用廃機ハンターが行く!

アジア各地に転がる用廃機を見に行くためのガイド(?)

【茨城県】ピソ天神・元気村のOH-6D

<編集履歴> 18Nov.2020公開、08Jul.2023見直し更新(第3回目、再訪、写真追加)

 

<場所 Place> 〒300-0121 茨城県かすみがうら市宍倉5696-3 ピソ天神・元気村

リンク: ピソ天神

<座標 Location>  36.1300N, 140.2712E

<機体 Aircraft>  OH-6D (31245) テールブームは”31273”のもの

<訪問日Visit> 08Nov.2020, 15Mar.2021, 06Feb.2022, 07Jul.2023.

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 写真1 老人ホームの庭先に展示されたOH-6D。入居者が周囲でレクリエーション活動を行っていることもある。(2020年11月8日撮影)

 

<行き方 Access> 

(1) JR神立駅から道なりに約2.5km。 

<解説General>

(1) 社会福祉法人明岳会ピソ天神が運営する老人ホームおよび関連施設「ピソ天神・元気村」の中庭にOH-6Dが機首を東南東を向けて展示されている。中庭とはいえ、表通りから直接入れるエリアなので24時間365日いつでも訪問可能。ただし機体周囲で入居者が各種のレクリエーション活動を行っていることがあり、この場合には機体だけの写真を撮影することはできない。また駐車エリアに車が多くある時には機体脇に駐車され、キレイな全景写真を撮ることができない場合がある。駐車車両が無ければ脇にあるスベリ台の上から見下ろすアングルでの撮影が可能だ。

(2) 展示機の銘板は外されているがS/Nは計器盤のラジオコールナンバーで31245号機と分かる。ところがテイルブームは「JG-1273」と書かれている。これは31273号機のものだ。本体の取付部分とナンバー記載部分の関係により「左右のテイルブームに描かれたナンバーが異なっている」という状態が生じているワケだが国内各地にあるOH-6D展示機には同様の例が数件ある。このためOH-6Dの展示機を見たらテイルブーム左右のナンバーを忘れずに確認するようにしておこう。

・本Blogでの参考記事:陸上自衛隊 OH-6Dの展示機 - 用廃機ハンターが行く!

(3) 前述の通り機首を東南東に向けて置かれている。季節にもよるが、おおむね10時半ごろから機体右側が順光となる。百里基地での現用機撮影のため、早朝にここを訪問した場合には機体右側にまで光が回っていないこともあるので、キレイな写真を撮りたい方は訪問時間もしっかりと計算に入れておこう。ただし光線が良くても機体脇に駐車されていたり、機体周辺でイベントを行っている場合もあるので、それはそれで「時の運」と考えて対応しよう。

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写真2 スベリ台の上から撮影したOH-6D。メインロータ―下には”31245”、テイルブーム左側には”JG-1273”という異なる番号が描かれている。(2020年11月9日撮影)

 

【余談】

 百里基地茨城空港)周辺には航空機展示場所が数か所ある。ドライブ計画を立てて1-2日で集中して回ると面白いことだろう。

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写真3 機体脇に駐車されてしまった。(2021年3月15日撮影)

 

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写真4 日曜日の午前中に再訪したが今回も機体脇に駐車車両があった。快晴だと反対側はド逆光となり、あまり良い写真にはならない。反対側を撮るなら”明るい曇天”の日に訪問しよう。(2022年2月6日9時50分ごろ撮影)

 

写真5 機体の影の位置に注目。初夏の早朝に訪問すると太陽はまだ機体正面にあり、右側面に光は回っていなかった。(2023年7月7日8時30分ごろ撮影)

以上