継がれて引退した。その運用は海上自衛隊に委託されていたため9101のS/Nが付与されているが、建設省(当時)が購入した際には民間登録番号であるJA5061を取得していた。JA5061の登録期間は1960年3月8日から1966年11月12日であったが、1960年10月2日には海上自衛隊9101の番号も記載されており約6年間は二重登録の状態となっていたようだ。本機の詳細については国土地理院のサイトに詳しいので、こちらを参照願います。
参考URL: 測量に関するミニ知識 | 国土地理院
(3) 機体の左側には植樹があり、茂ると機体左側(順光側)の撮影は困難だ。また夕方には「地図と測量の科学館」の建物の影が機体にかかる。2022年2月6日に訪問した際には15:03pmごろには前脚に影がかかるようになり15:45pmごろには垂直尾翼手前辺りまでが影になった。機体の斜め前からの光となるのは午後1時頃からだが、冬場は14時半ごろまでが撮影チャンスと考えよう。
(4) 2021年11月2日に再塗装工事の入札が行われ、2022年1月末頃までに再塗装されている。契約金額は95万7千円であった。
写真2 再塗装後のB-65P。訪問時には周辺の植樹が剪定されており、撮りやすくなっていた。この撮影から15分後には前脚に建物の影がかかるようになった。(2022年2月6日14時50分ごろ撮影)
写真3 機体下面の覗き窓とカメラベイ。(2020年11月8日16時ごろ撮影)
写真4 2022年2月に再訪した際にはカメラ窓が開いていた。(2022年2月6日15時10分ごろ撮影)
【余談】
つくばから百里基地(茨城空港)周辺には航空機展示場所が数か所ある。ドライブ計画を立てて1-2日で集中して回ると面白いことだろう。
【余談2】
「地図と測量の科学館」では2020年12月20日まで企画展「測量用航空機 くにかぜが見た日本」を開催した。
以上