用廃機ハンターが行く!

アジア各地に転がる用廃機を見に行くためのガイド(?)

【インチョン】仁荷大学校

<編集履歴> 12Oct.2019公開、05Mar.2022見直し更新(第5回目、C18Sの記述更新)

 

<場所 Place>     インハデハッキョ(仁荷大学校)

<訪問日Visit>  05May2009 

<行き方 Access>

(1) ソウル地下鉄水仁線インハデ(仁荷大、K)駅下車、No.5出口前。

(2) ソウル地下鉄1号線ジュアン(朱安、156)駅よりバスNo.511に乗車し、インハデ(仁荷大)下車。正門まで徒歩3分程度。 

<解説General> 

(1) 仁川にある、2017年には全国8位となった総合大学。キャンパス敷地内の5ヶ所に航空機が展示されている。見学に際しては事前に許可を受けるのが建前だが、近所の住人もキャンパス内を自由に散歩している。問題を起こさない範囲で自由に入れると言い切ってもよいだろう。休日でも大学には研究者が通うので校門は開いている。ただし現在ではコロナ感染防止対策が取られ、入構に制限が生じている可能性がある。

【展示機と座標 Aircrafts and Locations】 

(1)  DC-3 (HL2002, 37.4490N / 126.6551E) メインストリート近くに置かれている。

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写真1,2 校内メインストリート近くのDC-3。(2009年5月5日撮影)

 

(2)  B-727 (HL7350, 37.4471N / 126.6573E) かつてはJA8331だった機体。訪問時には航空専門学校の校舎脇にあったが、現在では若干移動されているようだ。

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 写真3,4 大学付属の航空専門学校校舎前にあるB-727。(2009年5月5日撮影)

 

(3)  ダグラスC18S (HL2012, 37.4498N / 126.6575E) キャンパス内工学部棟脇に置かれている。機首下の説明板にはC18Sの軍用幕僚輸送型であるC45の名称となっていた。元は海上自衛隊の"6410"(JRB-4 or SNB-5 or SNB-2C, USN29611)だ。

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写真5,6 工学部の校舎脇にあるダグラスC-18S。軍用型のC45というべきかもしれない。元は海上自衛隊機。(2009年5月5日撮影)

 

(4)  実習場 (37.4490N / 126.6584E) 航空学部実習場に機体があるが、フェンスにより仕切られているので全景を撮影することは困難だ。フェンスの隙間から記録写真程度を撮影することができる。

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写真7 実習場の機体。(2009年5月5日撮影)

 

(5)  裏門脇 (37.4503N / 126.6591E) 裏門脇に4機の展示機がある。訪問当時は目の細かいフェンスに囲われており、クリアな機体写真を撮ることは困難だった。現在では展示位置と配置が若干変わっており、撮影条件も変わっている。記録写真程度となることを覚悟した上で訪問しよう。

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写真8 Cessna 337A Skymaster (HL2005)。(2009年5月5日撮影)

 

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写真9 ブラジル空軍から購入して韓国空軍で使用したCessna T-37C (80-932、元T37C-0932)。後ろに見えるヘリコプターはHughes 369A(S/N ?)。(2009年5月5日撮影)

 

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写真10 説明板にL-19とあるが元は韓国軍のO-1A(12527, 51-12527)。その後、民間籍の”HL1037”となったようだ。(2009年5月5日撮影)

 

以上