<編集履歴> 03Jan.2020公開、28Dec.2023見直し更新（第6回目、OH-13S移設）
<場所 Place> バンコク・ドンムアン空港の北約3.8km付近
<訪問日 Visit> 13Jan.2013, 09Jan.2015, 10Jan.2020ほか数回訪問。
<行き方 Access>
(1) ドンムアン空港前から北に向かう市バスに乗って5～10分程度。
<解説General>
(1) ドンムアン空港の北端付近、空港をはさむ２つの道路の合流点にある大きな慰霊塔で周辺には4機が置かれている。慰霊塔および隣接する博物館は入場無料。入場時間は月ー金の午前９時から15時までだが、時間外や休館日でもゲートが開いていることがあり、屋外展示機が撮影可能な場合がある。どうやら平日18時までは2つの道路のショートカット道路として門を開けているようだ。O-1とT-28は中望遠レンズがあれば外周からでもなんとか撮影できるので、時間があれば行ってみよう。
(2) ドンムアン空港前からのバスは複数あり、またバスのタイプによって料金が異なる。National Memorialのタイ語を車掌に見せるか、その先の町の名前である「ランシットRangsit」と言えば、（少し高くなるかもしれないが）料金を言ってくる。理解できなければ20バーツぐらいを渡すとお釣りをくれるはずだ。モタモタしていると通り過ぎてしまうので注意しよう。
(3) ドンムアン空港の滑走路を挟んだ反対側にはタイ空軍博物館やエアクラフトパークがあり、多くの機体が展示されている。これらについては別記事を参照されたい。
【機体と座標Aircrafts and Locations】
(1) O-1E (53116 / 5620, 13.9518N / 100.6200E) 休館日でも歩道橋の階段から撮影することができる。
写真1 外周道路にかかる歩道橋から撮影したO-1E。（2015年1月9日15時45分ごろ撮影）
写真2 敷地内より外周道路（高速道路）を背景に撮影したO-1E。（2013年1月13日13時ごろ撮影）
(2) T-28A (0-53652, 13.9513N / 100.6216E) 道路からでも中望遠レンズで撮影できるが、周囲の樹木が茂ると撮影できなくなる。
写真3 少し下がって中望遠レンズで撮影するといかにもモニュメントらしい絵を撮影できるが、左右に植樹があるので構図は限られる。（2013年1月13日12時45分ごろ撮影）
写真4 ポールの上に飾られたT28A。反対側の道路からも撮影可能。（2015年1月9日16時ごろ撮影）
(3) OH-13S (9182, 13.9525N/100.6215) GE-Pro画像によると2020年3月13日まではモニュメント前(13.9517N/100.6209E)に置いてあったが、2020年4月26日には裏手に移設され、かつキャノピーが黒色塗装化された。この様子はGoogleのStreetViewで確認できる（2023年12月28日確認）。
写真5 モニュメント前に置かれていた頃のOH-13S(Bell47G3)とM41戦車。（2015年1月9日16時ごろ撮影）
写真6 モニュメント前に置かれていた頃のOH-13S(Bell47G3)。（2015年1月9日16時ごろ撮影）
(4) C-123 (S/N ?, 13.9532N, 100.6224E) パホンヨーテン通りを挟んだ反対側の軍事施設内にある機体。塀があるので上半分程度しか見ることができない。
写真7 道路を挟んだ反対側の軍事施設内に上半分だけ見えるC-123。（2015年1月9日16時ごろ撮影）
写真8 写真7の機体は2016年頃に濃いグレー地の迷彩に塗り直された。（2020年1月10日17時45分ごろ撮影）
【その他】
(1) 95式軽戦車（13.9513N/100.6217Eから撤去、移転先不明） 大東亜戦争前にタイに50両程度が輸出され、戦中・戦後を通じて陸軍で使用されたという（詳細は未確認）。車体前（足元）の説明板には 「Type 83, HA-GO」と書かれているので注意。2018年2月6日以降のGE-Pro画像では確認できず、GoogleのStreetViewでも撤去されていることが確認できる。移転先は不明だ。
写真9 現在は撤去された95式軽戦車。足元の説明板には「Type 83, HA-GO」と書かれていた。（2013年1月13日12時45分ごろ撮影）
以上
