用廃機ハンターが行く!

アジア各地に転がる用廃機を見に行くためのガイド(?)

【山口県】空自 防府南基地

<編集履歴> 08May.2021公開、09May.2021見直し更新(第1回目、F-1展示機のS/N修正、F-86F写真追加)

 

<場所 Place> 〒747-8555 山口県防府市田島無番地

防府南基地・航空教育隊 公式サイト | [JASDF]航空自衛隊

<座標 Location>  34.0217N, 131.5434E 

<訪問日Visit> 未訪問

<行き方 Access> 

JR山陽本線防府駅南口より次の交通手段で行く;

(1) 南口⑤より防長バス中浦」行き(堀口通又は市役所経由)で約25分、「南基地前」で下車。運行頻度は1~2時間に1本程度。

(2) タクシーで約20分

(3) 正門までは道なりに最短で約5.7km、徒歩で約1時間半。

※基地祭時にはシャトルバスが運行される・・・のかな? 

<解説General>

(1) 航空自衛隊入隊者の初期教育基地で滑走路は無く事務棟のみの基地だ。正門脇に5機の用廃展示機がある。例年6~10月の間、通常は北基地航空祭(日曜日)の前日土曜日に公開イベントを開催している(2020年度はコロナのため中止、2021年度は未定)。

(2) 少し離れた所に防府北基地があり、こちらにも展示機がある。南基地正門から北基地正門まで道なりに約1.3kmだ。詳細は防府北基地の記事に記載する。

 

【展示機 Dislayed aircrafts】(記載した日付は原則としてヒコーキ雲さん掲載文書より)

1. T-34A (61-0391) 1980年1月7日に新田原基地で用廃となった機体。

2. F-86D (84-8127) 1968年10月01日に用廃となり、福江島で展示されたのちに防府南基地に展示された。2001年7月22日の公開時には存在していた。

3. F-86F-30 (52-7403) 1959年8月26日に用廃となり、各地で展示されたのちに防府南基地に展示された。2005年5月29日の公開時には存在していた。主翼に境界層板のついた国内では珍しい-30型だ。

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写真1 防府南基地にあるF-86F-30。写真左端に主翼上の境界層板が少しだけ見える。(大路 聡 氏撮影)

 

4. F-104J (46-8636) 1984年5月30日に用廃となり、その後に展示された。

5. F-1 (50-8270) 2006年3月9日、第6飛行隊で実施したF-1ラストフライトに参加した6機のうちの1機。このため2006年2月3日取得のGE-Pro画像には存在していないが2008年公開時には展示されていた。 

 

【余談】

 私自身は防府南基地を訪れたことがない。本Blog「用廃機ハンターが行く!」を立ち上げ、2020年には防府北基地の展示機も合わせて撮影してこようと思ったところでコロナの影響で全て流れてしまった。コロナが落ち着き、基地公開が再開されたら真っ先に訪問したい場所の一つである。

以上