<編集履歴> 12Jan.2026公開、13Jan.2026見直し更新(第1回目、見直し実施)
<概要>
(1) RTAF Phitsanulok基地(以後、PHSと略す) はバンコクドンムアン空港の北、約320kmに位置している。本記事最終版の時点ではタイ空軍3rd Air Division/46th Wing, 461sqn.が置かれており、DC-3/C-47をターボプロップ化したBT-67のみが7機程度配備されている。基地内に4機、周辺には14機ほどの展示機がある。
(2) 滑走路は14/32。1月第二土曜日「ワンデック(タイの子どもの日)」では北西部エプロン地区のうち、大型格納庫の前あたりのエリア(エプロン地区全体の1/3程度)およびその北側の非舗装エリア(屋台エリアとなる)が一般公開エリアとなる。このため滑走路方向を向いた際に午前中は逆光、午後は順光となる。公開日には基地内にある4機の用廃展示を見ることができる。
・2026年1月10日の一般公開日の様子やアクセス情報/撮影ガイドなどは別記事を参照願います。
RTAF Phitsanuok基地公開2026(記録) - 用廃機ハンターが行く!
<基地へのアクセス>
(1) 基地北東部のT-28D/Nomadのあるゲートが正門となる。 空港からはタクシーでグルリと時計回りに回って行くことになる。ゲートまで約6kmだ。
(2) PitsanuloK駅からT-28D/Nomadのある北門ゲートまでは約2km。
(3) 基地公開時のアクセスおよび退出方法については別記事を参照願います。
RTAF Phitsanuok基地公開2026(記録) - 用廃機ハンターが行く!
【基地内展示の用廃機】
(1) T-28D (112/15, 802, 16.7959N / 100.2735E)

写真1 基地北部ゲートのフェンス脇に置かれているT-28D。(2026年1月10日撮影)
(2) GAF Nomad N22B (46125, 16.7959N / 100.2724E)
2021年12月14日から2022年1月13日の間に先代ゲートガードであるT-33Aを置換して新たに設置された。なお、こちらから撤去されたT-33Aは、基地南西部にあるカフェ(後述)の一角(16.7755N / 100.2744E)に移設された

写真2 基地正門脇のNomad。(2026年1月10日撮影)
(3) GAF Nomad N22B (46111, 16.7850N / 100.2736E)

写真3 基地内エプロンに入る前のゲート脇にあるNomad。(2026年1月10日撮影)
(4) AC-47B (RTAF152, 16.7885N / 100.2704E)

写真4 機体左側には機銃があるAC-47。(2026年1月10日撮影)
【タップファー カフェทัพฟ้า คาเฟ่の展示機】
(1) 空港玄関口から道なりに約850m、基地の南西門前にあるカフェの周辺に10機の展示機と4機分の残骸が転がっている。カフェではドリンク類のほか、軽食も摂ることができる。空港内にはマトモな食事を摂れる場所が無い(1日に7便しかないのでコンビニすら存在しない)ので、時間調整として立ち寄ると良いだろう。空港からは徒歩約11分で行ける。ちなみにドリンクは30~80B程度、軽食は60(炒飯)~150B(ポークステーキ)程度。街中より幾分高めかなという程度だけど、ドンムアン空港のフードコートよりかははるかに安い。そんな値段設定だ。なお、英語のメニューは無いので、スマホに翻訳アプリを入れておき、メニューを写して日本語に訳そう。
(2) 2013年頃からコロナ禍となる2019年頃までの数年間、ここにはGAF Nomadを集めて機内に泊まれるようにした"Nomad Homstay"という宿泊施設があった。おそらくは企画し、機体を設置したまでは良かったが、その後のコロナ禍で客足が途絶えたのだろう。2026年1月の訪問時には2機が台座の上に据え付けた展示機となっており、また1機はカフェ裏手の展示物となっていたものの、残る4機が木陰や草むらで朽ちていた。
(3) コロナ禍の明けた2022年ごろから2024年ごろにかけて、新たに機体を搬入して設置し、新たなカフェ(現在の施設)がオープンしたが、周辺の状況から、もともと("Nomad Homstay"が出来る以前)は基地周りの未活用軍用地だった場所を払い下げたのではないかと考えている。
<住所> 1064, Aranyik, Mueang Phitsanulok District, Phitsanulok 65000 タイ
<訪問日> 2026年01月10日(土)
<展示機>
(1) BT-7 (46152, 16.7738N /100.2759E) 降下訓練用の器材だったのだろうか?左主脚下と尾輪付近をアクチュエーターで支えている(主脚は上げており、尾輪は撤去されている)。アクチュエータによって機体の姿勢を変化させ、機体を傾けた状態でも降下できるように訓練していたのではないだろうか?

