用廃機ハンターが行く!

アジア各地に転がる用廃機を見に行くためのガイド(?)

【HCM市】南部空軍博物館

<編集履歴> 21Mar.2019公開、31Jan.2022見直し更新(第2回目、体裁見直し写真追加) 

<場所 Place>        タンソンニャット空港南西脇

<座標Location>       10.8050N, 106.6609E

<訪問日 Visit> 01Nov.2014, 03Nov. 2014, 11Apr. 2015 and 08Oct. 2016.

<行き方 Access>

(1) タンソンニャット空港国際線ターミナルから1.8km。徒歩約30分。

(2) 市内からは空港行あるいは空港近郊を通過するバスを利用。バス通りで下車し、歩く。下車した場所次第だが、最短で5分程度。   

<解説General> 

(1) 空港脇の博物館。空港到着後、徒歩で行ける。バスを利用する場合、周囲に目印となるものはないので地図を確認しながら現地に向かう。昼休みには建物内は閉じられるが敷地のゲートは開いているので屋外展示機は撮影可能。また正門脇のMi-24と道路脇のA-37Bは閉館時でも外周から撮影可能だ。(MiG-21は記録写真程度になら撮影できる)

(3) 博物館内は暗く人気もなく、入るには少々勇気が必要。管理人不在のことが多く、勝手に入って見学することが多い。(閉じ込められないように注意すること!)

(4) 入口前に現地の食堂があり、昼食時には賑わっているが13:30には食材が無くなり閉店となる。ここで昼食を摂ろうと考えるなら11時ごろには行こう。繰り返すが”現地の食堂”だ。食後の食器をどのように洗って、次の人に出しているかということを気にするような方が利用するのは難しいかと思う。  

【展示機 Aircrafts】

(1) Mi-8T (7812, c/n. 9732601)

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写真1 植木に隠れるMi-8T。(2015年4月11日撮影)

 

(2) Mi-24A (7403) テイルブームに”7403”と記されているが、これは偽番号。だが、本当のS/Nは分かっていない。

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写真2 昼食時には機体の周りには食堂を利用する人のバイクが並ぶ。(2014年11月3日撮影)

 

(3) MiG-21PFM (4326) ”4326”は偽のS/Nと言われているが本当のS/Nは不明だ。

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写真3 植木に囲まれたMiG-21PFM。(2015年4月11日撮影)

 

(4) A-37B (67-22486) かつては”3720”と書かれていたが2014年以降の訪問時には垂直尾翼に"0475"と書かれていた。

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写真 垂直尾翼に”0475”と書かれたA-37B。(上:2014年11月1日撮影、下:2015年4月11日撮影)

 

(5) F-5A (7579)

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写真 F-5A。(上:2015年4月11日撮影、下:2016年10月8日撮影)

 

(6) U-17B (71-1042) かつては”7621”という数字が描かれていたようだが、2014年以降に訪問した際には垂直尾翼に”764”と書かれていた。

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写真 U-17B。(2014年11月1日撮影)

 

(7) UH-1H (70-15740) テイルブームには”0372”と書かれていたが、2014年の訪問時にはすでに消えかけていた。本当のS/Nは”70-15740”とされている。

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写真 UH-1H。(2015年4月11日撮影)

 

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写真 博物館内に飾られているかなり大きな絵。(2015年4月11日撮影)

以上