用廃機ハンターが行く!

アジア各地に転がる用廃機を見に行くためのガイド(?)

【慶尚北道】ユ・チゴン将軍護国紀念館

<編集履歴> 26Jul.2019公開、13May.2022見直し更新(第4回目、写真追加) 

<場所 Place>      ユチゴン(兪致坤)将軍護国紀念館(デグ南西約20km)

https://tour.daegu.go.kr/jpn/attractView.do?BRD_ID=attract&BOARD_IDX=30&IDX=259&seIDX=234&grIDX=221

<座標 Location> 35.6999N, 128.4991E

<訪問日Visit>     03May.2008 and 29Aug.2019

写真1 山の中に突然現れるスペースシャトルのような展示館。(2019年8月29日)

 

<行き方 Access>

(1) デグ地下鉄1号線デゴク(大谷)駅1番出口を出て655番バスに乗車。発車間隔は平日16分、週末21分。国立大邱科学館正門入口の一つ手前で下車(所用1時間20分、1,250ウォン)し、ここから約3.5kmを歩く。流しのタクシーはまず走っていない。

(2) デグ地下鉄1号線デゴク(大谷)駅1番出口を出て600番バスに乗車。ヒョンプン(玄風)ターミナルで下車(所用1時間10分、1,250ウォン)し、ここに常駐するタクシーを利用する。600番バスは15分に一本程度の割合で走っている。

(3) デグ西部市外バスターミナルよりバスでヒョンプンターミナルへ。利用可能な出発時間は0815、1035、1240、1410の4本のみ。所用37分2,400ウォン。

(4) ヒョンプンターミナルからユチゴン将軍護国紀念館までは徒歩約7km。域内バスを使って科学館近傍に近づいても3kmは歩く。

写真2 3機の展示機が並んでいる。(2019年8月29日)

 

<解説General> 

(1) 朝鮮戦争当時最高のパイロットと言われたユチゴン(兪致坤)の生誕地近傍に設けられた紀念館。スペースシャトルのような形状をしており、開館は毎日9時から18時。入場料無料。休館日は特に記載していないが、途中の交通の都合上、春節とチュソクは避けた方が無難だろう。屋外展示機を撮影するのみなら24時間365日いつ訪問しても良い。中にはユチゴンの経歴に関するパネル展示とロケット弾などの展示がある。解説はすべてハングルなので、(ハングルを読めない方は)見学時間を15分程度としておけば十分かと思う。

(2) 地下鉄1号線デゴク駅から600番バスに乗り、ヒョンプンバスターミナルまで行き、ここからタクシーを利用するルートがお薦め。タクシーには30分ほどの見学の間、待ってもらうよう交渉しよう。

(3) 私自身は2008年訪問時にはヒョンプンターミナルから往復タクシー利用した。この時の復路はたまたま通りかかったタクシーを拾えたが、奇跡に近い出来事だと思っている。2019年訪問時には655番バスを利用して大邱科学館の一つ手前のバス停で下車し、ここから歩いて往復した。片道45分であった。

【展示機 Aircrafts】

(1) F-4D (67-577) 駐車場の台座の上に機首を西北西に向けて設置されたF-4D。2012年頃に設置された。機体右側は下がって撮影できるが晴れれば一日中逆光だ。順光となる左側は十分に下がることができず、見上げるような感じでしか撮ることができない。 

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写真3,4 曇天の日が撮影の狙い目だ。(2019年8月29日撮影)

 

(2) F-86F (25-450) 機首を北北東に向けているF-86F。燃料タンクを2本付けただけのシンプルな展示だ。午前10時ごろまでと午後2時ごろからが良い光線条件となる。

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写真5,6 上は紀念館デッキ上から見た正面形、下は少し下がってフルサイズ70mm程度で撮影。(上:2008年5月3日、下:2019年8月29日撮影)

 

(3) T-37C (31-686) こちらもF-86Fと同様に機首を北北東に向けている。

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写真7,8 上は紀念館デッキ上から撮影したもの。下は地表から撮影。(上下とも2008年5月3日撮影)

以上