<編集履歴> 22Mar.2019公開、26Feb.2023見直し更新(第3回目、見直し実施)
<場所 Place> HCM市中心部の戦争証跡博物館 (Bao Tang Chung Tich Chien Tranh)
<座標Location> 10.7792N, 106.6923E
<訪問日 Visit> 27Jul.1997, 01Nov.2014 and 08Oct.2016
<行き方 Access>
(1) 市内中心部にあり、徒歩、バス、タクシーなどどんな手段でも行ける。
<解説General>
(1) HCM市内中心部にある有名な観光名所。博物館展示の目玉として奇形胎児のホルマリン漬標本があるけれど、写真やパネル展示が大部分を占める。ネットによる情報が得られやすくなった現在では存在意義が問われるような内容だ。開館時間は0730~1200、1330~1700。昼休みには一度閉門され、敷地からは追い出される。
(2) 敷地にある展示機はいずれも元南ベトナム空軍機。統一後にベトナム空軍で使用されていた時期があったかもしれないが、そこまでは調べていない。現在では観光用に米軍国籍マークにしたうえで何度も塗り直されており、オリジナリティは完全に失われている。機体は接近して配置してあり、また観光客が非常に多いので人を入れずに機体を撮るのは困難だ。機体撮影目当てなら朝の開門直後か昼休み後の開門直後を狙うとよいだろう。個人的には収容所の実物大ジオラマやギロチンなどの展示物の方が興味深い。
【展示機 Aircrafts】
(1) F-5A (66-9170) 元イラン空軍の"172"号機。
写真1 F-5A。人が入らない瞬間を狙うのは至難のワザ。(2016年10月8日15時45分ごろ撮影)
(2) A-37B (70-1285) 南ベトナム空軍の"287"号機。ノーズに"09"と記載していた時期もある。
写真2 A-37B。(2014年11月1日14時30分ごろ撮影)
(3) A-1H (Bu.139674)
写真3 ダグラスA-1H。(2016年10月8日16時ごろ撮影)
(4) U-17B (71-1448) 元南ベトナム空軍の"759"号機。
写真4 U-17。(2014年11月1日14時30分ごろ撮影)
(5) UH-1H (69-15753, cn.12041) テイルブームはcn."15125"のものとされる。
写真5 再塗装されたばかりのUH-1Hだが、2年後に再訪したところ、かなり退色していた。(2014年11月1日14時15分ごろ撮影)
(6) CH-47A (66-0086) 隣にM41戦車が置かれているため右側面は撮りづらい。左側面も下がることができないので撮りづらい。
写真6-1, 6-2 撮りづらいCH-47A。(2014年11月1日14時30分ごろ撮影)
【その他】
(1) M41戦車 CH47Aの隣に置かれている。
写真7 M41戦車。(2014年11月1日14時15分ごろ撮影)
以上