用廃機ハンターが行く!

アジア各地に転がる用廃機を見に行くためのガイド(?)

【撮影ガイド】RTAF Chiang Mai基地

<編集履歴> 14Dec.2019公開、03Jan.2022見直し更新(第3回目、情報と写真追加) 

 

タイ北部の都市チェンマイの空港は軍民共用空港だ。基地ゲートはチェンマイ国際空港のターミナルから徒歩5分。ここでも他の基地と同様に1月第二土曜日の「(タイの)子供の日」には一般公開される。その様子を紹介しよう。

(訪問日:2002年1月12日および2017年1月14日)

【基地内展示機】

  基地内にはF-86F、OV-10C、C-123が展示されている。2017年に現地を訪問した後に北口ゲート付近にT-28らしき機体が出現しているが、こちらについては未確認だ。

(1) F-86F (4345 /50-5032, 18.7723N / 98.9695E) このF-86Fはゲート脇の「基地内」にあって道路からでも撮影できるのだが、じっくりカメラを構えると注意される。歩きながらスナップ程度に撮るとよいだろう。もちろん「子供の日」は撮り放題なので、この時を狙って行けば問題はないのだが、開放時間外になるとやはり注意されるというグレーな位置づけにある。午前と午後で光の当たる向きが変わるため、朝一番と帰り際の撮影を忘れないようにしよう。

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写真1,2 燃料タンク、ロケット弾、爆弾とフル装備で展示されているF-86F。平日に道路から撮影しようとすると注意される。(2017年1月14日撮影)

 

(2) OV-10C (41109, Bu.158400, 18.7726N / 98.9695E) 2012年に撮影された写真を見ると垂直尾翼に"158404"の数字が書かれていたがBu.158400(タイ空軍のB.J5-5/14)が本来のS/Nとされている。タイ空軍S/Nを「B.J5-5/1”5”」としていたり、以前に書かれていたNo.を「15"9"404」としているサイトや文献もある。Bu.158400の根拠も「Bu.158404は他の場所にあったから」という理由のようであり、実機確認結果ではなく「状況証拠」のようだ。決定的な「証拠」を見つけられた方がおられましたら一報いただければ幸いです。機体はF-86Fの後方に置かれており、道路から見えるものの撮影はできない。このため子供の日の公開時が唯一の撮影機会だ。

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写真3,4 F-86Fの後方にあるOV-10C。一般公開時のみ撮影可能だ。(2017年1月14日撮影)

 

(3) C-123B (55-4570, L4k-13/18, 18.7726N / 98.9674E)  コクピットを覗くと計器盤脇に”55-4570”のプレートが2枚、正副操縦士席の前あたりに残っている。以前は機体に”4113”と書かれていたが今は消されている。

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写真5,6 地上展示エリア近くにあるC-123。どちらかというと午後の方が光線具合が良いが、左側はいつ行っても木の陰が機体にかかる。(2017年1月14日撮影)

 

(4) AT-28D (0-13578, 22101, 18.7866N /  98.9626E)  51-3578(タイ空軍JF13-97/13)が本当のS/Nのようだ。訪問時には本機の存在を忘れており、基地北端までは行っていない。このため写真は無い。

 

子供の日のオープンハウス】

(1) 毎年1月第二土曜日「子供の日」に一般公開される。

(2) 機体の地上展示エリアは18.7723N, 98.9658Eを中心とした狭いエリアだ。展示機数は所属機とTango Squadronの機体で合計4~5機程度。当たり年ならば外来機としてF-16グリペンが展示されるが、外れればPC-9一機のみという年もある。皆様の訪問時の幸運をお祈りしております…。

(3) エアショーも上記エリアからの見学となる。2017年訪問時はL-39とUH-1HによるCSARデモが午前と午後の各一回行われた。タキシングするL-39が200㎜程度、離陸するA-320が200-300㎜程度だ。R/W18-36なので午後は逆光となる。

(4) Chiang Maiといえば動態保存機協会、通称”Tango Squadron"があることで有名だが、そのハンガーエリアは金網で仕切られており、一般公開はされない。私自身はそのことを確認するためにチェンマイを訪問したようなものだ。基地内の道路より金網越しに数機の残骸が確認できる。周囲には誰もいないので、子供の日の公開当日に訪問するのであれば、事前に現地とコンタクトをとってエスコートしてもらう必要がある。

(5) 地上展示会場からTangoSqudronのハンガーを経て北口までは歩いて行けるが、滑走路方面には金網があり撮影禁止の札がかかっている。タキシングするL-39クラスで200-300㎜程度だが、展示会場以外での撮影は控えた方が無難だ。

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写真7,8,9 地上展示機は通常ロープなしで触り放題だがデモフライト後に会場までやってきた機体はロープ際に展示された。タキシングするA320は100㎜程度で撮影できる。(2017年1月14日撮影)

 

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写真10,11 Tango Squadronの機体は基地内道路から金網越しに一部を見ることができる。(2017年1月14日13時30分ごろ撮影)

 

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写真12 会場はR/W18-36の東側にある。このため滑走路側は11時ごろからトップライト、13時には逆光となる。A320クラスならこのショットでフルサイズ170mmくらい。真横で70mm程度か。(2017年1月14日15時30分ごろ撮影)

 

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写真13 プロペラ機やA320の大半は滑走路から目の前のタキシーウエイを使ってエプロンに向かう。正面気味のショットを得られるが、会場の位置が若干北側にあるので、機体は早朝の一部の便を除き逆光でしか撮れない。(2017年1月14日15時30分ごろ撮影)

 

【空港南端】

 空港南端付近の道路脇から撮影することができるというが、私自身は行ったことがない。

以上