写真5 脚は出さずにアクチュエーターで機体を支えている。(2026年1月10日撮影)
(2) T-33A (F11-41/31, 57-0617, 56121 / 70617, cn.1266, 16.7755N / 100.2744E)
元は基地の北ゲート(現在Nomad N22Bのある場所: 16.7959N / 100.2724E)のゲートガードであったが、2021年12月14日から2022年1月13日の間にNomad N22Bと置換された。機体はさらに2022年1月13日から2022年5月15日までの間に現在の場所に移設・設置され、現在に至る。

写真6 元はPHS基地のゲートガードだったT-33A。(2026年1月10日撮影)
(3) PC-9 (B.F.19-20/35, 20, cn.211, 16.7752N / 100.2744E)
GE-Pro画像によると2022年1月13日から2022年5月15日までの間に設置された。

写真7(2026年1月10日撮影)
(4) UH-1H (B.H6-37/18/20336, 72-21608, cn.13307, 16.7752N / 100.2747E)
GE-Pro画像によると2022年1月13日から2022年5月15日までの間に設置された。

写真8(2026年1月10日撮影)
(5) Cessna T-41D (F14-12/11, 60430/8977, cn.R172-0335, 16.7748N / 100.2751E)
GE-Pro画像によると2024年2月9日から2025年10月12日までの間に設置された。

写真9(2026年1月10日撮影)
(6) CT/4A (B.16-022/18, 60443/22, 16.7746N / 100.2752)
GE-Pro画像によると2024年2月9日から2025年10月12日までの間に設置された。

写真10(2026年1月10日撮影)
(7) L-39ZA/ART (KhF1-23/37, 41123 / 265244, 16. 7745N / 100.2747E)
GE-Pro画像によると2024年2月9日から2025年10月12日までの間に設置された。


写真11-1, 11-2(2026年1月10日撮影)
(8) GAF Nomad N22B (46113, 16.7720N / 100.2751E)
ゴルフ場近くの道路脇にあり、低い支柱台座の上で上昇姿勢をとっている。

写真12(2026年1月10日撮影)
(9) GAF Nomad N22B (46114. 16.7749N / 100.2742E) PC-9近くの木陰に放置された機体。左翼端が大きく破損している。


写真13-1, 13-2 コクピットの計器盤に景気は残っておらず、穴だらけ。胴体の床板も朽ちていて、アチラコチラに穴が開いており、歩くのも危険。(2026年1月10日撮影)
(10) GAF Nomad N22B (46116, 16.7721N / 100.2747E)
草むらに放置されている。

写真14(2026年1月10日撮影)
(11) GAF Nomad N22B (46121, 16.7738N / 100.2754E)
カフェ裏庭の展示機。コクピットには計器板の写真が張付けてある。

写真15(2026年1月10日撮影)
(12) GAF Nomad N22B (46124, 16.7726N / 100.2747E) 派手な緑色迷彩塗装で支柱台座の上に展示されている。

写真16(2026年1月10日撮影)
(13) GAF Nomad N22B (46141, 16.7725N / 100.2745E)
木陰にあり、草に埋もれている。機体左主翼後ろの施設はトイレ小屋ではないかと考える。

写真17(2026年1月10日撮影)
(14) GAF Nomad N22B (46145, 16.7730N / 100.2747E)
灰色に塗装され、支柱台座の上に展示されている。

写真18(2026年1月10日撮影)
以上