用廃機ハンターが行く!

アジア各地に転がる用廃機を見に行くためのガイド(?)

【茨城県】茨城空港公園のファントム

<場所 Place> 〒311-3416 茨城県小美玉市与沢1601-55、茨城空港の脇

空港HPのURL: http://www.ibaraki-airport.net/

<座標 Location>  36.1764N, 140.4068E

<訪問日Visit> 09Nov.2020ほか

<行き方 Access> 

(1) JR石岡駅からタクシーで2-30分、5千円くらいか。

(2) JR石岡駅から茨城空港までのバスが1時間に1本程度ある。往復で1,000円。

(3) 東京駅から茨城空港までのバスに乗り空港下車。(注:コロナの影響で東京駅からのバスは運休中)

(4) JR水戸駅北口あるいは南口から空港まで1~2時間に一本程度のバスの便あり。片道1,200円程度。

(5) 新千歳空港あるいは神戸空港から空路で1時間チョイ。

<解説General>

(1) 茨城空港脇にある公園(広場)にF-4EJ改とRF-4EJ(限定改修機)が2011年6月29日に設置された。正式に一般公開されたのは7月23日からのようだ。機首を北西に向けて展示されているで、午後に機体左側面を順光で撮影可能。機体右側面を順光で撮影するには夏の早朝に訪問すること。空港の駐車場は一年365日、朝5時から夜22時まで開いているので、おそらくはこの時間帯なら近づいて撮影が可能だ(すなわち夜間撮影にも挑戦できる)。駐車料金および展示エリアへの入場料は不要だ。

<機体 Aircraft>

(1)  F-4EJ改 (37-8319)、空自の無償貸付機、第302飛行隊マーク入り。

f:id:Unikun:20201118091334j:plain 

写真1 空港脇に展示されているF-4EJ改。(2020年11月9日撮影)

 

(2)  RF-4EJ (87-6412)、空自の無償貸付機。第501飛行隊マーク入り、インテークベーンに特別マークあり。RF-4EJは戦闘機F-4EJから偵察機に改修された機体で15機が存在した。本機は初期に改修された7機ので「限定改修機(初期改修型)」のうちの1機で、胴体中央に偵察カメラを搭載したTACポッドを取り付て偵察任務を行っていた。RF-4EJには長距離偵察用のカメラポッドや電子偵察ポッドの搭載も可能とした「量産改修機」も8機(試改修機を含む)が存在したが、国内に丸々一機が展示されてる例は本機のみだ(機首部分のみはOldCar Center Kudanにて展示中)。残念ながらカメラの入った偵察ポッドは装着されていない。

 

f:id:Unikun:20201118091455j:plain 

写真2 RF-4EJの全機展示は国内にこの一機しかない。(2020年11月9日撮影)

 

【F-4EJ改とRF-4EJ限定改修機の差異】

 戦闘機型のF-4EJ改とRF-4EJ限定改修機の外見上の違いはおおむね次の通りだ。ジックリと見比べてみよう。

(1) 塗装が異なる。F-4EJ改は全身グレイ塗装。RF-4EJは緑と茶色の迷彩塗装だ。

(2) F-4EJ改の左右主翼端と垂直尾翼先端にはレーダー電波探知用のアンテナ(J/APR-5)の受信機が設けられている。

(3) RF-4Jの垂直尾翼前縁にはHF無線機AN/ARC-190のアンテナが収められているので、F-4EJ改とはパネル形状(リベットで留めた垂直尾翼構成部品の形)が異なっている。模型製作者は必見。

4) 垂直尾翼ラダーの後端下部、燃料放出ベントの下のドラッグシュート格納部の形状が異なっている。

 

【余談】

茨城空港イコール百里基地でもあり、周辺には戦闘機を見られるスポットが点在する。撮影場所のガイドは多くのサイトに存在するので、用廃機を主体とする本Blogでは当面は取り上げないことにする。また基地内の雄飛園の展示機はゲートで申請すれば、容易に見学が可能なので、空港訪問と同時に訪れるようにするとよいだろう(別稿参照)。

 

以上

<編集履歴>

18Nov.2020 公開

19Oct.2021 見直し更新(第1回目、レイアウト見直し、空自の無償貸付機であることを追記)