<編集履歴> 28Jul2019公開、09May.2022見直し更新(第5回目、写真追加)
<場所 Place> 海軍航空歴史館
<座標 Location> 35.9948N, 129.4121E
<訪問日Visit> 28Aug.2019
<行き方 Access>
(1) ポハン市内からポハン空港方面行の市内バスを利用し、海軍歴史館で下車。No.101、101E、200、200E、210、210A、210B、210Eが利用可能。
(2) ポハン市外バスターミナルからNo.200(南西方面行)のバスで約20分。バスは15分間隔で運転。復路はNo.210のバスも利用可能。
(3) ポハン高速バスターミナルからNo.101(南東方面行)のバスで約25分。バスは15分間隔で運転。
(4) KTXポハン駅よりNo.210にて25分程度。ただし2時間に1~3本程度のため、お薦めしない。
<解説General>
(1) 海軍ポハン基地入口脇(海兵団北門)に2013年11月に開館した広報施設。開館時間は0800-1800、年中無休、入場料無料。展示内容は写真とパネルによる活動紹介が主体で模型や実物展示(部品)は少ない。解説はハングルのみ。
(2) 展示機は北を向いて道路脇の屋外展示場に並ぶ。トップライトとなる昼頃までが撮影のチャンスで、午後には基地側の壁の影がかかることがある。
(3) 韓国Daumのサイトで衛星写真を見ると浦項基地・空港エリアは「森林」となっており、海軍航空歴史館も確認することは出来ない。Google Map/Earthにて確認すること。
【展示機 Aircrafts】
(1) F-4D (68-737 / 66-8737, 左インテークには667715と記載) 垂直尾翼には68-737と記載されているが、これは66-8737のことで1987年12月に韓国空軍に引渡された。一方、インテイク左側には667715のナンバーが記されている。66-7715は1988年4月に引き渡された機体だ。展示に際して垂直尾翼かインテイク部分を交換したか、2015年1月18日以前に現地に搬入された後、訪問時までの間に再塗装されたときに、参照する番号を間違えて記載したものと思われる。なお搬入後しばらくの間は機体右側のコクピット見学用の台は設置されていなかった。コクピット内は良好に残されているが、キャノピーの汚れがひどく、写真を撮影しても計器の判読は難しい。ガンポッド付、アレスターフックダウンの姿で展示されている。
写真1 F-4Dを反対側のバス停より70-200㎜にて撮影。(2019年8月28日撮影)
(2) S-2E (2834) 翼下にロケット弾ポッドを装着している。
写真2 翼下にロケット弾ポッドを装着したS-2E。(2019年8月28日撮影)
(3) U-6 (824) 陸軍のU-6は韓国内各地に数機が展示されているが海軍機の展示は一般に見られる場所では恐らくここだけだ。
写真3 韓国海軍のU-6展示機は珍しい。(2019年8月28日撮影)
(4) O-1 (776) 韓国陸海空三軍ではそれぞれがO-1連絡・観測機を使用してたが、海軍の機体はやや珍しい。
写真4 韓国海軍のO-1はやはり珍しい部類に入る。(2019年8月28日撮影)
(5) アルエットIII (770302) 機首レーダー、ロケット弾ポッド装着。
写真5 ロケット弾ポッドを装着したアルエットIII。(2019年8月28日撮影)
(6) OH-58B (73-0102)
写真6 テイルブームに書かれたハングル文字は「海軍」だ。(2019年8月28日撮影)
(7) UAV SHADOW 400 (401)
写真7 SHADOW 400。(2019年8月28日撮影)
以上